真相世界(The truth world)

200805たこ焼き販売車を差し押さえられ 熊本の6人一家心中


たこ焼き販売車を差し押さえられ悲観か 熊本の6人死亡

本県宇城市三角町の三角港で軽ワゴン車が海に転落し、乗っていた家族7人のうち6人が水死した事故で、亡くなった同町Iさん(63)は市税を滞納したため、たこ焼きの移動販売用の車を市に差し押さえられていたことが市や知人らの話でわかった。県警が27日、現場の実況見分をしたところ、岸壁にはブレーキをかけた跡はなかった。

一家心中と判断していいだろう。悲惨なニュースである。

近所の人らによると、Iさんは95年ごろ、大阪府東大阪市から家族で熊本に戻った。三角町でアイスクリーム店を開いていたが、同店の収入は少なく、熊本市などでたこ焼きを移動販売して稼いでいた。

税金を滞納していたところを見ると、たこ焼き販売もあまり芳しくなかったようだ。

だが、固定資産税など市税計約100万円を滞納。宇城市は市税滞納者の車などの差し押さえを今年度から始めており、今井さんが所有する4台のうち移動販売車を含む2台を今月14日、タイヤをロックして差し押さえた。残りの2台のうち1台は廃車同然で、もう1台が海に転落した軽ワゴン車。今井さんは足腰が痛むなど体が弱っていたのに加え、移動販売車を動かせなくなって将来を悲観していたという。

市も財政が逼迫しているのだろう。なりふり構わない取り立てを職員に要求していたと思われる。

宇城市のM市民環境部長は、Iさんの車の差し押さえについて「残りの車で営業はできると判断した。まさかこんな結果になるとは思わなかった」と話した。

この役人の言いぐさを聞いていると怒りを覚えるが、この人物もただ職務を履行しただけ。この程度のコメントしか言えないのだろう。

亡くなった6人のうちIさんの長女で大阪府東大阪市友井4丁目、Nさん(16)は、子のKちゃん(6カ月)の出産・育児のため、大阪から里帰りしていたらしい。

こんな若い娘まで死を選ばなければならなかった事情はわからない。「ほかに選択法はなかったのか?」というのはありきたりの感想だろう。
遠因は市の財政破綻にありそうだ。おおかたの場合、地方が財政破綻するのはハコモノである。ハコモノはできた段階で誰かが儲けいている。
そいつらの儲け分は税金で補填されている。
しかし、私腹を肥やしている奴らに責任はない。議会で可決して決定しているからだ。議員さん達も選挙で選ばれている。
一家心中する人も、もしかしたらその議員さんに投票していたのかもしれないのである。



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