Woodnoteな日常

京都発 小さな小さなCD制作スタジオの日々雑感です

ハンブルク浮世絵コレクション展@承天閣美術館

2011年06月09日 | 日々是好日
昨日は久しぶりに美術館へ。
烏丸今出川、同志社大学の北側に拡がるのが相国寺。
その奥まった一角に相国寺承天閣美術館があり、
そこで開催中の「ハンブルク浮世絵コレクション展」を見てきました。


相国寺は時々通り抜けたことはあったのですが、
美術館があるとは知らなかった。
お寺の付属の美術館では規模も小さいのかなと思っていたのですが、
いやはやとんでもない! 
規模も大きく、設備も整っており、展示室をつなぐ廊下から見える庭も素晴らしく、
実に気持ちのいい美術館でした。
靴を脱いで入館するのですが、ふかふかの絨毯が足の裏に心地よく、
リラックスして見回ることができます。
写真はその正面入口あたりです。右手の植え込みもきれいに整えられています。


ドイツ・ハンブルク美術工芸博物館所蔵の5000点を超える浮世絵の中から
ほとんどが初公開となる約200点が展示されます。
北斎や広重は言うに及ばず、春信の作品が特に素晴らしくうっとりと眺めていました。
いずれも保存状態が非常によく、
また校合摺や版下絵など珍しい資料も展示されていたのも興味深かったです。

今は前期展示なのですが、後期にはほぼ作品入れ替えで展示されるということ。
後期にも行って、今度はじっくり時間をかけて見てみようと思います。
ぶらぶら歩いて行けるところで、こんな素晴らしい浮世絵が見られるとは……。

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