Winding Road

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【ラグビー】日本選手権準決勝 東芝府中×早稲田

2006-02-19 | ラグビー
この試合のチケットは、昨日の夜に前売りで買ったんですが、その時点で自由席以外が完売していたので、ちょっとビックリでした。
会場に到着するとMS杯の時よりも観客が多いと感じたのは言うまでもありませんが、今日の秩父宮は会場全体が活気に満ちている雰囲気でした。それもこれも早稲田が先週トヨタを下して、東芝府中との対戦にこぎつけたからこそ溢れ出る期待感なんだろうというのは、容易に察しがつきました。しかし満員のスタンドを見て、プロよりも学生の方が世間の注目を受けたり、集客力を持っている事には疑問を感じ、頂点であるプロリーグこそ最も華やかであるべきじゃないのかと思ったりもしました。

かく言う自分は判官贔屓な会場の雰囲気に乗っかりたくない気持ちと、また今年だけで、既に2試合東芝府中の試合を観ていることで、少しは東芝府中に愛着が湧いていたので、会場前のテントで配布していたフラッグを振りながら、東芝府中を応援していました。

試合中も早稲田が攻め込めば大いに客席が沸きあがり、チャンスになればワセダコールが起こる。何だか異様な熱気のようなものを感じました。しかし試合の方は、パワー・体力など自力の面では一枚も二枚も上手の東芝府中の前には、さすがの早稲田も歯が立たず。前半に関しては、よく持ち堪えていたと思います。前半終了時に12-0は早稲田側の視点から見れば上出来ではないでしょうか。しかし、後半に入ると耐える力も限界を超えてしまったのか、次々にトライを許し、気付いた時には一方的な点差に。更に東芝は試合終盤にバツベイを投入して、しっかり試合を終わらせました。この辺はさすがは王者だなという感じがしました。

試合後はスタンド全体から早稲田に対する惜しみない拍手と声援が送られていました。圧倒的な力差の中で、彼らは逃げる事無く真っ向からぶつかったと思います。その勇気は素晴しかった。




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