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暴力団にロシア製自動小銃・拳銃も…比と2ルート

2006年04月10日 | フィリピンニュース
フィリピンから横浜港に武器を密輸したとして、警視庁が先月末、指定暴力団稲川会の関係先を捜索したところ、同国から運び込んだ米国製の自動小銃などとともに、ロシアから密輸した自動小銃「AK74」や同じく旧ソ連軍の軍用拳銃「マカロフ」が見つかっていたことが、7日分かった。

逮捕された稲川会系の組関係者らは、「昨年春ごろまでロシアマフィアを通じて密輸を繰り返していた」と供述している。同庁組織犯罪対策4課は、同会系の組織が、フィリピンとロシアの2ルートを使って武装化を進めていたとみて、大量の武器を集めた目的の解明を急いでいる。

 フィリピンから横浜港に拳銃が密輸されているという情報をもとに、同課が今年1月、同港のフィリピン船籍の貨物船から運び出された荷物の中を調べた結果、拳銃11丁などを発見。運び役の暴力団関係者や、稲川会系松田組組員の秋山公明被告(44)ら4人を銃刀法違反容疑で逮捕した。

 さらに3月末、松田組の関係先の横浜市南区内のアパート1室など十数か所を捜索したところ、米国製の自動小銃M16を1丁と拳銃11丁、短機関銃3丁のほか、旧ソ連軍のAK74やマカロフを1丁ずつ押収した。

 旧ソ連製の武器を隠し持っていた理由について、逮捕した組関係者らを同課で追及したところ、供述などから、松田組が昨年春ごろまでロシアマフィアを通じ、ロシアからの武器を横浜港や広島港に大量に荷揚げしていたことが分かった。その後、ロシアマフィアとの連絡が途絶えたため、松田組は、武器の調達先を、大麻の密輸ルートがあったフィリピンに切り替えていたという。

 同課では、大量の武器密輸の背景には、松田組と別の暴力団とのトラブルがあった可能性もあるとみて、背景の解明を進めている。

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