無錫さくらんぼ文庫ブログ

中国無錫で絵本の貸出を行っています。活動日は不定期となります!

新規の文庫購入報告

2014-09-29 | 新入荷・蔵書関係

4人での役員の任期も折り返し地点をまもなく迎えます。

6月の古本市の売上をもとに、あらたな文庫を購入いたしました。

この度は、幅広い年齢層の子供たちにも、より深く楽しんで読んでいただけるような本が選出されました。
購入に際し、日本人無錫補習校O様に大変ご尽力いただきました。改めてお礼申し上げます。

新規リストは以下の通り13冊です。

ピッピ南の島へ
ピッピ船にのる
永くつ下のピッピ
              各一冊 岩波少年文庫 小学校3・4以上

シャーロック=ホームズの冒険  
                      
                           各一冊

車のいるは空のいろ  星のタクシー
             白いぼうし
             春のお客さん
    各一冊 ポプラ社  4年生向け

ガリバー旅行記 
ああ無情
   
王子とこじき                各一冊 集英社 4年生向け
赤毛のアン                 絵本一冊


冒険好きや、推理小説好きな子供にはたまらない名作が入荷できて、私たちも嬉しいかぎりです。
また、先日最終回を終えた朝ドラに関連する本は、大人のお母さん達も興味深いのではないでしょうか。
すでに、役員のOさんがカバーリングを終えて本棚に早速並べていますから是非ご覧ください。
蔵書一覧リストは活動日には誰でも閲覧できるようになっています。

8年目を迎えたさくらんぼ文庫のあゆみは、無錫に住む皆様に支えられて、EtonHouse様にサポートいただきながらボランティアのママ達の一途なおもいでつないできました。
これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。


9月27日(土)貸出日記

2014-09-27 | 貸出日記

食欲の秋、運動の秋、そして読書の秋が訪れました。
皆様はどんな秋を満喫されていますか?

さくらんぼ文庫に今日も9家族、大人12人、子供12人、計24人が
朝10時から続々と文庫を置かしていただいているEtonHouese無錫校にやってきました。

もうすぐ2人目を出産する予定のお母さん、
今日本読み当番でどれを読もうか良い本を探す少年、
様々な様子が伺えます。

10時30分、本読みの時間になりました。

『かわいい うきうき』アランジ・アロンゾ著 こどもえほん
小学生のY君が丁寧にゆっくり読み上げてくれました。
自分より年下の女の子達の為のチョイスに、優しい想いが滲み出ます。
柔らかいピンク色の絵に、みんな耳を澄ませて聞き入っていました。

つづいて、

『馬の耳に念仏』はたこうしろう作 齋藤孝編
ことわざってこんなに面白かったの?!と沢山のことわざを笑いながら覚えていける楽しい本でした。
読んでくれたお当番のOさんの抑揚ある語りが名優のようで、一層盛り上がりました。
本読みが上手っていうのは、一つの立派なスキルといえるのではないでしょうか。 

今日の工作は“紙相撲”です。

簡単な順序で御相撲さんを折り上げ、持ってきた箱に土俵がわりの丸い紙を張ってハッケよいのこったが始まりました。この時期、中秋節が終えたばかりなので月餅の綺麗な箱が各家庭に大体あります。大抵それは、正方形で、そして美しい模様がされてあります。中国ならではの紙相撲土俵の仕上がりです。トントン丁寧に土俵の箱を叩く子もいれば、ドンドン激しく紙相撲する子もいて、各自個性があって面白いものです。おすもうさんの顔も、強そうなのもいれば、優しそうなお顔もいて、同じ材料なのにこれほど異なってくるのですから、工作はやはり続けていければいいなという気がいたしました。

それでは、また次回お目にかかりましょう。

楽しい国慶節の休暇になりますように。







9月11日(木)貸出日記

2014-09-11 | 貸出日記

秋風の中、虫の音が響くこのごろ、ご無沙汰しております、お変わりなく御元気でしたでしょうか。
夏の間、すくすく成長した子供達と久しぶりにさくらんぼ文庫の場で再会いたしました。
今日は、お母さん10人、子供5人の参加をいただきました。

すっかり、お兄ちゃんお姉ちゃんになったみんなは、就学前でありながら、語彙や会話力が磨かれ、たった2ケ月程のことなのに、あまりの変化に、単身赴任のお父さんの気持ちが分かるような気がしました。

さて、当番さんの本読みがはじまりました。


おばけのてんぷら 作・絵 せなけいこ
さくさくと美味しそうなてんぷらに、おばけが誘われて、食欲の秋に魅力が一層増す面白い絵本で、当番ママさんが本読みの途中、娘のKちゃんがママが恋しくなって傍に駆け寄る姿も可愛らしい一コマでした。


続いて、

もりのおふろ 作 西村敏雄
『ごしごし しゅっしゅっ』心地よく何度も響いて、温泉の秋に旅情がわく絵本でした。
息子さんが、おうちで大切にしている大好きな絵本だとも伝わってきて、子供とお風呂に入る時、動物もたくさん登場するので会話も弾みそうです。

二人の当番ママさん、素敵な絵本を披露してくださって、ありがとうございました!

子供達に絵本を通して、心の栄養を届ける活動を、なんとか続けていきたいというのが無錫に住む、さくらんぼ文庫の会員ママ達の願いです。これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。