4/27(月)「卯月3日」 三日月 大潮 聖徳太子 憲法十七条を制定する。
2009年4月27日の書き込みです。もう10年前です。
聖徳太子を読んでいたんですねえ。
今、また、枕本として、聖徳太子を読んでいます。当然、17条の憲法もです。
この17条の憲法は、官吏(公務員)の心がまえを書いたものですが、議員も同じように努めるべきでしょう。
しかし、どの時代も同じですが、政の中枢を担うものは「私心」を棄てることが難しいんでしょうねえ。このことも第5条に書かれています(五曰 絶饗棄欲)。
でも、欲のない人はいない。どうしても饗貪、金欲・・打球を奢ってもらったりしたいんだねえ(愚生も)。それを棄てないと官吏や為政者には向かないんです。が、今はそうでなければ、政治屋を家業にすることはできないんですね????
第一条 「和を以って貴しと為し・・」ということは知っている人は多いと思います。でも、それだけではないんですねえ。
「一曰 以和為貴。無忤為宗。人皆有竇。亦小達者。是以或不順君父。乍違干隣里。然上和下睦。諧於論事。則事理通。何事不成。」
和をなによりも大切にし、いさかいをおこさぬことを基本としなさい。人はみなグループをつくりたがり、悟りきった人格者は少ない。だから、君主や父親のいうことに従わなかったり、近隣のひとたちともうまくいかない。しかし、上のものも下のものも協調の気持ちをもって議論するなら、おのずとものごとの道理にかない、どんなことも成就するもんだ。
「この時代は、天皇親政で悪い君主や悪い父親はいなかった。ただ、政を担う豪族には悪がおったんだ。当時の豪族はのちの摂政・関白や武士、政治屋ら」