汐まねきのブツブツ・Ⅱ

汐まねきは新しい住処に移り住むことになりました。
またブツブツと泡を吹かせてもらいます。

汐まねきの経済論

2013年12月21日 | 日記
韓国経済は破綻しない

今、‘韓国経済は破綻寸前にある’と言われていますが、私は,韓国経済が破綻することは絶対にないと思うようになりました。
その理由は、先ほど読んでいた塩野七生著‘ローマ人の物語#8にありました。機微をついていること、それに、大変面白い文章なので
紹介させてもらいます。成程と納得します。

これは、カエサルが当時、莫大な借金をしているという話になります。

(金というものを経済的にしか考えない人間は、金というものに対してどういう考えを持つものであろうか?この点をカエサルは突いただと思う。借金が少額のうちは債権者が強者で債務者は弱者だが、額が増大するやこの関係は逆転する。

多額の借金を持つことは‘保証’を獲得したことと同じになる。多額の借金は、債務者にとっての悩みの種になるからである、不良債権として忘れ去るにしてはあまりにも高額すぎる、ために債務者が破産しないように努め上げるのは、今度は債務者側になるのだ。)
ちなみにカエサルは担保などを出していない、というより担保になるものを持っていなかったそうです。

日本航空、ギリシャ・そして韓国と納得できました。




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汐まねきの経済論

2013年12月15日 | 日記
お金とマネーの違いは

お金は、いわゆる通常の人が、いつも接しているお金のことで、先ずは お金がない、預金通帳がゼロ、財布が空っぽ、借金をした、ローンが残っている・・・などなど日常の出来事で私たちの身近に存在しいます、これも実は単に印刷した紙にしか過ぎないとはいえ、この世の中で
役目は果たしているので、まだ可愛い存在といえるでしょう。

一方マネーの世界では、ヘッジフアンド、デリバティブ、ボルカールール、サーベラス、だのFX、だのとやけにカタカナが目立ちます、
日本語でも機関投資家だの外国為替金利特別会計などまさにお化けの名前が横行します、サーベラスとかソロスさんは巨大で有名な
お化けの代表格でしょう。
最近は、得体の知れないビットマネーという不思議な妖怪が出てくるようになりました、この言葉を使うようになったら、お化けの世界に迷い込んだと思っていいでしょう。

現世とあの世の間に幽界があるように、お金とマネーの世界の間にあるのが、株や国債などの債権、の世界でしょう、、
この幽界はコウモリ」であっちの世界、こっちの世界と行き来しています、たまに覗いてみる人は多いようです。

世の中には、上には上があります、政治家というのが力をつけて、最近は幽界にある国の国債を操り初めています。

世の中ではお化けが怖いのというけれど、人間ほど怖いものはない!
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汐まねきの経済論

2013年12月08日 | 日記
お金とマネー

お金(おかね)とマネーとは違います。
お金は捕まえどころがありますが、このマネーには全く捕まえどころがありません。

鵺(ぬえ)と言う、頭が猿、胴体は狸、手足は虎、しっぽは蛇、という伝説上の怪物がいます、
どうしょうもない、とにかく捉えどころがない奇怪な動物だそうですがこれにソックリなのがマネーです。
名前も‘ぬえ’と‘マネ’よく似ています。
                                       
神様はアダムとイヴが禁断の木の実(りんごだそうです)を取って食べたので、人間を下界に追放したそうです。
私は禁断の木の実はりんごではなくて‘紙で作ったマネー、ではなかったかと、そして、人間には、木ノ葉はなくて
‘欲’をつけたのではないかと考えています。
それで、この先、人間はマネーと欲の相乗効果で苦しむこととなったのです。
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汐まねきの経済論

2013年12月03日 | 日記
人間から欲を除いたら

分子生物学の世界では重要な遺伝子の一部を切り離して、その遺伝子のない生物はどうなるか?
を研究することがあるそうです、マウスでの実験ですがこれをノックアウト・マウスといい、そのマウスの子孫を
追いかける研究だそうです。
さて、ここで人間(生物学ではヒトですが)から‘欲’という遺伝子のようなものを取り除いたとしたらどうでしょう?
まずは、今の概念での経済活動は全く成り立たないことは明らかです、そして経済という社会の動きが、こんな
単純な要素が基礎であることに驚きます。

マウスでの実験は可能ですが、人間にこの実験はできない!?・・・イヤー出来るのです。
昔、自ら今実験をした人たちがおられます。
誰もが知っています、方丈記の鴨長明、越後の良寛さん、和歌の西行、越前の橘曙覧です、特に橘曙覧
は私がかって暮らした越前の歌人なので、いろいろな寓話を聞いていました。

今の世の中でこのように清貧を旨とし、それを楽し人たちが多ければ、ネバ・タラはないとしても日本では少し変わった経済論が
生まていたかもしれません。
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