きのきのTimeees!

スポーツ・音楽・趣味の旅行ネタなど自己満足的に更新してます、少し頭の隅に覚えて頂ければ幸いです。わくのい通信から改名!

栃木高校野球2013 第6回交流戦の結果 第2会場

2013-10-31 22:07:46 | 高校野球(栃木)

★第2会場

▲1回戦(宇工グランド)

宇都宮工   6-0    今市

宇都宮    9-2     (日光・那須海城)連合

(宇商グランド)

鹿沼南   6-2     黒磯南

▲2回戦(宇工)

宇都宮工   4-1    宇都宮

(宇商グランド)

宇都宮商  4-1   鹿沼南

▲決勝(宇商)

宇都宮工   3-1   宇都宮商

 

宇工が派手な勝利はないものの少ない失点で堅実な試合運び。最後の工・商対決を制した。今市、日光、黒磯といった勝利に見離されている地域は今年も苦しいか?

 

 


栃木高校野球2013 第6回交流戦の結果 

2013-10-30 21:52:37 | 高校野球(栃木)

今日からは、更新をしていなかった栃木の高校野球関係の記事を更新していきます。

栃木高野連のHPのリニューアルで第6回交流戦の結果が消えちゃったみたいなのでここで各会場の結果を振り返っていきます。

★第1会場

▲1回戦(上三川高グランド)

栃木商   3-2   上三川

足利工大附  9-0  壬生

(矢板中央高グランド)

矢板中央  9-0  石橋

▲2回戦(作新グランド)

栃木商  5-4   足利工大附

作新学院  10-1  矢板中央

▲決勝(作新)

作新学院  9-2   栃木商

 

甲子園での遠征が長かったため調整期間が少ないにもかかわらず、このブロックでは全く問題にせず2戦連続コールド勝ち。選手層の厚さを見せつけた。足工大や矢板中央といった私立に相変わらず精彩見られず。

 

今日から、1会場ずつ振り返ってみていきます。次回は第2会場です。

 

 

 

 

 


決断しました! 今季はアジアリーグアイスホッケーの記事投稿しません!

2013-10-29 22:28:27 | アイスホッケー

 

今季は、表題にあります通りアジアリーグアイスホッケー関連記事の掲載を休載という形でお休みさせていただく決断をいたしました。

理由としては、管理人が仕事がやや多忙となりなかなか平日に記事を更新することが難しくなってきたことや、贔屓チームのアイスバックスがチーム編成の失敗で今季はダメそうなのであんまり記事書くのが楽しくないかなーって理由です。

 

あくまでも今季限りの休載なので来季は復活するかもしれません。

まぁ、相変わらずアイスホッケー界の「ドン」堤オーナーがあのような形で辞められてからは日本のアイスホッケー界は衰退する一方。本来はメディアを利用し積極的にテレビ中継なども売りこんでいかなくてはいかないはずですが役員すらスッキリ決められないゴタゴタぶり。ファンは、面白いスポーツ日本のアイスホッケーに光が当たることを何年も待っていることを是非わかってもらいたいと思います。

 

 


第90回箱根駅伝予選会2013 1位から5位上位通過校

2013-10-28 22:42:51 | 箱根駅伝

 

第5位 國學院大學  免除→免除
 
 
ただ、主力選手が整わないというのは箱根から引きずってしまっていたようだ。関カレハーフ入賞の柿沼選手の30分26秒は、関カレとのペースの違いに戸惑ったのもあったようだが、大下・沖守選手あたりはもう少し上位に入りたい所だった。また、エースの寺田選手もやや頭打ち状態となってしまっている。上にいく能力はあるが、惜しいところで足踏みしていたのが前半だった。
 
もし3年前の2位通過ということになれば、これは主力選手がどれだけ走れるかにかかるか。寺田選手はやはり最後までトップ集団で、沖守・大下・柿沼選手あたりは何とか次の集団あたりでまとまってゴールしたいところだろう。
 
 そのくらいで走る事ができれば本戦でも自信を持って走れるのではないだろうか。大きな大会で力を出し切れるところを魅せてほしいと思う。
 
 
3年ぶりの予選会だったが全員が2ケタ順位と安定した集団走で問題なく予選通過。昨年5区で好走した大下選手が11番目これは、チーム力が上がったからとみるか個人的に調子が悪いと見るか。ただ、いい意味で箱根を盛り上げてくれた寺田選手!2区で埋もれるよりは是非5区で派手な活躍が見たい!!
 
 
 
第4位 神奈川大学  5位→6位
 
 日カレに出場していた我那覇・西山選手はいいとして、まずカギになるのはやや出遅れていた3年生。柿原選手は主要大会前に調子を落とすことがあるが大丈夫か。小泉・柏部選手は昨年のIP無しの6位以内の通過に大きく貢献した選手。主将の井上選手や3障でインカレ入賞の菅原選手の成長も楽しみだ。まず彼らが今までのように中位でいけるかどうか。
 
 また神大は1年生をここのところうまく走らせている印象がある。昨年の我那覇・西山選手はもともと実力があったが、渡辺選手も110位で踏ん張った。その前は赤松・柿原選手がしっかり走っている。今回入った中神選手等ロードでそこそこ成績が良かった選手もおり、どの位置につけるか期待。
 
 忘れてはならいのは4年生唯一メンバーに入った坂本選手。今年になってから少しずつ上向きになってきており、どこまでいけるか密かに注目。
 
 
 
今年も、予選会は見事にまとめました。昨年活躍の2年、3年が順調に成長している。柿原、我那覇、西山の3選手は元からポテンシャル高く期待通りの結果。それ以外にも昨年山登りで撃沈の柏部選手の復活をはじめ中堅選手も頑張って上位でゴール。ここも9番手10番手あたりの選手は不足しているが、山さえ乗り切ればという期待は持てる。TVでは、柏部選手がもう一度山登りしたいと意気込んでいたがどう考えても走力からすると向いていないと思われ、その辺の感情と適正な区間配置を監督ができるかどうか。
 
 
第3位 東海大学  免除→12位
 
 
その中、新風を吹かせたのはルーキーたちだった。廣田選手や石橋選手らが春先から自己ベストを出して関カレに出場(荒井・土屋選手も)。さらに全日本予選では1組2組3組の片方が1年生という布陣。さすがに全員が好走とはいかなかったものの、先が明るくなる結果だった。
 
 爆発したのが9月。なんと廣田・石橋選手が28分台、土屋選手が29分10秒台、他にも30分切りが続出した。触発された上級生も白吉・石川選手が29分10秒前後、そして怪我が多くて中々名前を聞かなかった吉川選手が28分台登場。主力の中川・元村選手は温存したようだが、彼らが出場していたらどんな争いになっていたのかという個人的興味も引き立てられた。ついに両角監督の指導が実る瞬間が訪れそうだ。
 
 
この調子でいいかどうかは箱根予選で問われるか。勿論、直接20㎞ロードに繋がるわけではないのはどうしても気になる。元々トラックの記録は伸ばすのは得意な方でははった。条件も良い中だった。スタミナがしっかりついているかどうかは、箱根予選で問われる。1年生の廣田・石橋・土屋選手はおそらく出走するだろうから成績に注目。
 
 
期待の1年生が見事にまとめた。廣田選手、石橋選手また土屋選手も途中の転倒でのロスがなければもっと上位でゴール出来た。ここまで調子が良いと逆に予選会にピークが来ちゃったような気がしないでもないが・・・東海は例年山が弱く両角監督が初の箱根どのような区間配置を見せるか見もの。
 
 
第2位 山梨学院大学  2位→免除
 
当然のようにトップ通過候補にあげられた全日本予選は1組に入った阿部と上村選手が1位3位と好スタートを切ると、2組に入った兼子・前田選手が中位でまとめ、3組留年の森井選手とルーキーの佐藤選手が29分半ばにしっかり入りこの時点で3位。2本柱の前にほぼ確実。オムワンバが1位、井上選手が3位で予想通りのトップ通過を果たした。これは今年の注目株だぞと思われた。
 
 
 
大黒柱のオムワンバ選手が夏場に故障。日カレ・9月末の記録会と連続で試合を回避している。一切失速しない彼ですが、元々中距離ランナーということでスタミナがどうかというがちょっと気になる所だろうか。唯一の4年生の森井選手も先日の記録会がちょっと良くなかったのは気がかり。
 
 最も、充実している選手もいる。先の28分39秒出した井上選手もしかり、ルーキーの佐藤選手の安定感も高い。日カレは惜しくも入賞逃したものの、予選でもやってくれそうな雰囲気もある。勝手に個人トップ10狙ってほしいと思っている。また中堅どころでは兼子・前田選手が調子良い。特に兼子選手は今年に入ってからぐんぐんタイムを縮めてきていて上位に食い込んでもおかしくない。前田拓選手は堅実さが持ち味だ。この2人は個人的に注目しています。
 
 先ほどあげた不安点はトップ通過するかどうか、というくらいでしょうかね。なんだかんだ合わせてくるとは思いますしね。箱根予選を(できれば)上位通過を果たして、2年前途切れた全日本でのシード権を復活させて士気を高める方向にしていってほしいと思う。
 
 
出来れば1位通過したかったが、3ケタ順位が2人出てしまったのが響き2位。2区を走るであろうエノックに日本人エースの井上が5位と本戦でも勝負できそうな選手がおり本戦上位でのゴールも期待できる。山を誰にするのか?毎年山での成功・失敗が極端なのでそこ一本でしょう。
 
 
第1位 東京農業大学  4位→7位
 
 
中々全体的に調子が上がらなかった。個々で見るとインカレで戸田選手や三輪選手が活躍、ハーフでは箱根未出走の遠藤選手の台頭があったものの、竹内・浅岡・佐藤選手ら主力がもう少しという状態が続いていた。全日本予選も片方が良くて片方が悪いというレースで落選という結果だった。
 
 9月の記録会では一部主力が出なかったのが気になったものの、前半戦に比べれば収穫があった。くすぶっていた津野選手の28分台が目を見張るが、10番手前後とみられる土井・大橋・遠藤・藤井選手が自己ベストやそれに近いタイムで走れたのは大きな収穫だろう。調子を上げている中で臨めるか。
 
 楽しみなのは津野・戸田選手。今年になって少しずつ調子を取り戻していた津野選手ですが、29分40秒→28分53秒へいきなりのジャンプアップ。繋げられるかどうか。また、戸田選手は昨年20㎞に苦戦したが、1500m2冠・1万でも28分台のスピードは魅力。爆発すればアドバンテージになりそうだ。
 
 下位メンバーでも遠藤選手は元々ハーフ65分を切っているし、65分前中盤の土井・大橋選手がじわりと今年成長している。3障中心で長い距離の実績が少ないが、佐野・山浦選手あたりも貴重な戦力だ。
 
 あとは上位を入れる選手がどこまでいけるか。9月末に29分代後半の竹内・岩渕・三輪選手はまだまだあがりそうだが、欠場した浅岡・佐藤選手の状態があがってきていれば、上昇に転じる事もできそうだ。
 
 
本戦を想定して流行の集団走ではなく個人走を課したのが功を奏した。また、条件もよかったのでスピードレースとなりスピードランナーが多く実力が出せた模様。2年時に山で撃沈し昨年は走れなかった津野選手がここに来て復活してきたのはうれしい限り。こうなると2年連続で失敗した山登りをどうするかですねー。津野選手の配置をどうするかそこでしょうねー。1位通過だと当然シード獲得も期待されるが2年連続で本戦への調整も失敗しているだけにその辺りもやや気になる。
 
 
 
 
 
 

第90回箱根駅伝2013 10位から6位予選通過校

2013-10-27 22:02:48 | 高校野球(全国)

では、増枠に助けられた2校を含む10位から6位の大学を見ていきます。

第10位 城西大学  8位→免除

 

箱根では5区の選手の調整不良もあって無念の途中棄権。ただ、多少の浮き沈みはありながらも4区までの流れはそれほど悪くなく、また復路も区間10位前後相当の成績を残して、結構チーム力はあった印象だった。

 
 春先は明るいニュースが多かった。下級生の頃怪我が多かった松村選手が学生ハーフで63分台、そのまま1万も28分台をマークした。それからルーキーでは大型新人の高橋選手が5千ベスト、松村陣・菊地選手も頑張っていた。インカレでは1500で実績のある平田・山本選手の予選落ちがあったものの、2年連続主将の山口選手が3障で夢の4連覇を達成、レベルの高い5千で入賞を果たす離れ技を成し遂げた。3年生の横田選手もそのころから大きく台頭。ここまでは良い流れだった。
 
 ただ、全日本予選は全体的に息切れしていた。平田・山本・寺田選手ら箱根経験者の調子が結局上がらず、1年生に若い組を任せることに。ところが31分半ば以上かかるなど撃沈。村山・山口・横田選手はまずまずだったが、松村選手が30分以上かかってしまうなど噛み合わない感じだった。
 
 
歴史が浅いながらも、早くも2回目の棄権を喫してしまった城西大。選手の力強さの育成も求められる。今回は、もとから欠場選手も多くあまり無理はさせなかったのかなという印象。作戦的に、留学生についていった村山に貯金を作らせる作戦だったのかもしれない。さて、本戦ではその村山選手の使いどころに注目。駒澤の村山選手は5区山登りに挑戦したが個人的には5区で使ってもらいたい!
 
 
第9位 拓殖大学   免除→10位
 
昨年の予選では長いロードが苦手だったダンカン選手がまずまずの走りをみせ、59分07秒の個人2位。いい感じと思われたが、2番手の選手が51位、10番手は63分オーバーで179位に沈んでしまい、予選落ちとなった。

 要因の一つとして故障者や故障明けが非常に多かった事があげられる。3月のハーフでまずまずの記録を出していた選手の多くが外れてしまっていた。また前半戦故障で試合出場もままらなかった選手が何とか出走した、というのもあった。それにいつも前半抑えて後半あげるのが特徴だった拓大の選手がなぜか前半突っ込んでしまったのもある。とにもかくにも整わなかった。

 ただ、今年はロードだけでなく、4月のトラックから積極的に参加。下位に沈んでばかりだった全日本予選も例年に比べて比較的良かった。記録も個人個人で少しアップダウンはあるものの、日本人エースの佐護選手が28分台を出したのを初め、29分台のランナーが増えてきている。外れた主力~中堅選手も4年生の札元選手くらいなもので、
エントリー時点での波乱は昨年とは比べ物にならないほど少ない
 
 
監督のコメントによると予定通り走れた選手とそうでなかった選手両極端だったらしい。現在の実力相応の結果ではあったかもしれない。2ケタ順位が6人というのはやや明るい材料。2区(もしくは3区?)はしっかり留学生がまとめてくれそうなので誰を山に持ってくるのか区間配置に注目。
 
 
第8位 日本大学   13位→8位
 
 
勿論、キトニー選手は荒稼ぎ期待。まだ20㎞のロードの経験はないものの、常に安定して好成績をキープ。ロードで1年時に8月に14㎞区間の駅伝を走ってしっかり走っている。58分前半はいけるのではないかと個人的に見ている。これくらい走ればいくらなんでも通過は大丈夫だろう。他に強い留学生もいるが個人トップを狙ってほしい
 
 日本人はひとまず昨年出場組がどのくらい順位を上げらるか。昨年は(意図的に外してる選手あり)林77位、荻野91位、高松107位、竹ノ内115位、村越132位、となっているが、どれくらい上がる香。荻野・林選手は楽しみ。記録会出ていないのが気になるが竹ノ内選手も大幅更新するはずだ。
 
 ただ、頑張ってほしいのは4年生。怪我で今年はまだまともな記録がない田村選手。たぶん集団走の引張り役とかならいけるのではないかと思うがひとまず20㎞しっかり走れれば。日向野選手は関カレハーフで16位に入っているので、100位以内ならと思うがどうだろう。そしてある意味一番注目な森谷主将。5千で図りづらいのですが、何とか頑張ってほしいと思う。
 
 勿論、ルーキー石川選手の成績も注目だが、上級生にもちょっと楽しみな選手が多いという感じか。5千で仕上げたのがどうでるか(疲れは残らないが、長い距離の確認はしづらい)。良ければ、全日本にもつながっていきそうだ。全体的な成績をチェックしたい。
 
 
まさかの予選落ちから2年連続で8位滑り込み。すっかり留学生頼みのチームに落ちぶれてしまった・・・今年も個人順位を見ると個人によって実力差が大きいのは明白。2区だけ良くてあとは沈んでしまうようなチーム状態。予選を見る限りだと昨年とあまり変わらず明るいものはあまり見いだせなかった。
 
 
第7位  専修大学  9位→11位  

ひとまず1万29分一桁の3人、齋藤・松尾・澤野選手の3人は順調にエントリーされた。やや浮き沈みはあるものの、齋藤選手は残っているメンバーで一番トップ。松尾選手はコースが似た学生ハーフで63分台をマークしている。澤野選手もそろそろ力を発揮できるだろうか。まずはこの3人が走らないことには始まらないだろう。

 

 ただ、それに続くはず…と思われた選手が何人もエントリー漏れ。関カレ入賞した芝田選手や吉良選手は入ったが、期待の2年生の上手・森選手に、予選出走している渡辺選手など少しメンバーが外れてしまった。代わりに名前は前から聞くが伸びきらなかった4年生や1年生が大量にメンバーに入ってきた。

 

 その4年生の中では後藤・上野選手がどのくらいいくか。2人とも1年生の頃から将来の主力候補だったのだが、なり切れずにここまできていた。1年生は実績的には濱野・坂本選手がやや抜けている。駅伝でのロードの経験もあり、力はそれなりにある方だ。このあたりの底上げが如何ほどか。

 

 前半戦課題となった、その時持っている自分の力を出し切る事ができるか。課題に挙がっていたメンタル面の克服がどこまでできたか試される予選会になりそうだ。

 

 

 

伊藤監督の方針が浸透してきたのか、増枠がなくても通過の7位は満足な成績だったと思われる。飛び抜けた順位の選手はいなかったが二桁で走った選手が8人。100番台の2人もまずまずの順位で大きなブレーキもなかった。 さて、この手のチームは箱根ではだいたい苦戦する。上武大のように埋没しなければいいのだが来年に繋げるには伝統的に目立たない山攻略か。

 

 

第6位 大東文化大学   14位→4位

大東大復活の切り札と1年生の頃から言われていた市田兄弟。1年目の箱根予選は共に二ケタ順位に沈んでしまった。2年目の昨年は市田孝選手がチームトップの23位、怪我明けだった宏選手は集団走で役目を果たし、3年ぶりに本戦復帰に導いた。

  その箱根は総合12位、ステップアップにしたい今季。躍動したのは市田兄弟。孝選手は1万で表彰台に、5千でも入賞にこぎつけた。宏選手は3障で3位に入った翌日にハーフマラソンで優勝という離れ業を成し遂げた。他にも怪我明けだった片川選手がハーフで3位、3障で平塚選手が5位に入るなど収穫が多い大会だった。

 全日本予選では4年生の不振もあり、3組終了時点で通過圏外となっていた。その窮地をを救ったのはやはり市田兄弟だった。特に市田孝選手は個人4位の走り、宏選手はあまり良くなかったが、29分半ばではまとめた。じわりじわりと成績が安定してきているのは収穫だろう。
 順調にいけばトップ通過もありそうだが、全日本予選で不振だった4年生の調子がどうか。箱根2区5区をはった片川・大崎選手が前半戦終了時は良い状態ではなかった。特に大崎選手は春先に大幅ベストを出していただけに気になる。先日の記録会でも大崎選手は出場が無かった(池田選手も出場してないですかね)。
 
 また、層が非常に薄い。10人目まではいるが、11人目の大隅選手がハーフ65分59秒。あとはここまで実績があるとはいえない。主力に何かあった場合にリカバリー出来る選手がいないのは怖いところだろう。
 
 それでも上昇気流にのりつつあるのは間違いない。多くの主力は健在。昨年の予選や学生ハーフでの好走経験もある。まずは無難に通過させて、全日本駅伝に繋げたいところだ。
 
 
市田兄弟の効果ですっかり成績は安定してきた。それに続く選手も3、4年生を中心に60番台までに6人とだいぶ育ってきているが、選手層の薄さは依然解消できず。繋ぎの区間をどう凌ぐかがポイント。
 
 
次回は、予選上位通過の5校です。
 
 
 
 

 

 


第90回箱根駅伝予選会2013を振り返る 15位から11位

2013-10-26 19:53:10 | 箱根駅伝

では、今回から惜しかった大学と普段であれば落ちていたが増枠に助けられた面々です。

 

第15位 流通経済大学  15位→16位

 

確実に貯金できる選手がいるのはココ。吉村選手は2年連続箱根山登りも走っていて、駅伝ファンにも馴染みが深いだろう。今年は5千のベストも13分台にのせてまた少しレベルアップ。個人トップ10入りも見えてきたところだ。

 
 他実は4年生が少し面白いのだ。関カレ1500で表彰台に立ったこともある梅木選手は2年連続二ケタ順位で予選もまとめている。今年はさらに上位行きたい。また前田選手は実は1年時に箱根5区出走。この時はうまくいかなかったが、予選で毎年しっかりまとめ続けている。また、高橋・大島選手は学生ハーフで65分台を出している。このくらいのタイムなら150位以内では走れる目算がある。上位5人まではボーダー校とそこまで差はない。
 
 あと底上げがどうか。高橋選手らと似た1万タイムの古賀選手、また昨年の予選で200位前後にまとめた吉村・斉藤選手に、1万30分台の酒井・堀田選手に出走の會澤選手らがどこまで昨年から縮めることができているか。元々無名の帝京大を4位に引き上げた喜多監督率いている。粘って活路を開いていってほしい。
 
 
ひょっとしたらの可能性があったと記録を見てると思えてくる。吉村大輝選手は期待通り。梅木選手、前田選手、高橋選手、大島選手このあたりの選手が1分ずつぐらい速いタイムで本来は実力出せた。下位選手が10番手以外は200位以内でまとめていただけに実力ある選手達が本来のポテンシャルを出せていれば国士舘大にもう少し迫れただけに惜しかった。帝京大を初の箱根に導いた喜多監督の指導の下チーム力は上がった。来年以降いかにピークを持ってくるかが課題か。
 
 
 
第14位 亜細亜大学  12位→14位
 
 
昨年の予選順位は15位。IP込ではあるが、格下と思われたチームにも負けてしまった。増枠があってもちょっと狙えないほど戦力が落ち込んでいるのでは、そういう評価が聞こえた。
 
 そこで前亜大監督で現拓大監督の岡田さんら拓大の選手らと練習を組んだりした。春先には主力に自己ベストが続出。佐久間選手の29分26秒をはじめ、加藤・佐々木選手ら今年の箱根予選主戦組となる選手が29分台。少し光が差し込んだかと思われた。
 
 ただ、なりふり構わない走り込みが悪い方向に出たか。そのトップの佐久間選手に、29分台を持っている村川・大槻選手が欠場。大槻選手は昨年チーム4番手だっただけに痛い。9月記録会で成果を試すのに出場したのはいいが、それで故障してしまった。箱根優勝メンバーの方がコーチとして就任していますが、いきなりできるわけではないのかもしれない。

 

エントリー確定の時点で大勢は決していたかもしれない。けが人が多すぎた。上位で走れるはずの選手を少なくとも3人欠いてしまった。拓殖大と合同で合宿したようだがどうも優勝して以来チームの方向性がぶれまくっている。今一度一からチーム作りを見直さないと本戦はさらに遠のいてしまうのでは。

 

第13位 国士舘大学  3位→13位

 

昨年の箱根予選は多くの卒業生の穴を埋めることが出来ず、落選。菊地選手がこのあたりから大きく台頭してきて選抜で箱根に出場、9区10位とまずまずの成績を残した。それ以外は中々良いニュースが聞かれなかった。

 

 関カレで良かったのは2人。4年生の池上選手が3障で8位、長距離唯一の得点をあげた。また武藤選手が
5千で13位に食い込む健闘を見せていた。全日本予選でもこの2人が健闘を見せていたのがチームとして収穫だったといえる。

 

 ただ、全体的には試合ごとの上がり下がりがちょっと大きい印象がある。浪岡選手が特に目立つのだが、少し良いタイムを出しても次の試合で沈没することがある。たぶん、あまり調整はさせずに記録会に出場しているのかと思うが、年間かけて走力が上がっているかというとちょっと疑問符がつく。

 

 
大方の予想通りギリギリでの予選通過。核となる選手もチラホラいるので区間配置がはまれば本戦では多少勝負できるかもしれない。今年は我慢かな。新入生待ちか。
 
 
第12位 中央大学  免除→免除

今年の箱根駅伝では四半世紀以上続いていた連続シード権が途中棄権で途切れたが、それまでのレース過程もあまり良くなく、それがなくても厳しいレースになっていた感じだった。どうにも夏あたりから故障者が何人も出てきて、どうにも整わなかったようだ。

 

 その後も新庄、須河、永井選手等主力の故障やアクシデントが相次ぎ、不振が続く。全日本予選では関カレ1500mで表彰台に立った三宅選手やスピード型とは言えない徳永選手を最終組に回す苦しい布陣を組まざるを得えず惨敗。箱根予選を経験していない事もあり、ちょっと嫌な感じもあった。

 

 ただ、9月末の記録会は記録を狙いにいってはいなかったが、須河・代田選手が30分前後、全く試合に出ていなかった新庄選手が29分44秒、三宅選手が29分39秒の収穫があった。苦しい前半戦の中で良かった市田・町澤選手といった1年生コンビも元気な姿を見せた。一時実業団の練習に参加するくらい元気だった永井選手が外れたのが残念だが、少し噛み合い始めたようだ。

 

 

やはり、予選会調整法にノウハウがない上増枠もあってまさか予選落ちしないだろうという慢心があったとしか思えない。上位の選手は好走も出雲からの連戦組が奮わなかった。ただ、今のままだと間違いなく数年後まずいことになりそうなのは目に見えている。首脳陣は危機感を持たないといけないだろう。

 

第11位 上武大学  1位→5位→11位

 

予選は上位~中位で通過するものの、本戦で中々見せ場を作る事ができずにいる上武大。今年の箱根駅伝でも主力選手の欠場もあり、1区で最下位争いに。そのまま浮上できず、完走チームの中では最下位に終わった。予選番長というレッテルを貼られてしまっている。 

 

 春先は明るいニュースが主力に出た。日本学生ハーフで山岸選手が62分台の好記録で3位入賞。ユニバーの代表に選ばれた。その後も28分台13分台と連発。完全に主力の一人となった。また、長らく不調が続いていた佐藤選手が東京マラソンで2時間15分台を出してから徐々に本来の走りを取り戻し28分台。箱根では故障に泣いた倉田選手も徐々に回復し、全日本予選では4組で他校と対等に渡り合い、日カレで入賞することができた。 

 

 ただ、それ以降が全く伸びて来なかった。箱根を経験して飛躍が期待された佐々木・大西・松元選手らがインカレや予選でことごとく沈没or欠場。カバーできる選手もおらず、全日本の予選では全員が31分台で個人35位前後という有様であった。どうやらここ2年何とかシード権を、ということで練習の強度を主力選手に合わせてしまったため、下位が育ってこなかったらしい。夏はまた一からチームを作り直すつもりで泥臭い練習を花田監督は積ませたという。

 

 

 

 


予選会だけは、よかったが予選会でも順位を落としてしまっている。問題は、選手層か。10番手以内で1、2年生は1人だけ。来年以降まずいのではと思えてくる。主力が毎度のことながら実力を出せないこの大学。本戦では思い切った采配もチームを変える上でも必要かもしれない。

 

 

 

では、次回は10位から6位の大学です。

 

 

 


 

 

 

 

 

 


第90回箱根駅伝予選会2013を振り返る  20位から16位まで  

2013-10-25 22:28:47 | 箱根駅伝

毎回、5校ずつですが箱根駅伝予選会を走り終えての結果を振り返っています。今回は、20位から16位。まだまだボーダーまで届かないかなという実力です。

 

第20位  麗澤大学  18位→18位

 

やはり2年前に84位に入った河合選手に期待が集まる。昨年よりは良い状態にあるようなので、そん時の成績に近づきたい。ついで昨年選抜の濱本選手か。おそらく集団走かと思われるがどれだけ脱落せずにいけるだろうか。

 

河合選手は、27位と大躍進。学連選抜がないのが惜しい限りだが有終の美を飾った。一方で昨年選抜入りの濱本選手が274位とブレーキ。これが響いて結果的には順位を下げてしまった。河合選手以外の上位7名は2、3年生。来年も厳しいと思うが少しでも順位を上げておきたい。

 

 第19位 創価大学  16位→15位

 昨年の箱根予選でにわかに躍進があった。1年生の山口選手が個人29位にランクイン。そのまま選抜にも選ばれて4区6位。何人も選抜に選ばれている創価大としてはやや意外にも初の区間一桁だった。その後関カレ1万で入賞に迫るなどまずまず保っているようだ。

 
 100位以内の選手はそれだけだったが、200位以内に10番手がゴールしたのは結構久しぶりだった。沼口選手と小嶋選手が109位と113位。卒業生をのぞいてあとは170位前後あたり。今までに比べれば底上げはできていた。

 冬から春にかけて躍進があったのが165位と173位でゴールしていた後沢・前原選手の新2年。共に1万29分台をマーク。後沢選手はハーフでも65分台へ伸ばしている。また新村選手が関カレハーフで先ほどあげた沼口選手らを上回る走りを見せている。その沼口選手は1万30分半ばながら自己ベスト更新。彼らの今回の予選の成績が楽しみだ。

 

昨年は、集団走が成功したのか200位以内に10人入ったが今回は、わずか2人。山口選手は期待以上の結果で準エースの後沢選手も続いたが他は200位以下に沈んでしまった。戦前の予想ではひょっとしてボーダーに入ると言われていたが、まだまだ力強さが足りないということか。

 

第18位  関東学院大学  20位→19位

昨年、山本選手が選抜出走した関東学院大だが、予選終わった後から急激に伸びてきていたのが松本選手で1万29分04秒、学生ハーフや彼の力もあり久々に出場した全日本予選での成績を見るとエースといえるのは彼だろう。

 
 実は1万29分台は5人もいる。既出の選手以外には、64分台マークした経験のある望月選手、昨年予選で頑張った田籠選手に、予選後に伸びてきた古川選手だ。ただ、安定して結果を残せているかというと松本選手のみだ。選抜出場の山本選手は春先大きく沈み込んでしまった。まず彼らが最低でも100位以内には潜り込みたい。かつてのロードで持ち味を発揮するタイプとは違いどちらかというとトラック型の彼ら。今のところ涼しい気候になる予報だが、こちらの方がいいだろうか?
 
 問題は10番手前後。1万のタイムを見る限り、先の流経大よりは低い。元々層が薄い上に30分後半持っていた岡田・岡本選手がエントリーできなかったのだ。厳しいが、ここでこそかつてのロードの粘りを見せるところだ。渡邊選手といったちょっと面白そうな1年生もいる。幸いチーム状況は良好の模様。10年ぶりの復活、待ち望んでいるファンはいるはずだ。
 
 
 
一時期の凋落には歯止めがかかり今年も一歩ではあるが順位を上げた。上位の選手は概ね予定通りか。ただ選手層の薄さがここ数年の大きな課題。今年もそれを解決できず。とりあえずは、全員200位以内を目標に復活を目指したい。

 

第17位   東京国際大学  不参加→21位

昨年初出場した箱根予選は21位にランク。ルウル選手がいたり5千14分台の選手が複数獲得できたとはいえ、出走12人中11人が1年生のメンツで強化して数年経つチームに複数勝利できるとは。

 
 1年経ってまたチームは成長していた。2年生の関選手の存在。昨年はメンバーに選ばれたものの不出場だった。学生ハーフで66分台(チーム内出場選手でトップ)を出して、新年度になり主将になった。いきなり記録会で29分29秒を出したのだから。昨年選抜に選ばれた安藤選手が順調に練習が積めておらず厳しい中、穴埋めできそうな存在だ。
 
 
たらればは、禁物だが昨年選抜入りの安藤選手がいればさらに上位にはいけた。200位以内に4人入ったが1、2年生しかいないチームにあって選手層が薄いのはいた仕方ないところ。大学は経営が危ういとの噂でなりふり構わぬ強化は来年も続きそう。となると近いうちのひょっとしてはあるかもしれない。新鋭校の中では一番可能性は感じる。

 

第16位  平成国際大学  19位→17位

 

期待できる選手は昨年予選105位で学生ハーフでも65分少しで走破した大澤選手に、今季好調の田嶋選手だろうか。彼らの1万ベストを上回っている木野選手らが調子をあげることができれば、順位があがるかもしれない

 

突出した選手もいなかったが極端に遅れた選手もいなかった。留学生2人で一度だけ箱根に出場した経験あるが当時よりも確実に実力はついてきた。あとは、エースがいればというところ。ちなみに埼玉栄高校と同じ系列校。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このあたりの新興校も肝心の1年生が少なく、最近強化を始めた大学に奪われている格好か。競争はさらに激化しそうな雰囲気です。

 

 


第90回箱根駅伝2013  各大学予選会結果 25位から21位

2013-10-24 21:46:26 | 箱根駅伝

シリーズでお届けしている箱根駅伝予選会詳報。今日から予選会から本戦を虎視眈々と狙う、強化校の登場です。

 

第25位 駿河台大学   26位→24位

徳本一善氏を監督に迎え、リスタートして以降、着々と力をつけてきている 今年は
昨年箱根予選トップだった3年生の今井選手が1万30分05秒を出すと、夏を超えて
2年生の松枝選手と1年生の平賀選手が5千14分30秒前半、1万も30分代を安定して
出している 1年生は越智・山重選手もそれぞれタイムを伸ばしつつある また昨年3番手
の折橋選手もベストを更新 持ちタイムが良い寺嶋・立成選手らの復帰が待たれる
発展途上のチームは昨年から25分以上短縮し10時間30分を狙う 浮上を期待したい
 
 
 
結果的には強化校の仲間入りを目指すも筑波大にも及ばず完全に足踏みしてしまった。
不調選手が復活できず、また爆発的に記録を伸ばした選手がいなかったのが筑波に敗れた原因か。来年あたりから4年生になる選手が出てくるので、来年が勝負の年になりそう。
 
 
第24位 筑波大学   27位→25位
筑波大と言えばまず出てくるのは2年生の津田選手でしょう 関東ICで入賞、そして日本ICでは表彰台の真ん中に立った 一気に注目の存在になった 最も20㎞の箱根予選では上級生も負けていない 30分54秒を出した尾崎選手を初め、紺野・根本・嶋津選手ら31分そこそこの走力を持っている選手が多い また同じ2年では5千15分台から14分37まで伸ばした西浦選手も忘れてはならない 高校時代に14分台を出した新入生の勝谷・田内選手らも刺激になっていそうだ非強化の中では頭一つ抜けており、昨年よりパワーアップ 更に上位に食い込むことはできるか
 
 
こちらも、慶応同様記念大会であれば参加出来ていた実力の大学。今年も国立大ではトップ。また、強化校の駿河台大学より上位でフィニッシュ。勝因は、そこそこと思われていた3年紺野選手の快走と1年勝谷選手の活躍。100番台で3人がゴール出来たことで貯金が稼げた。選抜があれば選手も送り出せていたであろう。
 
 
第23位 松蔭大学   17位→20位
 
昨年103位と卒業生の橋爪選手に迫った菅野選手がまず主力。秋になって毎年調子上がってくる。あとは自己ベストを伸ばした近藤選手や、毎年着実に順位をあげている鎌田選手か。部員が少なくなっているが持ち堪えられるか。
 
 
 
監督が変わって3年目年々順位を落としており、部員も減少。かつての梶原
選手のようなエース格もおらず厳しくなってきている。先細りになってしまいそうで今後が心配だ。
 
第22位 武蔵野学院大学  21位→22位
 
トラックシーズンはインカレ出場した佐藤選手と、5千15分30秒代から早くも14分40秒代まで伸ばした細田選手が目立っていたが、長い距離では山本・紺野選手らが強い・特に山本選手は先日大幅ベストだ。他の選手もあがっており、タイムを縮められそうだ。
 
 
概ね予定通り走れたようだが、紺野選手の100位以内はまず収穫。ただ新興チームながら下級生が育っていないのが気になるところ。松蔭大学同様だが、スカウトも上手くやらないとなかなか今後は厳しいかもしれない。
 
 
 
第21位  東京経済大学  22位→23位
 
ひとまず最近好調の選手を上げると、昨年選抜メンバーの五十嵐選手に5千14分30秒台出した井上・吉村選手らだ。5千で記録ラッシュにわいたが、勢いはどうか。他にも1500が得意な成原選手など選手はいる。総合力があがっているはずだ。
 
 
五十嵐選手は、順調に走ったが200番台前半の選手が100番台後半でも伸ばしてこないとさらなる上位は苦しいか。やや伸び悩んでいるがコーチは、かつてラジオの解説でも有名な金哲彦氏。また余談ですが主務の女性がなかなかの美人です。
 
 
 
 

2013箱根駅伝第90回  各大学予選会詳報  30位から26位 

2013-10-23 21:11:24 | 箱根駅伝

ちらほらと伝統校も見え隠れするこのゾーン。東京6大学のうち東大は殿で登場しましたが、他の大学は?

 

第30位 国際武道大学  28位→26位

昨年の予選チーム6番手までに卒業生が4人いる武大だが、それを補う走りが出来つつある
昨年チームトップの189位で選抜入り目前に迫った柳井選手は勿論の事、2年生に勢いがある
5千のベストを大幅更新して14分50秒出した小林選手と、須賀貴選手も成績が安定している
それに、箱根予選で毎年タイムを順調に更新している遠畑選手でひとまず主力4人だ
他、2年生の安藤選手や15分06秒を持つ須賀健(須賀姓3人いる)選手らの底上げも注目点だ
 
 
下位選手の底上げが思うようにいかなかったのかなと思う。昨年の卒業生が多かったとはいえ2年前よりも順位は後退してしまった。
 
 
第29位 東京学芸大学   24位→27位
学芸大は3年生が中心だ 今年勢いがあるのは石田選手で何度も14分台を出している
高校時代から5千14分代持っていた原選手は3障で関東IC出場 根橋選手は1500が得意な
スピードランナー 鳥羽選手は4月上旬から1万等長い距離に挑戦中だ ただ、昨年の予選では
その彼らを現4年の前田、3年の神田、2年の柘植選手が上回っていたのがまた面白い所
昨年うまくいかなかった選手らがしっかり調整できれば、もう一度国立大最上位を狙えるだろう
 
今年も順位は下がってしまった。様々な競技の選手が出走しているようなので調整も難しいのだろう。
 
 
第28位  慶応義塾大学    23位→28位
今年の慶大は4年生が予選メンバーの多く占めそうで、勝負の年になりそう 昨年、選抜の
エントリーに入った門出選手や、今年5千15分08秒を出した玉井選手、他1万31分台の
岡田・内山・長島選手、1500にも目を向けると坂庭選手は毎年ICでみる選手だ これに
1万チーム2番手の栗田選手や、3障が得意な1年西谷選手らが脇を固める なお、名前を
あげた4年生は内山・岡田選手など昨年悔しい思いをしている この予選に全てをぶつけたい
 
昨年悪かった選手はリベンジしたが、逆に選抜入りを果たした門出選手が順位を落とすなどチグハグだったのは否めない。第70回の記念大会では出場しているなど過去は記念大会時の増枠に賭けていたが現在では、大学挙げて強化しないと記念大会でもなかなか難しいでしょう。
 
第27位 東京情報大学   不参加→29位
強化を開始し始めて3年間 前回予選に登場して29位にランクイン ロードレースでは現3年の
上原選手が活躍し、1万トラックでは国吉選手が31分20秒のタイムをマークしていた ただ、
今季はこの2人の名前を中々見ない その為か前半戦は中々自己ベストの声が聞かれなかった
その中で昨年予選2番手の山中選手や中盤だった岡田・岡崎選手が上位に名前を見る
卒業生もまだ1人しかいないし、しっかり調整して順位を押し上げていきたい所だろう
 
強化は開始しているようだが非強化校の立教に負けたのはショックかもしれない。ところでここの大学は誰が監督なのでしょうか?いろいろ検索したのですがわからなかったもので。知っている方いましたら情報ください!
 
 
第26位 立教大学   29位→31位
昨年の31位から大きくジャンプアップが期待できそうな程戦力があがってきている
1万31分台が8人いる 主力は関カレハーフに出場して1万31分10条前後の黒崎・高木剛選手
特に高木選手は4年生で昨年の予選では失速してしまったのでリベンジに期待 他の陣容は、
3障が得意で昨年予選トップの柳原選手や、着々と力をつけてきた佐々木・小野寺・高木勇選手
そして大学から陸上を始めた内田選手など多種多様 5千14分台を引っ提げて入部した
大西選手がメンバーに入れるか際どくなっている どのくらい強化チームに近づけるか注目だ
 
各選手実力はおおむね発揮できた模様。惜しむらくは、昨年予選トップの柳原選手が10番手以内に名前がなかったことか。ただ、立教の1つ上の大学とは、9分も差があるためどのみちこの順位が限界だったかもしれません。また、6大学の慶応、東大いずれも上回ったのは近年ではなかった。
 
 
次回からは、箱根駅伝を本気で狙う強化校の登場です。
 
 
 
 
 
 
 

第90回箱根駅伝予選会2013回顧  35位から31位

2013-10-22 20:55:36 | 箱根駅伝

このあたりから予選会常連校が出てまいります。

 

第35位 東京大学大学院  不参加→35位
かなり多くの新入部員が入ったのがなんと東京大大学院 その数12人
勿論青沼・大内田選手ら東大からだけでなく、農工大の横山選手、横国大の吉原選手、
最も持ちタイムが良い(5千15分10)のは台湾からやってきた張選手と様々なメンツだ
色々あり、練習を中断する時期があったそうですが、もう一度心身ともに追い込むとのこと
東大の頃から主力だった東・山田(以上2年)・岩川選手らで順位アップを図っていきたい
 
ノーマークの秋山選手がチームトップと頑張った。台湾からの張選手が2番手と続く。学業との両立は難しいとは思うが、来年も参加できるよう頑張ってほしい。
 
 
第34位  横浜国立大学   32位→33位
昨年の予選トップ10には5人4年生がいた 戦力ダウンは免れないがチーム状況は
まずまず良好、昨年チームトップの藤本選手の他、栗原・佐藤選手が調子が良く、
8月末の甲信越大会でもベストに近い(15分40秒前後)走りをしていて、主力となった
15分半ばの持ちタイムの1年生の新・澤畠選手も3障等で頑張っている
昨年好走の仙波・田中選手らが上がってくれば、総合的に期待できるかもしれない
 
戦力ダウンが囁かれた割には踏ん張った方かもしれない。200番台で走れた選手が一人もいなかったため核となる選手が現れれば一気に順位を上げられる要素はある。
 
 
第33位 東京大学   25位→30位
注目は何と言っても2年の渥美選手。昨年予選チームトップ、年末に1万30分41秒を記録
関カレハーフにも出場できる力を付けた 今年はまだもう少しだが、例年夏を経て調子が
上がるとのことなので、その伸びに期待したい ただ、チーム全体的にはこのカテゴリーの
中では選手層が薄い 他主力ではチーフの小野田選手に1万32分台の梁瀬・原選手等か
5千では2年の網谷選手が伸ばしてきた 箱根予選まで更に伸びる選手が出たか注目したい
 
順位が下がってしまったが、3番手から10番手が363位~417位と狭い範囲でゴールしている。推測するに集団走のペースが遅すぎたのかもしれない。
 
 
第32位 明治学院大学  34位→不参加
昨年惜しくも出場できなかったが、今年は今年度記録だけでも10人以上突破
2年前に予選ワンツーだった高橋・辰野選手が4年生になり、チームを牽引。
これに3年生の原選手が1万31分43秒まで伸ばして3本柱となっている。
また大安・宮岡選手など5人入部した1年生全員が5千ベスト15分台。活性化するか
4年前は12時間24分、2年前は11時間42分、今年はどこまで縮められるか楽しみだ
 
唯一の復活出場を果たした大学。昨年不参加がウソかのような成績。おそらくチーム新記録だと思われる。1年生が順調に伸びればさらに上位も狙えそう。
 
 
第31位 芝浦工業大学   不参加→40位
15分24秒の海老沼選手など昨年予選時に16分台だった選手の多くが
15分半ばに更新するなど、昨年歓喜の初出場を成し遂げた同校が勢いに乗っている
更に岡崎高校から14分56秒のタイムを持つ中根選手が入部、また元々14分55秒が
ベストで今年から試合に出場している山口選手が今年15分00秒54と大学記録などで
5千平均タイムは予選出場校33番。夏合宿次第では目標の30番も見えるかもしれない
 
順調に伸びている印象。逆にここからさらに伸びるようだと本気で本戦狙えるなんて思えてくるが、ここから伸ばすのが難しい。
 
 
まだまだこのあたりの大学は本気で強化はしていないので、順位の上げ下げで一喜一憂です。次回は、30位~26位です。
 
 
 
 
 
 

箱根駅伝予選会2013を振り返る   40位から36位

2013-10-21 20:39:51 | 箱根駅伝

昨日に続いて箱根駅伝予選会2013振り返り企画です。

今日は、40位~36位です。下位ではおなじみの大学です。

第40位 埼玉大学  不参加→41位
昨年の出走メンバーが全員おり、躍進候補でも良かったが、1年2年に注目選手がいる
新入生に浦和実業高から5千14分57秒のタイムを持つ山田選手が入部 夏までに
力が戻れば面白い 2年には大学入ってから14分台を出した田中選手に、田中選手を
昨年の予選で上回った奥山選手が強い 力的にはこの2人が抜けている 2年は他に
岡井・舟久保選手など数が多い 4年の和田・深谷・田中選手ら存在感を示したい
 
思ったよりタイムが伸び悩み。層が比較的厚い2年が踏ん張れなかった。
 
 
第39位 首都大学東京  35位→36位
昨年の予選は大学記録だったが、出走選手にエースの服部選手の姿はなかった
5千14分56秒、1万31分11秒と抜けている存在だが、故障により欠場を余儀なくされたのだ
その後も故障との戦い 学生ハーフで関カレ2部ハーフの標準突破も、これも故障欠場
ただ、最近の記録会で5千15分そこそこのタイムをマーク 最後の予選に備えている
他、宮田・中村・湊・園川選手らPBに沸いて、充実している今、更なる大学記録更新を狙う
 
ケガに泣いた服部選手は、最後の予選会200番台とまずまずの結果。それに続く選手がタイムが出なかった。卒業生は少ないので、来年こそ躍進したい。
 
第38位 学習院大学   30位→32位
4年生の人見選手は5千14分42秒のベストを持ち入部 中々更新まではいかないが
昨年は何度も14分台を記録 関カレハーフにも2年連続出場 最後にもう一段アップなるか
なお4年は長谷野・青木選手が15分20秒前後のPB 4年かけて少しずつ記録を伸ばしている
元気なのが2年生で昨年に笹原選手が15分05秒、杉原選手が15分11秒となっている
部員数は決して多くない中では毎年相当に上位 今年は六大学等伝統校喰いを狙いたい
 
チーム上位選手は予定通り走れたが、下位選手のブレーキが響いた。特に最下位阿部選手はトップから20分差丁度とあわやチーム記録なしとなるところなんとか完走した。記録は残ったので来年に何とか繋げたい。
 
 
第37位 高崎経済大学   37位→39位
初の3年連続出場となる同大のエースは関カレハーフに出場した川内鴻選手
昨年は精力的な活動をしていた。これに3年の星野、4年の澤口選手までが主戦力
ただ、5千15分台は中距離の一木選手を入れて4人。16分前半に選手が固まってる
春先にベストを出した後もコンスタントに結果を出す里見・片根選手や中村選手らが
どのくらい夏に成長しているか。総合力で昨年の39位からあがるか注目だ
 
埼玉県庁でおなじみの川内選手の実の弟、川内鴻基選手が今年もチームを引っ張り唯一の200番台。4年生は不在のため、来年が順位を上げる正念場となる。
 
第36位 千葉大学    31位→42位
一昨年32位から昨年42位と大きく順位を下げてしまったが、今年は躍進チャンス
既に20人もの部員が標準記録を突破し、頭数が非常に多くなっている
中心は関カレ3障に出場した渡辺選手に、入学から5千を1分更新した前野選手ら
これに腰の痛みと戦いながら2年連続予選チームトップの佐川選手が復調できるか
高校時代に5千15分10秒台の選手らもおり、夏次第では2年前に近づくかもしれない
 
レベルは上がったようだが、一昨年の順位には届かず。佐川選手がケガの影響かチーム10番手となってしまったのが痛かった。
 
 
 
 
 
 
 
 

 


第90回箱根駅伝予選会を振り返る! 下位校から44位~41位。

2013-10-20 20:39:40 | 箱根駅伝

今日から、シリーズで箱根駅伝予選会を振り返っていきたいと思います。

個人的には、枠が平年より4つ増えたことで大方の予想通りで近年見られたサプライズがなくあんまりおもしろくなかったかなー。天候も恵まれ出走ランナー全員が完走したのも今まで見た中では記憶がないのですが、そんな箱根駅伝予選会の各大学悲喜こもごもを見ながら振り返っていきます。

 

第44位 一橋大学  不参加→43位
箱根予選の地元中の地元である一橋大には7人もの1年生が入部 標準を切る選手は
いないが、悪条件の中、三好・下和田選手らが16分代で期待を持たせる結果
これに上級生も刺激を受けていて自己ベストをだす選手が続出 特に2年生の菊地選手が
この1年で5千を40秒以上更新して15分23秒に、1万31分26秒の4年庄子選手と柱になった
2年は他にも澤武・村上・坂井選手などが伸び盛り。下級生の勢いで浮上を狙いたい
 
 
昨年は下から3番目だったが、今年は最下位となった。500位以下が4名と足を引っ張った格好。
 
 
第43位 東京理科大学  33位→37位
昨年、選抜に選ばれた清水友博選手は覚えている人も多いだろう 1年時の予選に188位、
そして3年時に159位に食い込み、一次エントリーに名を連ねている ただ、試合出場は
その年の学連記録会が最後 今年はまだ試合出場がなく、復活が待たれる
今年一番対抗戦等で成績を残しているのは予選未出走の2年島田選手 +αだ
昨年2番手の丸山選手、3番~5番で新4年の大和久・本田・花新発選手ら調子をあげたい
 
結局、エース格の清水選手不出走で順位を大きく落とすことになってしまった。
 
 
第42位 防衛大学校   36位→38位
 
85回大会の23位を最高に、少しずつ順位ダウン。そろそろ歯止めをかけたい
昨年予選トップの堀井選手と関カレ3障で9分15秒台を記録した可児選手が中心
2人共5千15分10秒台、1万31分台のベストを持つ。これに、持ちタイムは低いが
昨年の予選でこの2人に割って入った遠藤選手や、中西・山中選手も今季再び
標準切っている。1年生では安藤選手が15分台。豊富な駒数を活かしていきたい
 
 
今年も順位を下げてしまった。チーム1番手、2番手の堀井、可児選手に続ける選手が不在でした。
 
 
第41位 東京工業大学   不参加→34位
注目選手はやはり2年生の松井選手ということになってくる 昨年の予選個人198位から
スルスルと伸びて今年春1万30分08秒を出し、関カレ2部ハーフで18位に食い込む健闘
学業とバイトを両立しての結果だ 今年は選抜はないので本気出すのは来年だそうだが、
その中でどういう結果を出すか 勿論、彼だけでなく上級生も注目したい 5千14分54秒を
持つ4年の柴田選手、同15分13秒で3年の丸山選手ら 彼らで順位が上がるかも楽しみだ
 
 
松井選手が大躍進。選抜があれば間違いなく出場できたはず。来年復活する選抜で是非見てみたい。ただ、チーム全体では400位以下が8人と底上げしないと来年予選会の出場自体が危ぶまれる。
 
 
昨年出場しながらも今年参加できなかったのは2校。
 
山梨大学   38位→44位
予選で2年連続ブービーの山梨大 毎年最後の最後でギリギリで揃えてくるが、今年も
際どいところを彷徨っている 4年生エースの上條選手は先日5千15分10秒を切るなど
順調だが次が続いてくるか 他には3年生の齋藤・星選手や2年生の青木陽選手が標準切り
医学部では6年の青木亮選手がタイムを持っているか 以前に標準を切った事のある
宮下・鈴木選手や17分以内の草野・小林選手、医学部の選手らがどこまでいけるかが鍵だ
 
 
北里大学  不参加→45位 
昨年3年ぶりに出場するも最下位 医療系の大学は練習量等から厳しい戦いを強いられる
事が多いが、運動生理学など医学の知識を活かせないか、大学一体で支援を開始している
5千15分17秒を持つ主力の吉永選手等は実戦で活かしているそうだ その後がどのくらいくるか
ベスト16分30秒以内は11人いるが、期間内となると小坂・鈴木・原選手ら7人 引退選手も
いるかもしれない 明日は16分後半の江口・五十嵐選手ら下級生が多く参戦 意地をみせたい
 
 
2年前は出場したこちらの大学も復活を目指しましたが参加ならず・・・
 
文教大学   39位→不参加 
2年ぶりの出場を狙う文教大は上級生中心に突破している選手がいる エースは3年生の
新井選手で昨年の関東理系で15分06秒をマーク 後は16分台だが藤石選手等何度も
突破している 彼らに名簿に名前がない青木選手(高校時に14分51秒)を入れていいなら
7人突破している あと可能性ありそうなのはあと10秒前後の中山・正木選手あたりか
1年生は17分台だが一気に上がる事も多い 10人揃えて2年前最下位のリベンジをしたい
 
 
下位校にとっては、この箱根駅伝予選会に参加すること自体が目標になっています。3年前に一度標準記録が設けられ参加校数が減少しましたがレベルアップした大学が増え参加校数は以前と同レベルにあっという間に戻りました。