アンダンテ ~私の歩幅で~

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フクシア

2006年05月22日 | 誕生花
   

<5月22日の誕生花>
  フクシア
   ・赤花(あかばな)科
   ・学名 : Fuchsia hybrida
         Fuchsia = フクシア属
         hybrida = 雑種の
   ・原産地 : 熱帯アメリカ
   ・別名 : ホクシャ(読み方の違い)、
        釣浮草(つりうきそう)
   ・英名 : fuchsia

<花言葉>
  交友、激しい心、好みの良さ、センスの良さ、上品な趣味、
  恋の予感、あたたかい心、信頼、信頼した愛、好み

今日の誕生花、フクシアは、
5月2日の誕生花でもあります。
花色は、白、桃、紅、紅紫です。

開花時期は、6月頃~9月頃。

花は下向きに咲きます。
目立つのがガクの部分で、見事な赤が多いようです。
他に、ピンクや白があります。
そして花弁は、紫、ピンク、白です。

フクシアには、何千種とも言われる種類があり、
その姿形も多彩です。
どれも下向きに咲くのが基本です。



日本では「フクシア」または
「ホクシャ」とか「ツリウキソウ」と呼ばれているこのお花。

ヨーロッパ大陸(オランダおよびドイツ)では「フクシア」、
英語圏では「フューシア」と発音されています。

特にイギリスでは、耳飾りのような花の姿から
「イヤー・ドロップ (ear drop)」や
「淑女のイヤリング (Lady's eardrops)」などの
別名でも親しみを込めて呼ばれています。

「フクシア」は、宣教師であり植物学者であったフランス人の
チャールズ・プルミエ (Charles Plumier) 氏が、
ヒスパニオラ島(現在のドミニカ共和国)で発見しました。

チャールズ・プルミエ氏は、
この植物 (Fuchsia triphylla flore coccinea) を
発見した時より100年以上前に亡くなった
レオナルド・フックス (Leonhart Fuchs) 氏にちなんで
「Fuchsia」と命名しました。

このチャールズ・プルミエさん。
「ベゴニア」や「マグノリア」「ロベリア」の
名付け親でもあるのです。

なお、レオナルド・フックス氏は、16世紀前半、
チュービンゲン大学医学部教授を務めた医師であり、
また植物学者でもありました。
この時代は、医学と植物学が密接な関係がありました。
現代でも、薬草の観点から植物を見ていたりもしますよね。


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