結論的に言えば、TBSにとって苦情など想定内の出来事である。亀田が勝とうが負けようが苦情が来るのは分かり切っている。もともとそういうキャラに仕立て上げているのだ。「亀田の試合=苦情」のパターンは今回に限ったものでない。
解説者が身内の鬼塚では身びいきが当たり前。読売のジャイアンツ報道と大差はない。
抗議に対して、TBSは「アナウンサーが勝手に喋ったこと」と断言している。その言が正しいように、ラジオではアナウンサーが中継で大毅を徹底的にこき下ろしていた。
間抜けな連中は「ラジオでは正直に報道された」などと喜んでいるが、両方ともヤラセである。大して金にならないラジオで保険をかけていただけのことである。
テレビもラジオも局の方針通り喋っていたのである。
暴力団も関与している亀田の試合を放送するに当たっては、「放送免許取り消し処分」まで考慮しながら演出を考える必要がある。一般が思っている以上にTBSは綱渡りをやっているのだ。そこまでして放送しなければならない裏事情があると思った方がいいだろう。
ほとぼりが冷めるまではTBSも亀田バッシング側に回ったようだ。翌日からしきりに内藤をよいしょしまくる放送を垂れ流している。
鶏並の記憶力しか持ち合わせていない日本人相手の対処法には慣れたものである。数ヶ月後、またぞろ似たような企画が復活するであろうことは言うまでもない。
(記事)
亀田戦で苦情殺到 TBSに1485件
内藤大助が亀田大毅に判定勝ちした11日のプロボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチで、試合を中継したTBSに対し、視聴者らからの苦情や問い合わせなどが殺到している。「試合開始前のVTRなど前置きが長い」「アナウンサーの実況や解説者のコメントが亀田寄りだ」など、12日午前9時までに電話とメールで1485件寄せられたという。
関東地区の瞬間最高視聴率は、午後8時47、48分の37.5%(ビデオリサーチ調べ)で、TBSによると、判定が出る時間帯だったという。
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