しおんの日記

愛犬しおん(ミニチュアダックスフント)の成長記を中心としたblogです。
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善戦、と喜ぶだけでいいのか?:日本-オールブラックスJr.

2006-06-25 01:15:27 | ラグビー
先日はサッカーW杯で、日本がブラジルにボッコボコにされてしまいました。最強国との差を痛感させられました。
現在開催されているラグビーの国際大会、Pacific5Nationsでは、それを上回る危機が目前に迫っていました。

日本vsオールブラックスJr.戦です。ニュージーランド代表“オールブラックス”は、言わずもがなのラグビー最強国。W杯で145失点の惨劇以降、日本のラグビーは急速に落ち込んでいきました。

今回対するのは「Jr.」で「フル代表」ではないのですが、それでも世界7位くらいの実力はあると言われています。一方、この大会はすべて50点以上の失点、得たトライは1つとまったく歯が立たないジャパン。非常に不安だったのですが...

結果は38-8。1トライを挙げました。

得点的には、大善戦なのでしょうか。確かにタックルは低く突き刺さり、ディフェンスにも必死さが伺えました。
でもね、戦前の予想があまりにも悲観的だったから、何となく評価しちゃってるような気もします。

7割近く攻められている局面で、とにかくタックル/ディフェンスだけを頑張ればそこそこの戦いができるのは、今に始まった事ではありません。これまでも、「善戦」と言われてきたゲームは大方そのようなものでした。

この試合も、ほとんど攻め手はありませんでした。ラッキーバウンドのトライが1本出ただけです。
せっかく攻め込んだのに、ラインアウトでノットストレートを3本やりましたね。
また、相変わらず意味のわからないキックが目立ちます。HBの苦し紛れのパント、届きそうにないハイパント、そこで陣地を戻しても無意味なロングキック...結局は相手にボールをプレゼントしてるだけでした。

ハーフの出来も悪いですね。日本のラグビーが世界に戦える数少ないポイントが、SHとSOだと思ってたのですが、今日の二人が日本で最良の組み合わせなのでしょうか。

代表選手の選出から、いかにアタックするかの方法論まで、やらなきゃいけないことがまだまだ多過ぎです。もう1試合この大会を残していますので、何とか白星が欲しい。それ以上に、W杯に向けて時間がない中でどう建て直すのか、この大会を総括してしかるべき手を打って欲しいと切に願います。

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