試写会で『隠し剣 鬼の爪』を観てきました。題材が時代劇なだけに客層の平均年齢は高かったですね。
原作は「藤沢周平」、監督は「山田洋次」。『たそがれ清兵衛』のコンビでございます。短編『隠し剣 鬼の爪』と『雪明かり』を脚本化したものとの事。
幕末、東北の小藩海坂藩の平侍「片桐宗像」(永瀬正敏)は以前奉公に来ていた百姓の娘「きえ」(松たか子)と偶然町で再会する。油問屋に嫁入りし、幸せに暮らしていると思っていたが、「きえ」のやつれた姿に「宗像」は胸を痛める。そんな折藩を揺るがす大事件が勃発する。「宗像」の兄弟弟子にあたる「狭間弥市郎」(小澤従悦)が謀反を起こしたのだった。
前半部のあらすじです。
正直云って期待外れでした。『たそがれ清兵衛』の二番煎じになっちゃってました。
時代劇という形を借りたラブストーリーですね。
私は寅さんシリーズ、ハマちゃんシリーズを一つも見たこの無い非国民なんですが、登場人物を見る目というか、全編に漂う暖かい空気・ユーモアは感じ取れました。
ネタバレになるので細かくは書きませんが、基本的な展開が『たそがれ清兵衛』と同じでした。こう書くだけで主人公二人の結末がきっと読めてしまうかもしれません。(予定調和・・・で安心して観られるのかも)
クライマックスは二つありましたが、一つ目は上意打ちでした。これは前作とモロ被りです。そしてもう一つ題名の隠し剣 鬼の爪の発動です。(え、これでオシマイ・・・)
前作同様静かに物語が進んでいくのは良いのですが、クライマックスでの盛り上がりがイマイチな為、底が浅く全体的にぼやけた感じになってしまった感があります。
評価 星 みっつ
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P.S.
たそがれ清兵衛とは全く切り離して見れば楽しめると思いますよ。
・隠し剣 鬼の爪@映画生活
P.S.2
田中邦衛さんはやっぱり田中邦衛さんでした。
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前半部のあらすじです。
正直云って期待外れでした。『たそがれ清兵衛』の二番煎じになっちゃってました。
時代劇という形を借りたラブストーリーですね。
私は寅さんシリーズ、ハマちゃんシリーズを一つも見たこの無い非国民なんですが、登場人物を見る目というか、全編に漂う暖かい空気・ユーモアは感じ取れました。
ネタバレになるので細かくは書きませんが、基本的な展開が『たそがれ清兵衛』と同じでした。こう書くだけで主人公二人の結末がきっと読めてしまうかもしれません。(予定調和・・・で安心して観られるのかも)
クライマックスは二つありましたが、一つ目は上意打ちでした。これは前作とモロ被りです。そしてもう一つ題名の隠し剣 鬼の爪の発動です。(え、これでオシマイ・・・)
前作同様静かに物語が進んでいくのは良いのですが、クライマックスでの盛り上がりがイマイチな為、底が浅く全体的にぼやけた感じになってしまった感があります。
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たそがれ清兵衛とは全く切り離して見れば楽しめると思いますよ。
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この映画は友人の誘いで試写会に行った為、自分から観たい映画ではなかったんです。
従って、「たそがれ清兵衛」も観ていません。(笑)
世間の評価は「たそがれ清兵衛」の二番煎じって感じですね。
しかも原作のファンはがっかりみたいな。。。
客層の平均年齢が高い為か、周りが笑う所で自分は全く笑えませんでした。
って生意気言ってすみません。
ちょっとガッカリですねー。
まあ、覚悟して観に行ってみよう。
そしたらまたトラバさせてもらいますのでよろぴく(笑)
個人的に永瀬正敏と松たか子のコンビよりも、
真田広之と、宮沢りえのが好きという理由で、「たそがれ清兵衛」のが好きです。
1作目が受けたから役者を変えて同じテイストで作っただけですもん。
ただ、「たそがれ…」の時のような「教科書」的な時代劇よりはやや柔らかい感じになったところが、前の作品よりよかったかな~、と思っています。
「田中邦衛さんはやっぱり田中邦衛さんでした」
確かに(笑)
今回の方が、前より脇役が豪華になっていた気もするけど…?
その分緊張感がやや薄れてしまったかもしれませんね。
>今回の方が、前より脇役が豪華になっていた気もするけど…?
前作のヒットで予算も取れたんでしょうか?俗人な考え・・・
ストーリーだけ見てると『たそがれ清兵衛』と同じなので、「また、クセが出たなぁ」て思ったもんです。松○さんが、「客の入る映画を」と要望するのもわかりますが、その通りの物を作るんだから山田監督は温厚なんですね
暫くblogを放置している間にTBして頂きありがとうございます。
東京国際映画祭が始まりましたね。
特別招待作品のオープニング・スクリーニングでこの作品が上映されましたが反響はどうだったのでしょうね?
一般公開も今週末からですし、色々な人の評価が気になる所です。
この映画、実に微妙ですね。
私も★★★です。
個人的に、おれは前作より今作の方が好きですけどね。
前作星4つ、今作5つかな。
映画の楽しみ方は好き好きってことで。
確かに、客層は年齢高かったですね。
個人的には、結構楽しく見れましたが、
題名でもある「隠し剣鬼の爪」は、
なんか、あっけなかったですね(笑)
というか、決闘の後、そのままエンディング
でも良いような気さえしました・・・
まあ、そう言う訳にもいかないでしょうが・・・