あーした てんきに な~れ!

いろいろと悩むことはあるけれど、明日はいい日になる。そう信じていたいから。

スパゲティーミートソース

2009年06月21日 18時59分38秒 | 家族の事
今日は父の日。

正直連続飲酒の父に、どうなるのだろうか?と思っていました。

弱いお酒を少しだけれど、毎日飲んでいる事には変わりはない。

末の息子の眼は、いつもその父を見ている。

上の息子も娘も同じ。

飲んでるのか。と、言葉に出すのは末の子だけ。


今朝、バイトに出かける前にその末の息子が「今日の晩飯、決まってるの?」と。

「う~ん。まだ、考え中」

「今日、父の日だろう。前に母の日に、母さんに親父とミートソースを作ったんだけれど、覚えてる?今日、俺それを親父に作ってやろうと思って。いい?」

レシピのファイルを探すと、ありました。「ミートソース」のレシピが。

バイトに出ている間にその買い物だけしておきました。3時過ぎに帰ってくると、まずシャワーを浴びて、包丁を取り出しました。

「母さん。風呂も洗って今お湯を入れてる。入っていいよ」

でも、時々お手伝いをしていて、入る間はありませんでしたけれど・・・。

作る間、アルコール7パーセントの焼酎のハイボールを飲む旦那さま。

「親父、食べるかな?」

息子なりに考えて隠し味を加えながら出来あがり、味の最終チェックを旦那様に。

「どう?」「うん!うまい!すばらしくうまい!」

滅多にすぐには褒めない旦那さま。よほど美味しかったらしくニコニコと喜んでいました。もちろん、作った息子もニコニコと。

日曜日だけれど、学校に行っている娘は9時過ぎの帰宅予定。

家族4人でいただきました。

美味しく頂いて、夫はしっかりと手を合わせて「ごちそうさま」と息子に。

いい父の日でした。

今回はコメントなしで、そっと聞いていただけるとありがたいです。

2009年06月04日 17時18分26秒 | 夫の事
実は夫が飲み続けています。

とうとう、麹まで買ってきてネットで調べてどぶろくにまで手を出して。

家族みんな黙って見ています。

末の息子はしつこく聞きます。「親父何作ってんだ?」薄々分かりながら、でも尋ねずにはいられないのでしょう。

「パパ、何作ってんだってしつこく聞かれたわよ。もう、何やってんの」と、私。

仕事にも行き、家事も手伝ってくれて、会話もできる状態でしたので、冗談半分、でも、怒っているわよ。心配もしているしと伝え「飲み過ぎないように!」と強く念を押していました。

それが先週半ばから変なんです。

明らかに飲み過ぎている。

「飲み潰れているの分かっているよね。どうしたの?!」

辛そうに頷きます。

昨日話してくれました。

兄貴の嫁さんのお母さんが鬱病になってさ。夜寝てくれないから、お父さんが大変なんだってさ。嫁さんも昼間時々実家に行って様子を見ているらしい。夜、騒ぐんだってさ。あそこはさ、嫁さんの弟さんが医者だろう。弟の嫁さんは看護師なんだってさ。隣の家に住んでいるし、お母さんやお父さんに良く話して聞かせているらしい。それでさ、兄貴にお前はよく頑張ったよな。たった一人でって言われてさ。お前が酷かった時の事、一気に思いだしたら辛くなって泣けてきてさ。お前はずいぶん普通になってくれたけれどさ。あの頃は俺、死にたかったよ。でも、ただ、良くなってほしいと、それだけ思っててさ。・・・・。もう少し飲ませてくれよ。また、止めるからさ。


頭の中がぐるぐるしてるんです。

私だって、どれだけ辛い思いをしてきたか。妹は相変わらず、救急車や、警察の人のお世話になるような騒ぎをする。夜中に突然電話やメールが来る。死んでやる。お前のせいだ、どうしてくれると騒ぐ。それを何十年も私一人で見てきた。自分が鬱病になるまで見てきた。誰も、助けてくれなかった。最後は家族を守るためにお金をはたいて家を買って別居した。あなた、仕事を辞めてお酒を浴びるほど飲んで、子供3人と母と妹と、家族7人が食べるために私必死に働いた。どんなに疲れても、誰もご飯を作ってくれなかったから、私7人分のごはんを用意した。去年、どんなにお酒を飲んで私を責めたか覚えてる?どんな目にあったかわかる?あなたが浮気をしてその相手から電話や手紙が来て、どんなに嫌な思いをしたか。

それを私も言っていい?

でも、私がいけなかったかもしれない。

そんな事はない。お酒を飲む言い訳はどうとでもできる。


そう、全部承知しています。答えも分かっています。

あえて、ここに書いて、もう!!って言う気持ちを吐きだしてしまいたかったんです。

さぁ、さっぱりしました。

いつまでもぐずぐずと言いたくありません。

お酒に潰れているけれど、本当は私たち家族が大好きで、大事にしてくれる夫でお父さんなんです。

夕飯を作って、家族が元気になれるように。私も前に進みます。