風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

ジャケ撮影

2009年09月05日 | 出版
本日は、一度4:00に起床。やけに暗いなあと時計を見れば、まだ4:00なのだから、当たり前。バカらしくなり、当然のごとく寝なおす。次に目が覚めると、9:00前だ。ようやく起き出し、まずはコーヒーをいれることにする。この季節のグァテマラはあまり美味しくないと、愚妻は仰せられるのであるが、小生にしてみれば、目が覚めればどうでもいいかというところなのだ。
タバコを吸いながらコーヒーをいれ、コーヒーを飲みながら新聞を読む。防衛大学校長の五百籏頭真氏の論文が目にとまったが、結局、インド洋の給油活動を正当化したいだけで何も語っていないことに気がつく。ごくごく単純な話であるが、歴史事象から、今回の民主躍進を説明できるわけがないのだ。こいつはバカじゃないのかと、心の底から思ってしまった。
コーヒーのにおいで妻をたたき起こしてから、シャワーを浴び、11:00前に妻とコーヒー豆屋さんまでコーヒー豆を買いに出かける。本日はエクアドルを300g購入。グァテマラが季節外れなのなら、日本から見て近くにあるエクアドルも季節外れなのじゃないかと思ってしまうが、たぶん、ちがうのだろう。台湾バナナとフィリピンバナナのようなものだと、妻の顔を立てるように解釈しておく。
その後二人で、最近池袋西口にできた熊本ラーメンの桂花ラーメンまで、朝飯兼昼飯を食べに行く。そのむかし、新宿の桂花にはまってしまったことがあり、新宿に出るたびに桂花ラーメンばかり食べていたことがあった。当時はまだ、東京で博多ラーメンが本格的に進出していなかった時代で、豚骨スープを食べたければ、桂花くらいしかまともな豚骨がなかったのではないかと思う。しかし、博多ラーメンが東京でも珍しくなくなった現在、久しぶりに食べた桂花は、そんなにうまくも感じなかった(悪いというほどでもない)。
そこで妻と別れて会社にむかい、11:45出社。とりあえず掃除を行い、このあとの予定の準備。ついでにネットで囲碁にいそしむ。13:15に会社を出て渋谷に向かう。14:00、渋谷ハチ公前で、近刊予定『初恋芸人』の著者中沢健氏と、中沢氏が機材類をお願いしたNさんと、マタンゴで合流。本日は、そのジャケ写真を撮影しようと思っていたのだ。
小生の要望は、「いかにも東京という雑踏の中で、女に相手にされない中沢氏が、ぽつねんと立っている姿」というものである。そこで109が背景に入る位置まで我々は移動。セッティングを始め、レフ板と三脚とカメラを持ってこられたNさん(機材全部じゃん)に、照明をお願いする。しかし、久しぶりの晴天で汗ばんでくる。
最初、マタンゴカメラで撮影しようとしてみたが、Nさんの持ってこられた広角レンズがこの撮影にはちょうどよさそうなので、Nさんのカメラを表1側に使うことにする。途中、電池切れとなり、小生がコンビニまで買いに行くが(そのくらいしか、やることもないし)、置いてないの。仕方なくもどると、我々の背後にビックカメラがあるからイヤになる。
表4側はマタンゴカメラで撮影し(画像)、無事に撮影は終了。幸い天候に恵まれていて、スムーズに撮影を終了することができた。近くのエクセルシオールに入り、しばし総括会議。Nさんの面白い話をうかがう。彼はしっかりした人なんだなという印象を受けた。会社にもどらないといけないので、16:00、渋谷を離れ水道橋に向かうことにする。
会社にもどり、救援連絡センターSさんにに電話。「いま、もどりましたよ」「あっ、そう。じゃあ、18:00くらいに行くので、いまから、来ているデータを送っておくね」。こちらは、送られてきたデータで、空いているところを埋めていく。
17:30ころ、Sさんから電話。「もう出ちゃってもいいかな」「あら、もう出ちゃうの」「だから」「坊やは元気だから、早いわねえ」「だから、おみやげは?」「もう~。たっぷりちょうだい」。ということで、18:00前、Sさんがおみやげを持ってご来社。「救援」紙のアップ作業に入る。
ところが、まだ届いていない原稿があり、明日届く予定になっているそうな。月曜中に入稿すれば間に合うとY印刷は言っているので、まだまだ余裕はあるのだ。最近、ビールが飲めなくなったというSさんは、「コーラショック」なるわけのわからんものを飲み、小生はいただいたビールを飲み、最終作業。例によって、ふたりでワーワー冗談を言いながら、作業は着々と進んでいく。
「腹巻君がいなくなるとどうしようもなくなるから、ぼくもDTPを覚えようかな」と、途中、Sさんがおっしゃるので、「DTPなんて、だんだん消えゆく技術になりつつあるから、覚えても無駄かもしれませんよ」と答えておく。
20:30、一通りの作業が終わり、校正用にファクスとPDFファイルをあちこちに送っておく。やれやれ、これで今月も「救援」の作業はだいたい終わり。どうもお疲れさまでした。


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