日記のようなもの

まぁ、ちょっと、落ち着け。

気をとりなおして 「蝿の王」(ウィリアム・ゴールディング)

2005年08月31日 | 感想
失われた日記を再び簡単に・・・。前に書いた内容かけらも覚えてないけど、本の話。
やたらに書いたのに・・・(根に持つ)。

蝿の王はイギリスの寓話で、すごく有名だし評価も高いんだけど、若かりし頃私は心優しい人間だったので、粗筋で敬遠していたものです。最近思い出して借りに行ってきました。

少年たちの漂流した無人島での暮らしで、はじめは上手く暮らしていたのが、だんだんと狂気に取り付かれるというか、文明人らしさを忘れていくというお話です。

そもそも私は、「15少年漂流記」「ロビンソン漂流記」といった、文明人が無人島で自給自足をするといった設定が大好きで、憧れすら持ちます。
でも、憧れをもったりできたのは、彼らが文明人であり続けたからだろうとこの話を読んで感じました。上の2作が非現実的っていうわけじゃないんだけど、はじめは、文明人であった少年たちが、だんだん獣性を剥き出しにしていく推移とかが結構しっくりとくる感じでした。大人ですらよっぽどの「自分」を持っていなければああなるんだろうな。
ただもう少し書いてほしかったなというのは、主人公と表裏だった少年の心理描写かな。狩の興奮・余韻みたいなものから結局は人を殺し、文明人であることを忘れてしまった少年の心理描写がほしかった。
誇り高いイギリス少年でありたい自分と、何もかも放棄して獣を狩り楽になりたい自分との葛藤は主人公だけあってよくかかれてたんだけどね。

なんだろう・・・

2005年08月26日 | 日記
別に忙しくない筈のに
決める事が次から次からやってきて
優柔不断な私に対処しきれなくなってきた・・・。

こういう時にバシバシ決められる人が羨ましい。
どうしよう××に聞かなきゃ、とか、どうしようこっちでいいのかな
とか、右往左往してる。

今日は、あんまりどうしようどうしよう言ってたせいか、
とうとう、「どうしようって言いなさんなっ。」と切れられるしまつ・・・。

言われた瞬間はかなりむっとしたけど、
今、冷静に考えてみると、うろうろしながら繰り返し「どうしよう」と言ってたら、そりゃうざいよな

この日記の「どうしよう」使用度は7回でした。

帰宅ー

2005年08月12日 | 日記
今日から結構PC触れなくなるなぁ。
眠いー。
今から明日の出発用意してきます。



意味なし投稿

姉妹

2005年08月09日 | 日記
妹と二人で買い物に。
妹が服を買ったんだけど、私がお金出したんですよ。
そしたら店員が怪訝な目を。。。

「姉妹(きょうだい)なんです~。」

ということで、納得&スマイルに戻ったんだけど、そんなに似てないかなぁ。
そもそも年の(6つ)離れた二人が買い物ってシチュエーション、
社会人だったら有り得るけど、高校生とか若い子の間ではそうそうないんじゃないか?

似てないと言われるのは悲しいと思う今日この頃。



(ちなみにどう思われていたのかは推測の域をでません。始めから姉妹と思ってくれてたのかもだし、怪訝な目も思い込みの可能性はけして無視できないので、あしからず。)

20世紀少年

2005年08月08日 | 感想
浦沢さんが描く漫画って本当にすごい。
なーんか欲しくなってきてしまったので金がないにもかかわらず、
全巻衝動買いしそうな勢いだよ。

もう一回全部読み直したいなぁ。

しあわせは子猫のかたち(表題失踪HOLIDAYじゃない方)

2005年08月07日 | 感想
最近研究室で、「幽霊はいるか」について話した時、ちょうど読み終わってたのを思い出したのでちょっと紹介。
乙一さんといえば、前に書いてた「GOTH」の作者ですね。
「失踪HORYDAY」には2話入っていて、幽霊と関係あるのは「しあわせは子猫のかたち」の方。
次回表題作にについてもちょっと書きたいな。

以下ネタバレちょっと有り



これも一応殺人事件というのは起こるんだけど、そこはあまり重要じゃなく、
あるアパートでの幽霊と人の同居生活って感じかな。
私は幽霊話と聞くと、住人はそれに怯えながらも理由があって出ていけないという、恐怖に基づくような話を想像しちゃうけど、これは全然そんな事ない。
声とかは聞こえないし、触れもしないけど、静かなコミュニケーションが存在する暖かな共同生活の話。

私は、幽霊の存在は信じているけれど、TVでやってる幽霊を見たとか、会話できるとか言うのを信じることはあまりない。
今は想像しかできないから、見えないものの存在として怖いものという捕らえ方しかできないから、見れなくてよかったって思っちゃうし、見えたら辛いんじゃないかって思っちゃうけど、
今回の話が実話なら面白いのにとも思う。

一人で偶然のように体験して、将来、こんな優しい経験をしましたって、こっそり書いたりすることができたら幸せだな。

私信<以前無理やりGOTHを読ませられたK滝さん。
乙一作品気にいってたら是非貸すから!
今回は血なまぐさくないよ(笑