サントリー クレスト１２年

サントリーウィスキー クレスト12年









　このウイスキーは、サントリーさんが創業９０周年を迎えた記念ウイスキーとして１９８９年に発売されました。

「クレスト」には「紋章・頂上・最上」という意味があり、その名前からも当時の同社の心意気が感じられます。








　でも残念ながら、２００６年に終売になりました。
このボトルは最初のバージョンですので、恐らくは２０年以上前の物です。

これは、「酒の宝島」のストックの中から持ってきましたが、まだお客さんに出したことはありません。








　「お客さんに出さんのになんでこないに減っとん？」

ハイ、勉強の為に自分で飲んでおります（てか？！）。



美味いんです、これが。

ブレンデッドですから、シングルモルトのような一途さはないのですが、
その分、なんとも円やか、シルクのような口当たり。

ほんでもってアフターテイストが複雑に広がります。









ま、要するに美味いんですな、これが。




　昔は、「ウイスキーは瓶詰めした段階で熟成は止まる」と習いました。

が、ボクの個人的な体験による解釈では、

「瓶熟成はウイスキーにもある！」

という結論に至っております。



だって、焼酎や梅酒だって瓶の中で熟成しますもんね。




　興味がありますればどうぞ。

もう暫くはあると思います、多分・・・