先週末のOKFC戦は県リーグの頃以来の記録的大勝。先制点こそ前半31分まで待ったが、立ち上がりから最後まで終始相手を圧倒した。これが普通の状況なら「もうちょっと何試合かに分けて取れよ」と苦笑いする11得点だが、この試合に限れば意味があるゴールラッシュだった(その点については後述)。大勝の口火を切った西山と終盤に畳みかけた宮本、大味な試合でも全体のバランスを取り続けた阿部、仲間を叱咤し続けて自らも得点を決めて見せた野本に復帰戦で存在感を示した斯波…名前を挙げたらきりがない。皆ご苦労様。
OKFCはGKに至るまで顔ぶれがかなり入れ替わり、メンバーを固定できない状況は相変わらず。ただ、敗因はおそらくそこには無い。この試合、OKFCは後半途中までずっと速いプレスを仕掛けてきたが、アルテリーヴォの選手に一発でかわされて背後を突かれるorパスコースを開けるシーンが目立った。例えば第4節のFC大阪戦で見せたような、徹底してスペースを消すリアリスティックなサッカーなら、これほど失点を重ねることはなかったように思う。もっとも、この試合を来季(あるいは1月の入替戦)に向けた強化試合と捉えれば、持前の積極的なサッカーを貫くことに意味があったのかもしれない。
第2戦を終えてグループAの状況は以下のとおり。
1位 PE洲本 点6 2勝0分0敗 9得点1失点 得失差8
2位 和歌山 点3 1勝0分1敗 13得点5失点 得失差8
3位 阪南大ク 点3 1勝0分1敗 5得点8失点 得失差-3
4位 OKFC 点0 0勝0分2敗 1得点14失点 得失差-13
アルテリーヴォは現在2位、今週末の結果次第では1～3位が勝ち点6で並んで得失点差の勝負になる可能性がある。その場合、仮に先の試合が8点差以下だと、今週末勝ってもパナソニックエナジー洲本を抜けずに3位転落＝予選敗退の恐れがあった。9点差以上つけた結果として、アルテリーヴォは点差に関わらず勝てばPE洲本を抜いて2位以上＝予選突破が決まる。11-0のスコアに意味があった所以である。
もっとも、それも今週末にPE洲本に勝てば…の話。引き分け以下に終われば、同時進行の阪南大クラブ-OKFCの結果によるが予選敗退の公算が高い。先の大勝が決勝T進出に繋がるか狂い咲きの徒花と終わるかは、今週末の結果にかかっている。
PE洲本との今季の対戦成績は1勝1分。前期はアルテリーヴォがホーム開幕戦の紀三井寺球で1-0と競り勝ったものの、後期は2点リードを奪いながら追いつかれている。また、PE洲本は今季7位と低迷したが、後期に限れば2勝4分1敗と勝ち越しており、むしろアルテリーヴォより好成績を残している。アルテリーヴォが初戦で完敗した阪南大クを6-0と大差で負かしている点も含めて、このグループ最大の難敵であることは間違いない。
グループAのチームと準々決勝で対戦するグループDは、例年KSLカップに強いリーグ最上位のアイン食品(1部3位)が2連敗で予選敗退し、既に関大FC(2部3位)とB.S.C HIRA(2部6位)の決勝T進出が決まっている。必ずPE洲本に勝って予選を突破し、勢いがある学生チームと準々決勝で対戦したい。
試合会場は三木総合防災公園陸上競技場。11時半から第1試合：アルテリーヴォ-PE洲本、14時から第2試合：バンディオンセ加古川-京都紫光クラブが組まれています。
三木防災へは、車なら和歌山から2時間あまりで到着します。公共交通機関でのアクセスは限られていると言われていますが、往路は最寄りの緑ヶ丘駅から丁度いい時間のバスが出ています。
0938三宮→0945新開地 (神戸高速東西線・新開地行) ※0910梅田発
0952新開地→1030緑ヶ丘 (神戸高速南北線・粟生行)
1040緑ヶ丘駅→1055防災公園前 (神姫ゾーンバス)
復路は緑ヶ丘駅行で時間が合うバスはありませんが、第2試合の後なら1555防災公園前→1614緑ヶ丘駅にギリギリ間に合います。第1試合の後、防災公園前を南北に走る県道の下り坂を北に1.5km程やや早歩きで、1348志染小学校前(1350御坂)→1431三ノ宮(神姫バス・三ノ宮行)という手もあります。※野球場の脇の道を下れば1km弱で「御坂」バス停に出る模様(未確認)
来てみれば「これほどの施設が何故こんな所に…」と郷土を顧みて溜息が出ること必至の素晴らしいスタジアムです。未見の方はアルテリーヴォの応援がてら是非。なお、周辺にコンビニ等は一切無いので、食料は必ず事前に調達しておいてください。
11/4(日) 11:30～ KSLカップ 予選第3戦
パナソニックエナジー洲本－アルテリーヴォ和歌山 ( 三木防災公園陸上競技場 )
OKFCはGKに至るまで顔ぶれがかなり入れ替わり、メンバーを固定できない状況は相変わらず。ただ、敗因はおそらくそこには無い。この試合、OKFCは後半途中までずっと速いプレスを仕掛けてきたが、アルテリーヴォの選手に一発でかわされて背後を突かれるorパスコースを開けるシーンが目立った。例えば第4節のFC大阪戦で見せたような、徹底してスペースを消すリアリスティックなサッカーなら、これほど失点を重ねることはなかったように思う。もっとも、この試合を来季(あるいは1月の入替戦)に向けた強化試合と捉えれば、持前の積極的なサッカーを貫くことに意味があったのかもしれない。
第2戦を終えてグループAの状況は以下のとおり。
1位 PE洲本 点6 2勝0分0敗 9得点1失点 得失差8
2位 和歌山 点3 1勝0分1敗 13得点5失点 得失差8
3位 阪南大ク 点3 1勝0分1敗 5得点8失点 得失差-3
4位 OKFC 点0 0勝0分2敗 1得点14失点 得失差-13
アルテリーヴォは現在2位、今週末の結果次第では1～3位が勝ち点6で並んで得失点差の勝負になる可能性がある。その場合、仮に先の試合が8点差以下だと、今週末勝ってもパナソニックエナジー洲本を抜けずに3位転落＝予選敗退の恐れがあった。9点差以上つけた結果として、アルテリーヴォは点差に関わらず勝てばPE洲本を抜いて2位以上＝予選突破が決まる。11-0のスコアに意味があった所以である。
もっとも、それも今週末にPE洲本に勝てば…の話。引き分け以下に終われば、同時進行の阪南大クラブ-OKFCの結果によるが予選敗退の公算が高い。先の大勝が決勝T進出に繋がるか狂い咲きの徒花と終わるかは、今週末の結果にかかっている。
PE洲本との今季の対戦成績は1勝1分。前期はアルテリーヴォがホーム開幕戦の紀三井寺球で1-0と競り勝ったものの、後期は2点リードを奪いながら追いつかれている。また、PE洲本は今季7位と低迷したが、後期に限れば2勝4分1敗と勝ち越しており、むしろアルテリーヴォより好成績を残している。アルテリーヴォが初戦で完敗した阪南大クを6-0と大差で負かしている点も含めて、このグループ最大の難敵であることは間違いない。
グループAのチームと準々決勝で対戦するグループDは、例年KSLカップに強いリーグ最上位のアイン食品(1部3位)が2連敗で予選敗退し、既に関大FC(2部3位)とB.S.C HIRA(2部6位)の決勝T進出が決まっている。必ずPE洲本に勝って予選を突破し、勢いがある学生チームと準々決勝で対戦したい。
試合会場は三木総合防災公園陸上競技場。11時半から第1試合：アルテリーヴォ-PE洲本、14時から第2試合：バンディオンセ加古川-京都紫光クラブが組まれています。
三木防災へは、車なら和歌山から2時間あまりで到着します。公共交通機関でのアクセスは限られていると言われていますが、往路は最寄りの緑ヶ丘駅から丁度いい時間のバスが出ています。
0938三宮→0945新開地 (神戸高速東西線・新開地行) ※0910梅田発
0952新開地→1030緑ヶ丘 (神戸高速南北線・粟生行)
1040緑ヶ丘駅→1055防災公園前 (神姫ゾーンバス)
復路は緑ヶ丘駅行で時間が合うバスはありませんが、第2試合の後なら1555防災公園前→1614緑ヶ丘駅にギリギリ間に合います。第1試合の後、防災公園前を南北に走る県道の下り坂を北に1.5km程やや早歩きで、1348志染小学校前(1350御坂)→1431三ノ宮(神姫バス・三ノ宮行)という手もあります。※野球場の脇の道を下れば1km弱で「御坂」バス停に出る模様(未確認)
来てみれば「これほどの施設が何故こんな所に…」と郷土を顧みて溜息が出ること必至の素晴らしいスタジアムです。未見の方はアルテリーヴォの応援がてら是非。なお、周辺にコンビニ等は一切無いので、食料は必ず事前に調達しておいてください。
11/4(日) 11:30～ KSLカップ 予選第3戦
パナソニックエナジー洲本－アルテリーヴォ和歌山 ( 三木防災公園陸上競技場 )
