11月18日、観音様のご縁日の法要。
西国・新西国・東国・秩父の観音さまが建立、お祀りしてある霊場のお砂踏みの法要に今年も参加した。
紅葉がきれいな山々を眺めながら、観世音菩薩像の前で合掌し、心静かなひとときを過ごすことが出来た。
比叡の山々に読経が流れ、小雨も遠慮したのかお参りしている間は降って来なかった。
お参りを済ませて、足早に主人の待つお墓に向かった。 もう2年が過ぎた……。
墓石を拭き清め、花を供えて、持ってきたお供物をおいて、しばしの会話。 一方通行の……。
お参りを済ませ、坂道を下りる。 管理棟で「おふるまい」の昼食をいただく。暖かい粕汁とちらし寿司におみかんまでいただき、ゆっくりと、みんなとおしゃべりする。
お砂踏み法要に先立って、本堂で奉納者各家祈願法要、導師は比叡山延暦寺の「小林隆彰大僧正」。
講話は延暦寺大霊園園長の「今出川行雲大僧正」が、とても判りやすく、法話ではなく講話として宗教について話された。
日本の宗教は「悟りの宗教」であり、外国の宗教は「救いの宗教」だと話され、三毒(三種の煩悩)貪欲・瞋恚・愚痴。 四語無性心、「慈悲喜捨」。 五戒、不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不飲酒との講話をされた。
ありがたく、拝聴しました。 有意義な一日となりました。