昨年の話になってしまいますが、11月28日に「山形市相談支援センター合同会議」なるものを山形市社会福祉協議会主催で開催させていただきました。
地域のなかには、親の認知症やこどもが障がい、さらにそのことが原因で就労ができずに生活が困窮しているなど、多くの問題を抱えている家庭もあります。
このような場合には、ひとつの相談支援機関での問題解決は困難であり、山形市内にある12か所の包括支援センター、6か所の相談支援事業所、16か所の子育て支援センターや市役所、そして社会福祉協議会などが、連携して問題解決にあたることが求められています。
そこで、この会議では、各相談支援センターの役割、機能について理解を深め、情報を共有しながらネットワークを強化し、地域の支援体制を充実させるため、顔の見える合同会議を開催したところです。
参加された方々からは、
- 子育て支援センターの機能と枠割の理解ができ、また、広く門を広げて、包括支援センターと障がい相談支援センター同様にアウトリーチをできるセンターの体制になればより効果が期待できるのではないか
- 少人数のグループ討議でお互いに情報の共有もでき、顔の見える会議でよかった
- 困難ケースをいかに関係機関と連携を取ったらいいか、今後こういった垣根を越えた会議の必要性を感じる
などの、たくさんのご意見をいただきました。
また、この会議の内容を「月刊ほいづん」に掲載していただきました。
まことにありがとうございます!
しかも、巻末の編集後記には
「山形市で社会福祉協議会が中心になって相談支援センター合同会議ができました。これはとても大きなことだと思います。とにかく縦割り、たらいまわしと言われる相談業務。関係機関が互いに顔なじみになったらいろいろな相談を持ちかけ易いでしょう。よくやったと思います、社協さん!」
おほめをいただき、うれしさのあまり、ついつい投稿させていただきました。なにとぞご勘弁ください。
山形市社会福祉協議会で計画を立てた第三次地域福祉活動計画もまもなく2年目にはいります。
まだまだやらなければならないことが山積していますが、住民の皆様が住み慣れた地域で安心して暮らせるように地域福祉の推進に向けて取り組んでまいりますので、今後ともご協力をよろしくお願い申し上げます。
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