小野寺の弟・小野寺の姉

小野寺の弟・小野寺の姉
８月３日　天王洲銀河劇場

原作・脚本・演出：西田征史
出演：片桐はいり、向井理、木南晴夏、野村周平、森田ふみ、平田敦子、片桐仁、山内圭哉、ユースケ・サンタマリア

片桐はいりと向井理が姉弟なんて、どんな感じ？って興味津々で観ました。

両親を亡くし、姉弟でよりそって生きている２人。
２人ともいい歳なのに独身。

あまり感情を表に出さない弟が心配な姉。
素直な感謝の気持ちを言葉に出せない弟。

ささいなことで喧嘩した弟が、自分の気持ちを伝えるために、ラジオ番組にハガキを投稿。
そのラジオ番組を姉に聞かせたいと思っているところに、姉の知り合いが映画のロケにやってきて、果たして姉はそのラジオ番組を聞くことができるのか…

一方姉は、感情をあらわにできない弟のために、映画出演と偽って、弟にいろいろとドッキリを仕掛ける…

ドタバタの笑いもあるけれど、姉弟の互いへの思いやりとか、ハートウォーミングなところもあって、観終わった後少し温かい気持ちになりました。

姉の作ったぬいぐるみの名が「タタアタリガタト」。
タヌキのぬいぐるみだから、「タ」を抜くと…

ラスト「ありがと」って言えるかと思いきや…
「どうも」

でも、気持ちは繋がってるんだよね。




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