xina-shinのぷちレビュー?

時間に追われる生活に一息ついて・・・

トラックバックは承認制です。
スマホはPC版でもご覧になれます。

司馬遼太郎著「竜馬がゆく」再々・・・読

2004年12月22日 | books
久しぶりの更新です。

今月に入ってから体調が思わしくなかったんですが、今週の月火とまた会社を休んでしまいました。
月曜日の朝、車で家を出た後、途中で会社に行くことをあきらめてそのまま病院へ行きました。結果「ウイルス性胃腸炎」と診断されました。気持ちが悪い頭がボーとする、痛いといった症状だったので、ちょっと意外でした。胃腸がうまくはたらいておらず気持ちが悪くなっていたんですね。いわゆるお腹からくるカゼみたいなものらしく今年はやっているそうです。皆さんもお気をつけください。

そんなわけで家で横になっている間に司馬遼太郎著『竜馬がゆく』を久しぶりに読み返しました。というか病気の時はいつもこれを読んでる気がします。
以前にも書いた記憶があるんですが、この本は私が初めて買ったハードカバーです。5巻の巻末を見てみると昭和58年6月81刷、定価950円となっています。私がたしか高校一年のときに買ったものだと思います。1年のうち必ず最低一度は読み返しているので、もう何度読んだかは分かりません。愛読書中の愛読書です。



いわゆる幕末の志士の中で恐らく一番人気があると思われる坂本竜馬。西郷隆盛や桂小五郎などとは違い、脱藩浪人として、武士でありながらも商人・町人の目を持ち、その当時では画期的な四民平等の思想を持った武士だったことが人気の要因と思われる。
小便たれ(よばあたれ)で、勉強も出来なかった彼が、剣の道に出会い、やがて倒幕の為、志士として土佐勤皇党に参加、意見の相違から脱藩し、藩といった背景も持たぬ一浪人が薩長同盟を整え、大政奉還を立案、五ヶ条のご誓文に繋がる船中八策できらびやかな思想を表した坂本竜馬。
奇跡的とも思える活躍をした超遅咲きの彼が志士として活動したのは5年余りと思われる。そして彼の短く太い人生を生き生きと小説化したのが司馬遼太郎氏であり、その著作が『竜馬がゆく』である。



歴史小説ですが、青春小説ともいえます。まだ司馬遼太郎氏の著作を読んだことがない方には入門書としてもオススメな一作です。

学校での歴史に弱かった私が多少なりとも幕末前後の知識を得られたのは本作ほか司馬遼太郎氏の著作によるものです。


Amazonで買う

竜馬がゆく〈1〉

文芸春秋

このアイテムの詳細を見る

司馬遼太郎著作関連


Amazon 今のベストセラー

Amazon DVD ランキング




このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク




最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
りょうまが行く。 (はやぴー)
2004-12-24 01:37:25
トラックバックありがとうございます♪

竜馬がゆく。面白いですね~。



最近、友達とも話していたのですが、

歴史の授業で年表を覚えるくらいなら、

国語の授業も兼ねて、

司馬遼太郎さんの本を一冊読みきる方が、すごい勉強になる気がするんですよね~。

「その時、竜馬はどう感じていたのか?」

とかいう読解力、身に付けたいですもの(笑)



私は新選組つながりのミーハーファンではありますが、3巻まで読み終りました。

引き続き、楽しみまっす。

コメントを投稿