虹のじ ゅもん

当ブログを訪れた人には「夢が叶う」という呪いがかかる。

猫をかわいがったら呪いはさらに強力になるであろう。

いろいろあるんだ

2020-12-27 | にゃんとにゃんと
電車やお店で嫌な応対を受けたことって誰でもあると思うんだけど、みんないろいろあるんだ。
いらいらしている時もある。
つい嫌なことを言ったりしちゃったりすることもある。
世の中、いいことだけじゃない。
自分でも、少しそっけなかったかな、とか、もう少し言い方があったかな、と思うことがある。
カッとなる性格じゃないので暴言をはいたり人や物にあたったりすることはないけど。
やさしい人がいる一方で、いじわるな人がいるのも世の中。
嫌なことがあったら、「ま、こんなこともあるさ」と、スパッと忘れてしまうのがいい。
むしろ、「いやなことのあとはいいことあるさ、ラッキー」くらいに思ってみるのもいい。
最近、いらいらしている人が多い気がする。
新型コロナウイルスが消えてなくなりますように。
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温度差

2020-12-23 | にゃんとにゃんと
コロナウイルス回避による自粛が求められている中、いろんな場所にけっこうな人出がある。
私は人がたくさんいると、今じゃなくてもいいか、と避けてしまうのだけど、逆の感覚の人もいるのかな。
たとえば、こんなに人がいるなら大丈夫じゃないか…なんて思う人。
陽性になった人の数を聞いて多いと受け止めるか、少ないと受け止めるか。
人それぞれだからなあ… 
出歩いているわりには何ともない人がいたり、たった一回出て行って罹患してしまう人がいたり… 
自分が気をつけていても、気にしない人もいるからね。
マスクをかけていない人もたまにみかけるし。
危険に対する意識に温度差がある。

なんにしろ、コロナウイルスが消えてなくなりますように。今、病気と闘っている人が少しでも早く完治しますように。
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打ち上げ花火は海の上  

2020-12-20 | 
打ち上げ花火は海の上


帰り道
堤防に並んで座った
手にはアイスキャンデー
膝には単語帳
波間に揺れる上弦の月

轟音と共に
太平洋の上に開く巨大な花
赤に黄 緑に青 橙に白 金に銀
未来を彩る
火の花 火の花 火の花
潮の風が耳をかすめ
花火の合間に
砂に広がる波の音
遠い海鳴り
友の吐息

たくさんの夢
はてない希望
かがやく未来
みんなみんな
私達の手の中にある

花火の向こうは満天の星
海の向こうは異国
「いつか行けるかな」
「行けるよ 絶対」
「行こうよ みんなで」

異国の向こうは
ぐるりまわって日本

地球は丸い
宇宙は広い


第28回 岐阜県可児市文芸祭 現代詩の部 受賞しました
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縁むすびの亀様

2020-12-18 | 著作
縁むすびの亀様
私の作品です。最終候補作ですね。懐かしー。
問い合わせがあったので確認してみました。
こんな風にまとめられていたんですね。
気が向いたら読んでやってください。
第一回 深大寺恋話コンテスト2005年に応募し、2006年に公開になった作品ですねー。
あんまり作風が変わっていないような気がしますが…
最終選考に残って選外になった作品がネットで公開されています。
が…
受賞作はまとめられて本になったらしいのですが、読んだことないんです。
妙な話です。
コメント (2)
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偉大な栗 

2020-12-16 | 著作
第28回 岐阜県可児市文芸祭 短編小説の部 文芸祭賞受賞
「偉大な栗」

30枚という短編ですが、ブログに掲載するにはちょっと長いので、いつか本になったら読んでやってくださいませ。

本になったらいいなあ…
コメント (4)
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美しい景色 

2020-12-11 | 
美しい景色        
      
町中の小さな公園に
その人はいた
スケッチブックを広げて
色とりどりのパステルで
なんでもない風景を描いていた
ありきたりな木々や建物が
ほのかな光を帯びていて
「なんだか別の場所みたい」
私が首をかしげると
その人は微笑んだ

「みんな美しい景色を探しているけれど
    どんな景色にも美しい所はあるもの」

町中の細い路地に
その人はいた
スケッチブックを広げて
透明な水彩絵の具で
通り過ぎる人々を描いていた
物憂い顔をした大人たちが
優しい表情をうかべていて
「なんだか別の人みたい」
私が首をかしげると
その人は微笑んだ

「みんな優しい人を探しているけれど
    どんな人にも優しい所はあるもの」

もう少しがんばってみよう ここで…
もう少し探してみよう ここで…


第19回 土岐市文芸祭 現代詩の部 受賞しました
コメント (2)
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たとえ今は一人でも 

2020-12-02 | 
たとえ今は一人でも

星月夜 
窓にもたれて空を眺めていたら
懐かしい顔が浮かんできた
一人で生きてきたわけじゃない
見える所で 見えない所で
たくさんの人に支えられてきた

たとえ今は一人でも
歩いて行けば
いつか誰かにたどりつけるだろう
もしかすると今も誰かが
支えてくれているかもしれない


雨の夜 
膝を抱えて雨音を聞いていたら
優しい声が聞こえてきた
いつの日も一人ではなかった
陰で ひなたで
いろんな人に守られてきた

たとえ今は傷ついても
時がすぎれば
いつか心が癒える日が来るだろう
もしかする今も誰かがどこかで
守ってくれているかもしれない

歩いてゆこう 顔をあげて
生きてゆこう しっかり



第47回 岐阜県 羽島市文芸祭 入賞しましたー






コメント (4)
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