カゴシマドライブ

鹿児島を中心に、史跡や風景撮った写真を、コメントと一緒に紹介しています。

二本松橋 @南さつま市金峰町

2018年09月05日 | 南薩ドライブ

本日は、江口浜の蓬莱館でお昼を食べたあと、南のほうにドライブ。

 

2年ほど前に、GoogleMapに「行ってみたい場所」登録をしていたところへようやく行ってみました。

場所は南さつま市金峰町。

 

金峰山が見えます。

いやぁ、天気もいいし空気もおいしい。

日中は暑いですが、どことなく秋の気配がする景色です。

 

 

 

そして、こちらが「行きたかった場所」に登録されていた 「二本松橋」 です。

 

橋です。

 

 

いたって普通の。

 

 

どこから見ても。

 

二本松橋記念碑。

 

 

下を流れているのは川は、堀川。

蛍が見れるきれいな川です。

橋名 二本松橋
橋長 34米
幅員 4米
等級 二等橋
型式 Freyssinet ポストテンション工法
設計 南田恵三
施工 南日本高圧コンクリート株式会社
事業主体 金峰町 町長宝楽稔
土木課長鮫島和夫 〇長神野栄 ※〇字は不明
着工 昭和42年12月
完成 昭和43年 6月

 

2013年撮影のストリートビューを見ますと、橋の袂に2本の松が植えられています。(↓)

 

この時点で右側の松が枯れているので、松くい虫にやられたのでしょうか。

素敵な写真スポットだったのに残念っ!

 

 

と思っていると、

 

 

よくよく見たら、

右も左も新しく松が植えられていましたヽ(^o^)丿やたー

 

 

松が植えられた由来が記念碑の裏に彫られているんですが、草でよく見えないです。

草を掻き分ければよかった。

あの時の自分めっ!

 

 

困ったときの郷土史を県図書館で見てみるか…。

 

ところで、なぜここを「行ってみたい場所」に登録していたのか…本当に覚えていませんが、

おそらく当時のマイブームだった、鹿児島のそれぞれの地方の昭和写真集に掲載されていたからではないかと思います。

 

植えられた理由が分かったらまたこのページを更新したいと思います!

 

2018年9月撮影


厚地上の田の神さぁ @南九州市知覧

2018年02月12日 | 南薩ドライブ

突然ですが、鹿児島でおそばやうどんを食べたいという口になった場合に、真っ先にそば茶屋(店舗前に水車がある)を思い出すんですよね。

中でも、そば茶屋知覧武家屋敷店に行くと急須で出されるお茶がとにかく美味しい。

「うわぁ、このお茶おいしい!」と発声しちゃうくらい美味しい。

さすが全国トップクラスの上質なお茶の生産地です。

 

そんなそば茶屋知覧武家屋敷店の近くにある、松尾神社に行ってみようと思い車を走らせていると、鹿児島ではおなじみの「田の神さぁ」を見つけました。

 

 

どうやらここは、厚地上という場所らしいですね。

 

田の神さぁって何?の方はこちらえびの市観光協会HPで分かりやすく説明されてます。

http://ebino-kankou.com/tanokansa/index.html

 

さてさて。

 

厚地上の田の神さぁはどんな表情をしているのでしょうか。

 

 

風化しとる。

 

 

田の神(厚地神)あつちかみ

 

南九州市指定文化財(有形民俗)

田の神は、稲の豊作を願って建てられたもので、稲を育てる田が女性で、その田に命を吹き込むのが田の神像である。

今も豊作を願い、田んぼを見守り続けている。

 

昭和53年5月11日指定
平成26年3月設置
南九州市教育委員会

 

 

 

後ろから見ると、コロンとしていてかわいらしいシルエット。

 

豊作を願って、ここでずっと見守ってくださっています。

ありがたいことです。

 

 

田の神さぁの近くには菜の花畑がありました。

 3月でまだまだ肌寒いけど、元気に咲き誇ってました。

 

さて、松尾神社に向かうぞ~。

あの山の麓にあるはず~。

 

撮影日 2017年3月


南薩競馬場跡地 @南九州市川辺

2018年01月05日 | 南薩ドライブ

BSのグリーンチャンネルで再放送されている「競馬ワンダラー」という番組ご存じですか?

 

日本各地のかつて競馬場があった場所を、エンストを起こしまくりのワンダラー号という名の古いハイエース(確か数万円で購入したとか言ってた)で廻るというレアな番組。

 

この番組がとても面白くて一時期ハマってしまい、仕事から帰ってきてはだれやめしながら見てました。(おっさんか!)

 

その番組内で、指宿市の開聞山麓自然公園でトカラ馬を見学した後に南薩競馬場跡地を訪れます。

 

南薩競馬場は太平洋戦争以前(1939年)に廃止されているので知らない人も多いようです。(※競馬場レポート参照)

川辺町役場にも当時の記録が残っていなくて、役場にある優勝旗だけが唯一の証拠とのこと。

 

Google Mapの航空写真で見てみると、

競馬場跡地がはっきりと分かります。 山の中にこんなにきれいに楕円形の跡が残っているのも珍しいですよね。

 

というわけで、早速南薩競馬場跡地に行ってきました。

 

↓ 地図の① コースの内側は茶畑や農作物の栽培など 

内ラチは竹竿でできた柵がありましたが、外ラチは無く、土手になっていたそう。(ガイド兼運転手の浅野さんが橋口調教師に聞いた話)

 

 

↓ 地図の② ホームストレッチ側 馬が走っていたところは右手側の杉の木が植えられている場所だったそう(番組より)

 

↓ 地図の③ ホームストレッチ側

 

↓ 地図の④ バックストレッチ

 

↓ 地図⑤  ホームストレッチ側の林の中には、もともとは観客席だった石段があります。5段あります。

 

↓ 地図の⑥ 木や草が根付いて見えにくいですが、こちら側も階段があるようです。

 

 

どうでしょう。

写真だとあまり伝わらないんじゃないかというこの想い…

動画撮影したのですが、YOUTUBEにアップしたらまたご報告をば。


 競馬ワンダラーでは、南薩競馬場以外にも鹿児島競馬場跡地や鹿屋競馬場跡地、メイショウサムソンが育成された鹿屋軽種馬共同育成センターなども訪問しています。

 

廃競馬場についてはこちら↓のホームページが見やすいですので、あわせてご覧ください(^^)

競馬場レポート

 

そもそもなぜ川辺町が馬の生産地であったのか、なぜ競馬場がある環境だったかとというのは、川辺町風土記―川辺・勝目の歴史、行事、祭り、暮らし、自然を訪ねて(ISBN-13: 978-4861240850)の259ページを読んでいただけたらとてもよく分かると思います。

 

 

南薩競馬場跡地

鹿児島県南九州市川辺町下山田

駐車場無し


千貫平自然公園@南九州市頴娃町

2018年01月02日 | 南薩ドライブ

 

あけましておめでとうございます。

 

2018年はこのブログも頻繁に更新できるようにがんばるぞ!

今年入って2日目は、こんなとこ行ってきました。

千貫平公園(せんがんびらこうえん)ですー。

 

ひっさびさに来ましたけども、整備されていてとてもきれいになっていました。

 

階段の段差が低いので年配の方も案外楽に上り下りできそう。

ロクもはしゃいじゃって。

 

植物などを見ながら少し歩くと、展望台に到着。

駐車場は結構車が停まっていたのに案外人が少ない。

みんなどこいっきゃったけ。

 

標高は577m。

ヒートテック着てなかったからめっちゃ寒かった…>_<…

展望デッキから見える景色がこちらです。

開聞岳と東シナ海がきれいに見えます。

天気が良くて本当に、よかったー(ブルゾンちえみ風に)

後から来たお母さんと娘さんが、遠くにかすんで見える島は竹島だよね?と言ってました。

竹島、一度行ってみたいんですよね。

 

そして、振り返ってみると、

桜島も見えました。

あまりにも天気が良いので、レジャーシートを広げてお弁当を食べている人もいたり。

絶景スポットで食べるお弁当はおいしいのでしょうなぁ。

次に来るときはレジャーシートとお弁当は必須となりますね。

 

 

頴娃町に来たついでに、大好きな大野岳まで足をのばしました。

あまりの寒さに頂上までは登れなかったけど、駐車場からでも十分きれいな景色を楽しめました。

右が開聞岳、左が池田湖ですね。

奥に見える山連が大隅半島です。

頴娃町の茶畑も。

眼福でした。

それにしても寒かったぁぁぁぁぁ!

 

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千貫平自然公園(せんがんびらしぜんこうえん)

標高577m

鹿児島県南九州市頴娃町牧之内15037

駐車場内に大きめのトイレあり

 

 


尾ノ鼻の狐のお話 @知覧町

2017年02月22日 | 南薩ドライブ

豊玉姫伝説史跡巡りをしているころに、偶然見つけた「尾ノ鼻の狐」のお話。







尾ノ鼻の狐

むかし、古狐が夜通る人をだましていたずらをしていました、そのため、横峯の一郎茶屋では、古狐のいたずらを防ぐために「シロ」という、白毛の大きな犬を飼っていました。ある夜、堂前の権右衛門という人のもとに「今晩横峯のある家に嫁入りするのだが、途中茶屋の前を通るので、狐よけの大犬が吠えると困るから取り押さえておいてくれ」と言う、嫁入りの一行が訪ねました。そこで権右衛門は言われるまま、シロに網をかけて行列が過ぎるまでひかえてあげました。その御礼に権右衛門は両手一杯の小判をもらいました。次の日権右衛門がもらった両手一杯の小判は葉っぱになっていました。また横峯には、お嫁入りの家は一軒もありませんでした。尾の鼻に伝わる狐のお話です。



ここから見える景色↓







このブログにのせるにあたり、場所がどこだったかな?と思い返してみました。

先ほど書いた通り、豊玉姫伝説史跡を巡っていましたので、この場所はてっきり金峰町にあるものだと思っていたんですよね。


google map で探している間「あれ、どこにあったっけなぁ…」と狐につままれたような感じで探していたわけですが、たどり着いたのが知覧町ということで…自分の記憶能力~




撮影年:(おそらく)2003年頃