RC-Zでの家づくり

北海道生まれの「RC-Zの家」を徳島で建てることになりました。家づくりの参考にしてもらえるとうれしいです。

Q値の算出

2006年10月23日 04時47分28秒 | 生じた問題/疑問
以前Q値の算出を打診したところ,外注で約9万円かかるということで断念しました。そこでQ値の算出方法についていろいろネットで調べたところココのページがとても具体的にわかりやすく解説されており,またココ(←クリックするとエクセルシートがダウンロードされます)のエクセルシートがすごく使いやすかったので自分で算出してみようと思いました。

いきなりHIRA家の壁面積など計算するのは大変なので,練習のため計算しやすい家を想定してそのQ値を算出することにしました。想定するのは以下の家です。

内側の寸法が6m×6mの大きさの総2階の建物(室内高さは2.6m)
窓は1m×2mの窓が各壁(東西南北)に1つずつ。1F,2Fあわせて8つ。
床下は考慮せず。
窓,玄関,断熱材の厚さはHIRA家の物と同じとする。

この条件で計算してみたのが以下の表です。




なお使用した熱貫流係数は以下の方法で算出しています。玄関と窓はカタログ値を記載しました。



この想定ハウスは窓の面積も少なく総2階のため,Q値はいい値がでると思っていましたが予想外に低い値(2.23W/m² K)がでました。開口部は最高クラスの断熱性能のものを使用し,屋根も標準仕様から断熱強化しているにも関わらずII 地域基準(1.9W/m² K)にも到達せずようやくIII 地域基準(2.4W/m² K)をクリアするレベルです。ちなみにブリーズハウジングでの標準仕様(玄関はK3仕様,ガラスはペアガラス,天井断熱の強化無し)でのQ値は2.67W/m² Kでした。ロングホームのモデルプランではQ値1.56W/m² Kがでているそうですがいったいどのような仕様なのでしょうか。謎です。

(注:基本的なところで間違えている可能性があります。気付いた方ぜひコメントでご指導下さい)






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