声なきに聴き 形なきに視る・・目をとじれば 耳をすませば・・  ~孤掌難鳴~人の振り見て我が振り直せ・・日々雑感

・・月に叢雲花に風~面白き こともなき世を 面白く~くわ しげお・桒 茂夫~万葉集・ブラック心理術?~人たらし????

「一曰 以和為貴。無忤為宗。人皆有竇。亦小達者。是以或不順君父。乍違干隣里。然上和下睦。諧於論事。則事理通。何事不成。」 17条の憲法

2017年07月24日 | 人の振り見て我が振り直せ・・温故知新・歴史・人から学ぶ 昔の人は偉かった

4/27(月)「卯月3日」 三日月 大潮 聖徳太子 憲法十七条を制定する。

 2009年4月27日の書き込みです。もう10年前です。
聖徳太子を読んでいたんですねえ。

今、また、枕本として、聖徳太子を読んでいます。当然、17条の憲法もです。
 この17条の憲法は、官吏(公務員)の心がまえを書いたものですが、議員も同じように努めるべきでしょう。
 しかし、どの時代も同じですが、政の中枢を担うものは「私心」を棄てることが難しいんでしょうねえ。このことも第5条に書かれています(五曰 絶饗棄欲)。
 でも、欲のない人はいない。どうしても饗貪、金欲・・打球を奢ってもらったりしたいんだねえ(愚生も)。それを棄てないと官吏や為政者には向かないんです。が、今はそうでなければ、政治屋を家業にすることはできないんですね????

第一条 「和を以って貴しと為し・・」ということは知っている人は多いと思います。でも、それだけではないんですねえ。
 「一曰 以和為貴。無忤為宗。人皆有竇。亦小達者。是以或不順君父。乍違干隣里。然上和下睦。諧於論事。則事理通。何事不成。」

和をなによりも大切にし、いさかいをおこさぬことを基本としなさい。人はみなグループをつくりたがり、悟りきった人格者は少ない。だから、君主や父親のいうことに従わなかったり、近隣のひとたちともうまくいかない。しかし、上のものも下のものも協調の気持ちをもって議論するなら、おのずとものごとの道理にかない、どんなことも成就するもんだ。
 「この時代は、天皇親政で悪い君主や悪い父親はいなかった。ただ、政を担う豪族には悪がおったんだ。当時の豪族はのちの摂政・関白や武士、政治屋ら」

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