おもしろニュース拾遺

 BC級ニュースが織り成す可笑しくも愛しい『人間喜劇』。おもしろうてやがて悲しき・・・

米国の「最も醜い犬」逝く

2005-11-24 17:41:56 | 動物・ロボット・植物
 米国の「最も醜い犬選手権」で3年連続チャンピオンだった雄犬「サム」が逝去。享年14歳。チャイニーズ・クレステッド・ドッグの一種だったという。記事

 ゲーテはどこかで言っています。「種の中で完全な個体はその種を超越する。」
 ちょっと分かりにくいので、ここで数学的帰納法の応用である「すべての人は面白い人である」定理を紹介します。
 今ここに、「ボクはホントにつまらない人間だ」と思っている人たちを集めます。その中で、一番つまらない人(A1さんとしましょう)というのは大変な変わり者ですから、面白い人です。従ってこの集合からA1さんを除きます。残った人たちの中で、また一番つまらない人A2さんを選びます。同じ理由で、A2さんはこの集合から取り除かれます。このようにしてA3,A4.....A(n-1)さんが「おもしろい人」の集合に移動(みなさん「一番」なんですから)します。最後のAnさんは当然平凡ではあり得ません。「面白い人」です。このようにして「つまらない人」は全員「面白い人」であることが分かります。

 サムは「最も醜い犬」ですから「その種を超越」してアイドル視されるようになったわけです。我が家でも「どうしょうもなく不細工で絶対もらい手がない」猫をしょうことなしに飼っています。最初は見るのもイヤだったのですが、最近はもう笑うしかない。だんだん可愛くなってくるのです。

 サムはあと数日で15歳の誕生日だったそうです。でも犬としては長寿でしょう。醜くて「神に嫌われた」のか。しかし今はその魂は醜い肉体を離れて天国で神と共にある。

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1 コメント

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べろ (岡t)
2006-09-06 20:14:36
べろ  べろーん



・・・・・この  アホが!!!
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