箱根駅伝を振り返る企画もそろそろ通過ラインが見えてきました。思わぬ常連の低迷など今年は例年に比べサプライズの多い予選会だったと思います。
20位 亜細亜大学 (14位→前回14位) +14分20秒
昨年走れなかった佐久間選手は見事に復活。箱根出場は有力。ただ2ケタで走れたのが1人のみで2番目の選手でも180位ではさすがに苦しい。優勝して以降、監督もコロコロ変わっており指導体制すらままならない状況。当面期待できそうにない。
19位 駿河台大学 (24位→前回25位) -7分12秒
元法政大学の徳本監督が率いる。昨年は、足踏みしたが今年は大幅にジャンプアップ。もう一息で狙える位置にきた。3年生の松枝選手はチーム唯一の2ケタ順位で初の箱根出走が見えている。抜きんでた選手は、松枝選手以外見当たらないが、300位台の選手がゼロになり全体の底上げが出来ているようだ。今回4年生は1人のみ来年の新入生次第では面白いかも。
18位 流通経済大学(16位→前回予選15位) +7分34秒
帝京大を初の出場に導いた喜多監督が率いる。吉村選手は今年も34位の快走で3回目の山登り出走が予想される。酒井選手も2ケタ順位で2人で引っ張ったが一人もいなかった1時間4分以下の選手が3人とタイムを下げてしまった。昨年の5人の4年生の穴を埋めきれず。
17位 専修大学 (11位→前回7位) +17分49秒
実業団で名を馳せた伊藤国光監督。自由に走らせたようだが大失敗。2ケタ順位が8人いたのが今年は斉藤選手のみ。斉藤選手は箱根で見られそう。175位から219位の間に8人いるのでやりようによっては巻き返せると思うが、スカウトには影響しそうな惨敗だ。
16位 麗澤大学(18位→前回予選20位) -4分01秒
エースの河合選手が抜け心配されたが、下馬評を覆しタイム、順位共に上げたのは健闘したと言えそう。村瀬選手の他に最終学年の杉山選手が大健闘の2ケタ順位。タイムを押し上げた。強化はやめてしまう模様で12年生は2人のみ。ちょっと寂しい感じもする。