大腸癌闘病記（今回のＣＴ検査はしんどかった：４回）

　今回（１２月１３日）のＣＴ検査も既に何回も経験している今までのものと同じと思い、大したことは無い
だろうと多寡をくくっていた。ただ前日に食事制限や下剤を飲むこともあり、少しは違うのかと思ってはい
た。まさか肛門から管を挿入し、そこから空気を入れて大腸を膨らませての撮影とは思いもつかなかっ
た。今までは血管に単に造影剤を注入しての撮影であった。まず今回の造影剤は種類が違うのか、顔
が凄く熱くなった。それに加え大腸内への空気注入により、お腹が張っておならが出そうになり、それを
我慢するのに苦労した。さらには大腸内がパンパンになると不快感もしてきた。これは今までに無かった
経験であった。１回当たりの撮影時間は約１０秒間ほどで、その間息を止めていなければならない。この
方法により３Ｄ画像として立体的に表示され、腫瘍の深さ等がはっきりと分るようです。所要時間は色々
な準備等も含め約１時間位と、以前のＣＴ検査と比べるとかなり長かった。
　また、入院受付で聞いたところ、ナースステーションの許可を得れば、パソコンの持込や使用もＯＫだそ
うです。これは有難いですね、１日中テレビ三昧も味気ないです。特に手術までの１週間は点滴以外は
何も無いので、その間今回行けなかった山陰の温泉巡りの資料でも作成しようと思っています。しかし、
これも無事に生還出来たらの話ですね。今回で入院前の全ての検査は終了しました。