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モダニズムだけじゃない建築ブログ

頑張れ!中銀カプセルタワー

2006年01月09日 00時00分46秒 | 建築
 「諦めたらそこで終わり」間違って借りたDVDのドラマでの主人公のセリフだ。いつも努力が報われるとは限らないが、建築の保存の問題も、世の中の様々な問題も、みな同じだ。諦めたら終わり。
 写真は、札幌にある黒川紀章氏の「札幌大同生命ビル」である。昨日の記事にも書いたが、同じ黒川氏のメタボリズムの傑作「中銀カプセルタワー」に解体の影が忍び寄っている。メタボリズム“新陳代謝”の概念を表した建築なのであるから、それを実践したところを見てみたいと強く思う。この「札幌大同生命ビル」も建築後30年が経過した。ビルを緑化することを先取りした建築である。こちらは解体などの話は無いが、これらチャレンジした建築を残すことを諦めたくない。
「札幌大同生命ビル」
設計者:黒川紀章 竣工:1975年 札幌市中央区北3条西3丁目-1


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