今日は軍足(グンソク)のことでも書こうかと思っていたが、今週、高岡蒼甫が話題になっていたので、そのことを書くことに。
普通であれば、私も、高岡君よく言った、と賞賛してあげたいのだが、社会人として守らなければならないルールがある。被雇用者は、雇用主の経営方針について、社外で批判してはならないし、雇用主が仕事を得ている企業の経営方針なども批判してはいけない。だから、無責任に賞賛などしない。
芸能界で生き、所属事務所から報酬を得ている以上、事務所に迷惑をかけてはいけない。発言が気に入らなければくびにすればいい、確かに高岡個人はそれでいいだろうが、事務所、そこに所属する芸能人や社員、そしてその家族の生活はどうするのか。加えて、妻も芸能人であり、数々のCMを受けているのだから、妻には関係ないと言っても済まされないものがそこにはあり、関連企業等へ多大な迷惑がかかってしまう。
彼がどうしても自分の意見を言いたいのなら、まず、事務所を円満退社し、妻と離婚し、芸能界から引退した後であれば、社会通念上許される範囲内で何をつぶやこうが勝手なのだろうが。
高岡蒼甫といえば、彼が慕っていた、例の殺害された在日韓国人が浮かぶ人も多かろう。このときも、事務所に多大な迷惑をかけている。世間一般の常識からすれば、元々、脚光を浴びてはいけない俳優なのだろうが、篤姫の人気があまりにも高かったものだから、妻の威光によって今の地位がある。だからこそ、自分の中で葛藤が起き、精神的に病んでしまい、今回の事態に至ったとも言える。そういう意味からすれば、闇世界と強い繋がりのあった彼を使い続けた事務所、業界は、今回の一件を自業自得と思わなければいけないだろう。
ともあれ、高岡蒼甫に共感する者は多いだろう。私も民放の偏重放送が嫌いだから、民放はあまり見ない。他の人たちもくだらない番組は見なければいいじゃない、と言いたいところなのだが、それだけでは済まないところまでテレビの影響力は浸透してしまっている。
韓流ドラマにはまっているおば様方よ。その前に、韓国有数の企業であるサムスンがどうやってあそこまで大きくなったのか、たまにはNHKスペシャルでも観たらいかがか。
来週は、軍足でこの続きを書くことに。