翌日、パトリックのガイドで「バ島(イル・ド・バ)」へ行くことになった。
この地方ではちょっと有名な観光地であるが、日本のガイドブックには載っていないので、団体さんがやって来るところではないようだ。
ロスコフと言うピンクの玉ねぎで有名な港町まで車で行って、そこから小さい船に乗って行くのだが、その港はちょっと古い町で、観光地でもあるらしくそう言えば古い石造りの家があったり、観光客向けの観覧自動車が走っていたりした。
ロスコフの古い家
見張りの塔
ロスコフの古い大砲
観覧自動車
この港の海岸もそうだし、ケレンマの海岸もそうだが、大体ブルターニュ地方の海岸は岩だらけで、昔からよく船がが座礁したらしい。
陸にある船
ロスコフの引き潮
岩の多い海岸
ロスコフの海岸
港の桟橋は長く海に突き出ていて、丁度引き潮らしく、その長い桟橋を先端まで歩いて行って船に乗り込んだ。黒い鳥が沢山いたので、聞いてみると鵜であった。
長ーーーい桟橋
鵜
やがて船は目的の島の港に着いた。お腹が減ってきたのでしばらく歩いて行き、海に面した小さいレストランを見つけ、窓際に座った。
そこでブルターニュの名物のクレープやガレットを食べた。
観光地にありながら感じのいいレストランであったし、美味しかった。
ガレット
クレープ
それから島を散策した。
別荘があちこちにあり、中には売りに出ているところもあった。
どの家も壁や窓の扉には綺麗にペンキが塗ってあり、カラフルで明るい感じだった。でも冬には寒いだろうなと思った。
植物園
植物の窓
売り家
貸し家
白い砂の浜辺も植物園もあったし、草原には馬がのんびり草を食べていたりした。
丘の上の教会
イギリスに向かう船
バイキングに壊された古い教会
また船で元の港に帰り、それから家の方向へ車で走り、途中パトリスの知り合いの小さいお城に寄った。そのこの「城主」の子孫がまだそこに住んでいた。
その城の中に入れてもらい見張りの塔などに登らせてもらった。こういうところが、フランスの田舎にはまだあるということを体験した。
古い小さいお城の正面
見張りの塔
見張りの塔から門を見下ろす。
お城の庭園
そして帰宅したが、その晩はこの家での最後のディナーとなるのだ。マルゴが腕をふるってくれた。
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