山ちゃんのホッ~とする写真館

花や自然を相手に心がホッ~とする写真撮影を楽しんでいます。季節の花や風景を眺め、お茶でも飲みながらひと休みしませんか。

日本シリーズ第二戦を見た。

2013-10-28 | 話題
巨人対楽天日本シリーズ第二戦は楽天が2-1の1点差で勝利し対戦成績を1対1の対とした。
この1点差の1点は、7回2死、走者1塁3塁、打者藤田の二塁への緩いゴロ、藤田はトップスピートのまま一塁へヘッドスライデング、タイミングは完全にアウト、しかし審判はセーフと判定した。
録画ビデオでも、完全にアウトであったが、塁審にセーフと云わせた楽天藤田の気迫が、この第二戦を物語っていた。

試合は、両投手の気迫のこもった熱投に対して、打撃陣の工夫が今一つ、特に目立ったのは巨人の打者の気迫の無さ、工夫の無さだろうか。
まるで、礼儀正しき紳士が試合をしているようでまつたく面白くない。
それとも、楽天田中投手の戦績に恐れ戦いていたのだろうか?気迫が見るものに伝わってこない。
その昔、長嶋は帽子が吹き飛ぶほどの思い切った気迫のこもったスウィングを見せていたが、今の巨人にそんな選手はいるのだろうか?皆紳士ばかり、いやいやそれともこれが王者巨人の風格なのだろうか。

私はほとんど野球は見ない。見てもワールドベースボールクラッシックぐらいで、国の名誉を賭けて戦うあの緊張感が非常に楽しい。選手と一体になれるあの雰囲気が素晴らしい。
監督も選手も死に物狂いで戦うあの緊張感こそ本物の野球であると思っている。

ワールドベースボールの緊張感は、日本シリーズの比ではない。なにせ、国を背負い戦うのだから。
楽天の田中投手以上の投手もいる。
日本シリーズでは、もつと死力を尽くしてほしい。気迫の籠ったプレーをしてほしい。観客を感動させてほしいものだ。



信州、御射鹿池の紅葉

雨の中、黙々と任務を遂行する自衛官の姿に何思う。

2013-10-24 | 日記
台風26号による伊豆大島の被害は残念ながら想像を絶するものとなってしまった。
記憶によれば、50年前にも土石流による大きな被害を受けた経験がありながら、その体験を生かし切れなかったことが残念であり悔しくてならない。
一日も早く、不明の方々が家族のもとに帰れることを願うばかりである。

そして、いつも思うのだけれど、大災害の時に派遣される自衛官や警察そしてレスキュー隊の方々の想像を絶する難作業のことである。東日本大震災での行方不明者の捜索が、現況は解らないがつい最近まで続いていたことは知っている。もう気が遠くなるような難作業である。かける言葉も見つからない。

伊豆大島の今回の救出作業も被害者が埋もれている可能性があり、手作業での想像を絶する難作業であることは容易に想像できる。
ただひたすらに、雨風の中を黙々と任務を遂行する男たちの姿に、「頑張れ」と心から応援の言葉を送りたい。

自衛官、警察、レスキュー隊、そして地元の消防隊も、ことがあれば命がけで任務を遂行しなければならない職業である。使命感に燃えてその仕事についている人たちである。
任務とは云え、国の為、国民の命を守る為、任務遂行に命を懸けているこれらの職業の方々に対する「感謝の心」、「敬いの心」を忘れてはならないと常々思っている。
如何だろう。




天空の手のひらに宝石。ある日の夕景。



希望の日の出

魚が陸に上がる進化に手がかり

2013-10-21 | 日記
昨日は、ボランティア仲間とハイキング、目的地は田園都市線すずかけ台駅前の東京工大である。
ここのJ2棟20階は高台の上の20階であるから、四方の展望が実に素晴らしく一見の価値あり。そして、次は学食の美味しさ安さかな、私は会津なんとか丼を注文、ご飯の上にキャベツが敷き詰められ、その上にトンカツらしきものが乗っかって390円値段も味も実にありがたい。
それよりも何よりも、学食レストランはむせ返るような学生たちの若さと熱気、特に食事時であるから会話が弾んでいるようで、その中に身を置いているだけで実に楽しい。
我が息子よりもはるかに若い学生さんたちの中で、気持ちまで若返るようだ。

そして、本番のシーラカンスの見学、平日12時~17時まで見学ができ、学生さんが親切に解説してくれました。学生さんありがとう。




東工大で遺伝情報を解読中であるが、シーラカンスに手足を作る遺伝子があることが判明。
魚が陸に上がる進化の過程の手がかりに。


アフリカタンザニアから研究用に寄贈されたシーラカンス捕獲時身長170cm体重105K


シーラカンスの親子


シーラカンスは胎生。シーラカンスの卵は体内で栄養をとり孵化し稚魚の姿で生まれてくる。



生きた化石と云われるシーラカンス、不思議な魚です。



伊豆大島の土石流災害に思う。

2013-10-19 | 話題
最近の台風や豪雨の特徴は、従来と違って竜巻が発生したり短時間に物凄い雨が集中することが明確になってきている。
10年に一度の大型台風が来るという予報があり、その後15日夕刻に大雨警報と土砂災害警報が大島町に出されていた。そして、翌16日未明から雨が激しくなり土石流が発生した。
伊豆大島では過去にも、土質が火山灰であることから、度々土石流が発生し大きな被害を出していると聞く。
今回も過去の教訓が生かされなかった。残念でならない。

現段階で誰に責任があるなどと軽々しいことは言えないけど、二つ感じることがある。
今回の災害とは関係なく一般的な話だか、地方での様々な災害に対しての首長の対応が、後手後手になっていることが多く被害を拡大させていると思えてならない。
もちろん、想定外のこともあるが、市民や町民の命に関わることであるから、首長の判断の重さ、責任の重さと覚悟が必要で、まさに命がけの役職であることを自覚すべきだろう。

もう一点は、自分の命を守る行動の原点は自分にあるということを自覚すべきだろう。国から県から町からの避難勧告を待ってから避難するという待ちの姿勢を度々感じてしまう。
高齢者や介護状態の方はもちろん助けが必要であるが、自分の命は自分で守る為の判断力と行動も求められる。
自分自身の命だから、いち早く情報を集め、判断し、いち早く避難する。
結果、何も被害か無くてもそれでいい。




ススキに夕日





明治初年の宿場町風景

2013-10-17 | 風景写真


この写真を見た時に、荒涼たる荒野の中の茅葺の宿場町風景に衝撃を受け、同時に何とも言えない郷愁を感じた。
それは、日本の昔の当たり前の風景だったとは云え、現代人があまり目にしたこともない風景であるとともに、私が現在住んでいる場所から比較的近い所の風景であることからしてとても心惹かれる。

写真の風景は、神奈川県大和市下鶴間の明治四年(1871年)の下鶴間宿の風景(下鶴間ふるさと館の壁面から撮影)です。
現在は、近くを国道246号が走り大変な賑わいですが、僅か140年前がこのような風景であったとは、時代の変化の速さを感じずにはおられません。

宿場町には、旅籠、居酒屋、餅屋、染物屋、質屋等が軒を連ねていたようで、宿場町の中央を走る街道が東海道の脇街道として賑わった「矢倉沢往還」で、と同時に大山詣での信仰の道も重なり賑わったのでしょう。
下鶴間宿には、伝馬制(公用旅行者の為、人馬を常備し次の宿まで送り届ける制度)や徳川将軍の鷹訓練所そして高札場(法令を板札に墨書し、庶民への法令を徹底を図る場)等も置かれ交通の要所であったことが伺えます。



こちらの写真は明治初年、御休み所と大福餅の看板が長閑です。



右手土蔵のある家の跡地に、現在の「下鶴間ふるさと館」が建てられ、宿場町の歴史や黒船伝来の様子等も紹介しています。

捕食の瞬間

2013-10-16 | 野鳥写真
サギの中でも比較的大きなアオサギは河川でよく見かけます。
特に印象的なのが、空中を飛んでいる時の悠然とした姿には貫録と云うか余裕みたいなものを感じさせます。
しかし、野生の現実は厳しいようで、一日中獲物を探し移動する姿は哀れを誘います。

以前に、近くの河川で偶然出会ったアオサギが大きな鮒を捕食した瞬間です。



魚を見つけ狙いを定めています。顔を斜めにしているのは、光線の影響で獲物が見やすい角度を保つているのでしょう。



顔を水に突っ込んだ瞬間。



水中で獲物をくわえたようです。



大きな鮒です。水が滴り落ちています。



ご馳走にあり付けたようです。お疲れさん。

蝶の舞

2013-10-14 | 季節、自然
10月を迎えたと云うのに、各地で観測史上最も遅い真夏日が観測され、今年のあの暑さをなかなか忘れさせてくれません。とは言っても、朝夕の気配などから、今度こそあの暑さとはお別れと願いたいものです。

少し涼しくなり初冬を迎える頃になると恋しくなるのが、各地にある公共施設の温室のあの暖かさです。
中でも毎年のように出かけるのが、多摩動物公園の昆虫館です。
真冬でもTシャツ一枚で蝶の撮影が楽しめます。
以下の様な蝶の乱舞を楽しむことができますよ。



















その場の空気と云う妖怪

2013-10-04 | 日記
「会議のあの時の雰囲気から云ってとても反対できる空気ではなかった。」「あの時の会議の空気では~}
会議とか人が集まる場では、その場に漂う空気感で物事が決まってしまう場合が多い。
反対でもしょうものなら「空気が読めないやつ」などと陰口をたたかれる。

山本七平の「空気」の研究を読んでいたら、この正体不明の妖怪「空気」の説明を先の大戦で出撃し、米軍に撃沈された「戦艦大和」を事例に解説されている。
「戦艦大和」出撃に当たり、海も空も船もそして戦争相手の米国の力も知り尽くした海軍軍人の専門家集団は当時の状況から判断して、大和出撃はありえないと判断したであろうと。
しかし、無謀と分かっていながら出撃を許してしまった。
出撃を許してしまったのが、その時の空気。敗戦濃厚なあの頃の戦艦大和の「特攻出撃」を期待するあの頃の「空気」であつたと。

海軍軍人の意見も、あの頃の「特攻出撃」の空気にのみこまれてしまい出撃、アッという間に米軍戦闘機の集中砲火を浴びて最強と云われた戦艦大和は撃沈、尊い兵士と共に海に沈んだ。

「空気」が読めないやつ。などという身近なことから、一国の命運を決する決定権にまでこの「空気」と云う妖怪が絶対的な力を振るう。怖いなと思う。
選挙でも、一時の空気感で投票し、ある政党を勝たせてしまい国が大きく停滞してしまったこと記憶に新しい。

そして、「あの時の空気が許さなかった。」で片づけてしまい誰も責任を取らない。
空気に責任が取れるはずがない。



激しい廃仏運動で傷だらけの羅漢さん



秋のダリア

2013-10-03 | 季節、自然
秋のダリアがこれから見ごろを迎えますが、今日の東京の気温は(車の温度計では)なんと30度!!
もうすっかり我が家は衣替えしているので、今日の撮影行は汗だく。
強烈な日差しにダリアの花も少し元気がなさそう。





母と子



清楚



秋の日差し


茜空



情熱

募金(寄付)に思う。

2013-10-02 | 日記
ユニセフによるアフリカの子供たちに対する支援呼びかけを見ているとやり切れない思いがする。
飢餓、薬品不足、栄養失調等でアフリカの子供たちが、14秒に一人が死亡しているとの切々たる訴えである。

他にも、インターネットを見ていると、シリア緊急支援、南スーダン飢饉支援と寄付の募集が続く。
国内でも、震災を始め様々な募金が行われています。
寄付の種類も、一回のみから毎月継続して振り込むことを求めているものもある。
相続財産、遺産、香典等の寄付をお願いしているケースもある。

寄付を求める訴えは実に多いのだけれど、いくら集まり、集まった資金がどのように役立つたのか、募金の使い道の報告を目にする機会がない。
寄付をしたお金が、必要としている人々に確実に届いていると信じて寄付をする訳だけれど、中には詐欺的な団体もあると耳にします。

寄付行為の推進を願うのであれば、集まったお金がどのように配分され、どのように役立つたのか?そこまでしっかりと報告しないと、寄付行為は拡大して行かないのではないだろうか。
そんな気がしてならない。




ダリア












そして、父になる。

2013-10-01 | 話題
今話題の映画覗いてみました。

東京で暮らす夫婦と子供一人の恵まれたエリートサラリーマン家庭、そして地方で小さな電気商を営む陽気で人の良さそうな夫婦と子供三人家庭。
この二つの家庭に、ある日突然六年前に出産した病院から、子供を取り違えた可能性かあるとの知らせが入る。

なんと、今育てている両家の長男が、実は我が子ではない。二つの家族の苦悩が続く。
この様な場合、一般的には実の我が子を手元に引き取ることを考えるだろう。
二つの家族も、家族同士の付き合いを始め、子供同士の交流もを深めて、子供を交換することを模索してゆく。

途中長ーい省略

エリートサラリーマン家庭が預かっている子供(電気商の子供だが実は実子)が、このサラリーマン家庭にも慣れパパママと呼び始めたころ、ある日突然この子供(実子)が、電気商の方のパパママ(育ての親のこと)と一緒に暮らしたいと告白する。

この映画、切なく思いテーマです。
そして、最後は父親になる。






コスモス