洋楽日記

80年代の産業ロック、ハードポップが特に好みです。

ポップ・メタル2

2012-01-02 23:51:06 | 音楽(メロディアス・ハード)
・BONFIRE「FIREWORKS」('87)



バンドの2nd。
このバンドは何枚か聴いていたのだが、良い曲もあるけどアルバムとして
ハマれるものが無く、自分には縁がないバンドだと思っていた。
だけど、このアルバムは違った。全体に曲が良いのは勿論
メタル的な攻撃性とメロディアスさが絶妙で、とても素晴らしい。


・VICTORY「CULTURE KILLED THE NATIVE」('89)



バンドの4th。
1stを視聴した感じだと、素朴なハードロックだったが
アルバムをリリースする度にメロディアスになっているようである。
3rd 「HUNGRY HEARTS」('87)は、自分には合わないで売却してしまった。
・・という事は、おそらくそれほどポップでは無かったと思う。
それに比べると4thで急にポップでメロディアスになった。
6th「TEMPLES OF GOLD」('90)も 4thより多少正統寄りになった感じは
するけど、基本同じようなタイプの音。(ちなみに5thはライヴ盤)
6thも中々良いのだが、トータルの曲レベルで4thを自分は推す。


・WHITE LION「PRIDE」('87)



バンドの2nd。
VAN HALEN風のgという評価をよく見かける。
自分としては全く、VAN HALENを思い浮かべる事は無かった。
確かによく聴くとgがかなり弾いているので、そういう感じもあるが
全体的に叙情、哀愁的な雰囲気が漂っているので、全くそう思わないのである。
最初聴いたときには、それほど良いとは思わなかったのだが、ほのかに漂う
叙情的な雰囲気は凄く癖になる。今ではとても好きなアルバム。
他のアルバムもこれから挑戦しようと思っている。


・VANDENBERG「HEADING FOR A STORM」('83)、「ALIBI」('85)

 

このバンドは、1st~3rdのどれも、それぞれに良さがあって好きであるが
その中でも 2nd「HEADING FOR A STORM」が特に素晴らしい。
序盤の爽快な曲で盛り上げ、その後に続く泣きバラードの「DIFFERENT WORLDS」で感動。
(2019年に追記)
3rd「ALIBI」は、2ndに比べると爽快度は落ちるが、相変わらず曲は素晴らしい。
聴くほどにジワリと良さが分かってきた。最近では、3rdを聴くことが圧倒的に多い。
VANDENBERGだけではなく、全てのアルバムの中でも上位に位置するアルバムに成長した。

・BLACK'N BLUE「BLACK'N BLUE」('84)、「WITHOUT LOVE」('85)

 

バンドの1st、2nd。
最初に聴いた時は、全く良さが分からず、そのまま何年も駄目であったが
ある時、突然にヒット。今では2枚とも好きなアルバム。
・・というか、このバンドの曲レベルは、とても高く捨て曲が無いレベル。
一度気に入ると、ここまで印象が変わるものか。
2枚とも同じようなタイプだが、2ndの方が若干垢抜けた音になっているように思う。
雰囲気的には、QUIET RIOT、TWISTED SISTER辺りが近いかな。


・VANADIUM「CORRUPTION OF INNOCENCE」('87)、「SEVENTH HEAVEN」('89)

 

イタリアのバンドの6th、7thらしい。
イタリアのバンドで持っているのは、このバンドだけじゃないかな。
3rd「GAME OVER」('84)、5th「BORN TO FIGHT」('86) と全部で4枚聴けたが
(ちなみに4thはライブ盤) 後にリリースされるほど、Keyの装飾が厚くなって
メロディアスになっている。6thが一番最初に気に入ったのだが
7thもジワジワと良くなった。メロ派~には、7thが一番良いと思う。
少しB級感が漂うが、このバンドも全体に曲レベルが高いと思う。


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