汐まねきのブツブツ・Ⅱ

汐まねきは新しい住処に移り住むことになりました。
またブツブツと泡を吹かせてもらいます。

汐まねきの経済論」#100:資本主義での労働力

2016年06月24日 | 日記
資本主義・・・自由経済主義のもとでの労働力

資本主義・現在の自由経済主義のもとでは金融や商品については多く論じますが、労働力については、あまり多く論じていません、
何故か?
自由経済主義のもとでは、労働力は商品の一つとして考えないからです、極論を言えば、人間も商品の一つ、人間は労働力を
供給するから必要なのです、従って、人間も商品の一つなのです。

確か,2・3年前に亡くなった宇野弘蔵先生が、労働力の商品化の特徴として、次の2つを上げておられます。

1:人間個人が生産手段(農地・機械。工場)を持たなくなったこと(しばりつけられることなく自由になったこと)
2:自由に移動ができること。・・・・働く場所や職種など自由に変えることが出来る。

この2つの自由を得た代償に、労働者は‘働けど、働けど、・・・じっと手を見る’ことになりました。

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汐まねきの経済論#99:そりゃーないでしょう:その2

2016年06月09日 | 日記
そりゃーないでしょう:そのⅡです

支那・中国に生産拠点を移すということ・・・先般の労働力とか賃金の話からは離れますが、これも、考えなければばなりません。

日本では様々な公害などの規制が厳しいので生産コストが高くつく、かたや、支那ではその規制が緩やかで、あるいは、逃れて生産をすることが
が可能であり、当然、品物のを安く生産できる・・価格が安い、・・・そこで、生産拠点を支那に移すという図式がありました。
、生産コストの差は技術力の差でしかありません、労働力の差ではないはずです、その差がよほど大きくない限り、様々な形で、‘つけ’は必ず反ってきます。
例えば公害の空気汚染・水汚染です。
そして
もっと気になるのは、中国政府による、生産拠点侵略・・という損害賠償です。

コメント (2)
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