have a nice break

最近の投稿より、書き始めて間もない頃の記事の方がよっぽど面白いと思います(笑)

高岡氏の件について

2011年07月31日 14時44分04秒 | Weblog

今日は軍足(グンソク)のことでも書こうかと思っていたが、今週、高岡蒼甫が話題になっていたので、そのことを書くことに。

 

普通であれば、私も、高岡君よく言った、と賞賛してあげたいのだが、社会人として守らなければならないルールがある。被雇用者は、雇用主の経営方針について、社外で批判してはならないし、雇用主が仕事を得ている企業の経営方針なども批判してはいけない。だから、無責任に賞賛などしない。

 

芸能界で生き、所属事務所から報酬を得ている以上、事務所に迷惑をかけてはいけない。発言が気に入らなければくびにすればいい、確かに高岡個人はそれでいいだろうが、事務所、そこに所属する芸能人や社員、そしてその家族の生活はどうするのか。加えて、妻も芸能人であり、数々のCMを受けているのだから、妻には関係ないと言っても済まされないものがそこにはあり、関連企業等へ多大な迷惑がかかってしまう。

 

彼がどうしても自分の意見を言いたいのなら、まず、事務所を円満退社し、妻と離婚し、芸能界から引退した後であれば、社会通念上許される範囲内で何をつぶやこうが勝手なのだろうが。

 

高岡蒼甫といえば、彼が慕っていた、例の殺害された在日韓国人が浮かぶ人も多かろう。このときも、事務所に多大な迷惑をかけている。世間一般の常識からすれば、元々、脚光を浴びてはいけない俳優なのだろうが、篤姫の人気があまりにも高かったものだから、妻の威光によって今の地位がある。だからこそ、自分の中で葛藤が起き、精神的に病んでしまい、今回の事態に至ったとも言える。そういう意味からすれば、闇世界と強い繋がりのあった彼を使い続けた事務所、業界は、今回の一件を自業自得と思わなければいけないだろう。

 

ともあれ、高岡蒼甫に共感する者は多いだろう。私も民放の偏重放送が嫌いだから、民放はあまり見ない。他の人たちもくだらない番組は見なければいいじゃない、と言いたいところなのだが、それだけでは済まないところまでテレビの影響力は浸透してしまっている。

 

韓流ドラマにはまっているおば様方よ。その前に、韓国有数の企業であるサムスンがどうやってあそこまで大きくなったのか、たまにはNHKスペシャルでも観たらいかがか。

 

来週は、軍足でこの続きを書くことに。


娘の期末テスト

2011年07月24日 16時24分58秒 | Weblog

娘の夏休みが始まった。例によって今回も期末テストに振り回された。物理のテストの前日になって、物理が全くわからない、このままだと0点だと泣きついてきたのだ。

 

娘の学校のカリキュラムでは、理科総合を習っていることになっているが、1学期は物理を教えていたようで、高校物理入門というテキスト1冊がテスト範囲だった。

 

常々、英語と数学は教えてやるが、他の教科は自分でするよう言って来た。私は、共通一次を生物、地学で受けており、化学など全く記憶に残っていないし、高校物理に至っては、習ったこともない。中学時代の知識と娘の中学入試に付き合った時に覚えた知識、そして大学で学んだ相対性理論ぐらいしか思い出せない。だから、高校の物理に関わる気など微塵もなかったのだ。

 

でも、0点と言われるとさすがに放って置くわけにもいかず、テキストを流し読みしてみた。不思議なことだが、社会人を20年以上も続けていると、数々の難所をくぐり抜けて来ただけあって、ある程度の要点はつかめるものである。お父さんの言うとおりにしたら最低30点は取れるからと、焦る娘を落ち着かせ、テキストから重要と思われる公式を9つ抜き出し、その例題を説明しながら公式の使い方を教えた。そして、寝るまでに9つの公式を全て暗記するよう言っておいた。

 

次の朝、9つ全部覚えたか聞くと、3つがどうしても覚えられないと言う。それなら、テスト直前の休み時間10分間はその3つだけ覚えることに専念し、テスト開始と同時に、どこか余白にその3つをすぐに書きなさい、と娘にアドバイスした。私が高校の時によくやった方法である。

 

テストが終わり、結果、娘の点数は62点だった。平均点が44点というから御の字であろう。でも、これだけ平均点が低いということは、女子高生がいかに物理を苦手としているかの表れなのだろう。

 

しかし、今回はたまたま私のやまが当たっただけで、これで娘に、いざとなったら理科も父に頼ればいいなどと思われてもいけないので、今後は一切、理科には関わらないと念を押しておいた。実際、センター試験で物理や化学を選択することはないだろうから、推薦を考えない限り、定期テストでこれらを何点取ろうが関係ないのだ。

 

それにしても、娘の要領の悪さには困ったものである。


J-POP青春の’80

2011年07月17日 15時26分57秒 | Weblog

私はこのブログで、70年代後半から90年代前半にかけての音楽をよく聴いていると何度も書いてきた。その理由について、ちょうど中・高・大学の時期と当てはまり、最も影響を受けたからなのだろうと考えていた。でも、どうやら社会現象的にもこの年代の音楽を懐かしんでいるようである。

BSプレミアムで、「J-POP青春の’80」という音楽番組をやっている。’80と題しているが、実際は70年代後半から90年代前半にかけての楽曲を取り上げている。このことから、世の中、私のような人たちが多いことが伺える。

90年代中頃はCDが最も売れた時期で、今なら10万枚も売れないであろう曲が100万枚以上売れたりした。バブル景気は終焉を迎えていたのに、レコード業界だけがバブル状態という不思議な時期だった。

私は、このCDバブル期以降、つまり小室サウンドと日本のヒップホップ系音楽が幅を利かせていた時代を私にとっての失われた10年だと、2年前に書いている。書いた当時は、これを読んだ人は怒ってるかも、と思いながら書いたものであるが、たとえBSとはいえ、「J-POP青春の’80」のような番組がゴールデンタイムに放映されるのであるから、案外的を射ていたのかもしれない。

ところで、この番組でひと月ぐらい前に中西保志が出演していたとき、80年代に最も印象を受けた歌手として松田聖子を挙げており、司会の大友康平も「楽曲が良かったですからねえ」というようなことを言っていた。やはり、同じミュージシャンから見ても、松田聖子の楽曲の良さは羨ましいぐらいの出来だったのだろう。

私自身、いろんなアルバムを聴いているが、松田聖子の「SUPREME」を超えるアルバムは無いと今でも思っている。青春が終わってしまった今となっては、これは死ぬまで変わらないのだろう。


センター試験の数学

2011年07月02日 17時43分37秒 | Weblog

前々回、娘の数学を見ているときに音楽を聴いていると書いた。数学に関しては、2年ほど前に書いたことがあるので、今日は、その後の私の数学がどうなったかについて書くことにする。

前に、私が数学を勉強していたのは約30年ほど前になるため、復習用に「数学1・Aの点数が面白いほどとれる本」を買ったがあまりにも問題数が少ないためチャート式を買うことにし、そのチャート式は赤青黄白に分かれていたので、黄チャートを買ったことまでを前に書いた。

その後、空白期間もあったが、結局、数学1・A(例によってローマ数字は表記できないようなので算用数字表記をしている)の黄チャートは、やり終えた。でも、娘が持って帰る数学の宿題は、黄チャートの内容だけでは解けない。そこで新たに赤チャートを買おうとしたが、赤チャートの内容を見てもこれだけで宿題の内容を網羅出来るとは思えなかった。

そこで私が買ったのは、「本質の研究 数学1+A」、「安田が選ぶ センスをみがく良問54 数学1・A」、「大学への数学 1対1対応の演習/数学1・A」であった。「本質の研究」はなかなか良く、私に合っていたのかほとんどやり終えたが、他の2冊は所々を参照する程度に使用している。これで、娘の宿題にも対応できているため、私の感触では、センター試験程度ならこれだけで十分のように思えた。

そこで、それが本当かどうか確かめるため、実際に私がセンター試験の過去問を解いてみることにした。噂では、1年おきに難易度がかわっているらしいので、今年と昨年の2ヵ年分の数学1・Aと数学1の、計4科目分をやってみた。結果、一応すべて解くことが出来、答えも合っている。でもこの「一応」が問題となった。

2ヵ年4科目全てにおいて、90分以上かかってしまったのだ。実際の受験では、60分でやらなければならないため、単純に6掛けすると60点ということになってしまう。夜にハイボール片手に解いたとはいえ、時間がかかり過ぎている。出題は計4題であるから、1題につき15分が目安で、5分考える時間が必要とすると10分で計算してしまわなければならない。1題につき4問程度あるから、かなりのハイペースで計算しなければならない。

実際の話、私が受験するわけではなく、娘に教えることさえ出来ればいいのだから、何分かかろうが解けて説明が出来さえすればいいのだが、解く糸口さえ見出せず、いまだに「坂田アキラの○○が面白いほどわかる本」シリーズにしか興味を示していない娘を、あと2年半で80点から90点ぐらいを取れるようにするのは、至難の業にしか思えない。これでまだ数学2・Bまでしなければならないとなると、ぞっとしてしまう。

この夏は娘に自分の将来について真剣に考えさせ、志望校そして受験科目を絞っていかなければ、大都市圏の国公立などは夢に終わってしまうかもしれない。