「燃ゆる月」DVDにて

今日が初出勤でした。自分ではそんなに緊張していないと思ってましたが、やはり昨夜は寝付けず夜中も何度か目が覚めてしまいました。とりあえず研修という事で工場の検品所でのお仕事。久しぶりの立ち仕事で疲れました。

昨日に引き続きマイ・コレクションから、韓国映画『燃ゆる月　原題：단적비연수 　은행나무침대 2 英題：The Legend of Gingyo』をご紹介します。

出演は『シルミド』の「ソル・ギョング」、『シュリ』の「キム・ユンジン」、『星に願いを』の「チェ・ジンシル」、『スキャンダル』の「イ・ミスク」、そして近々公開の『TUBE チューブ』の「キム・ソックン」の豪華メンバーです。

太古の昔、メ族は聖なる神山の呪いにより木も育たぬ荒野へと追いやられ没落した。呪いを打ち破るには敵対するファサン族王族の末裔の血を捧げた天剣が必要だと予言は告げていた。
メ族の女族長「ス」（イ・ミスク）はファサン族の王「ハン」と駆け落ちし子供を宿すが、全ては末裔の血を得んが為の策略だった。「ハン」は生れ落ちた「ピ」（チェ・ジンシル）を助け出し、放浪の旅に出る。
十数年後、「ハン」と「ピ」はファサン族の村の近くでメ族の襲撃を受ける。その場に居合わせ二人を助けたのは、「ジョク」（ソル・ギョング）、「タン」（キム・ソックン）、「ヨン」（キム・ユンジン）ら村の少年達だった。村に立ち寄る二人だったが村の掟により残ることを許されたのは「ピ」一人だった。少年達は彼女を支え、数年後少年らは逞しい青年へ、「ピ」「ヨン」も美しい女性へと成長していた。
若者達の成人の日を祝う祭りの時、「ピ」と「タン」は互いの想いを打ち明ける。それを知った「ジョク」は身を引こうと決心する。
成人の日を迎えた若者達には次期族長を選ぶ為の試練が待っていた。「ピ」は「タン」に「待っている」と告げるが・・・


この作品はハン・ソッキュ主演作『銀杏のベッド』に続く銀杏シリーズ第２弾です。ただし直接的なつながりはありません。（前作は時代が現代ですし）前作を見ておけば登場人物の役割が良く分かる程度です。

楽しく観て頂くにはＢ級映画と捕らえて観て頂くほうがよろしいかと思います。観る人により評価が大きく分かれているようですがアクション大作と期待したが為ではないかと思います。時代は神話の時代、剣と弓の時代です。戦いのシーンなどリアルに描かれていますが、根本に流れているのはラブストーリーです。行き違う愛情の様を描いています。

見所は「ソル・ギョング」の演技が一番でしょう。できれば『私にも妻がいたらいいのに』を観ていただくとギャップに驚きます。そして「チェ・ジンシル」の可憐さ・美しさです。はじめて本作を観た時はなんとなくナッチに似てるかな、とも思いました。後で調べてみてこの時三十路を迎えているとは思いませんでした。しかも子供あり・・・一時家庭の事情等でお休みされていたようですが、今年ドラマで復活されたようです。
私がこの作品を気に入っているのは終わり方です。詳しくは書けませんがこんな終わらせ方もあるんだな、と思ったからです。


評価　星　みっつ


・燃ゆる月＠映画生活


P.S.
ＣＧシーンは期待しないでください。技術の稚拙さから画面の構成にまで影響が出ています。


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