東京23区のごみ問題を考える

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イタリア:チーズからダイオキシン検出 産廃が関連か

2008年03月23日 08時26分04秒 |  PCB/DXN類など

イタリア産チーズからダイオキシン検出
毎日新聞によると「モッツァレラチーズは南部カンパニア州の特産品で、水牛の乳から作る。同州では犯罪組織による産業廃棄物の不法投棄が問題化しており、廃棄物中のダイオキシンが水牛の体内に取り込まれた可能性が指摘されている。検出されたのは29の製造業者の製品で、水牛の乳の納入業者ら100人以上が捜査対象となっている。モッツァレラチーズはピザなどに欠かせない食材で、欧州連合(EU)各国や日本にも輸出される。」という~

■イタリア:チーズからダイオキシン検出 産廃が関連か 
毎日jp 2008年3月23日
【ローマ共同】イタリアを代表する食品であるモッツァレラチーズの一部製品から、人体に有害なダイオキシンが基準値を超えて検出され、検察当局が食品安全に関する法律違反などの疑いで捜査を始めた。21日付のイタリア紙レプブリカなどが伝えた。

追記
■イタリア産モッツァレラチーズ一部製品から基準値超えるダイオキシン 厚労省、輸入保留 
FNN - (08/03/27)
 イタリア料理のピザに欠かせない食材、モッツァレラチーズの一部製品から、基準値を超えるダイオキシンが検出されたことを受け、厚生労働省は、26日までにイタリアから ...

■2割の工場でダイオキシン イタリアのチーズ汚染
東京新聞 2008年3月27日
 【ローマ27日共同】イタリアを代表する食品であるモッツァレラチーズのダイオキシン汚染問題で、イタリア保健省は26日、これまでに検査した製造工場のうち、約2割の工場の製品から基準値を超えるダイオキシンが検出されたことを明らかにした。人体に有害なダイオキシンの汚染が想定より広範囲にわたっている恐れが出てきた。



ダイオキシン類は食物連鎖で最終的には人体に蓄積


わが国のダイオキシン類汚染実態
  排出大国であるがための人体摂取の現状は~


●厚生労働省発表資料では~
平成18年度における食品からのダイオキシン類の一日摂取量は、1.04±0.47pg TEQ/kgbw/日(0.38~1.94pgTEQ/kgbw/日)と推定され、耐容一日摂取量(TDI)4pgTEQ/kgbw/日より低く、一部の食品を過度に摂取するのではなく、バランスのとれた食生活が重要であることが示唆されました。

●しかし、WHO専門家会合では、「TDIは1~4pg/kg/日とし、4pg/kg/日を当面の最大耐容摂取量、究極的な目標としては摂取量を1pg/kg/日未満に削減が適当」なのだから~やはり日本の現実は厳しい!! かっては、10pg/kg/日といっていたのだからそれよりは前進したとも言えるが、なんでも基準だけでは判断出来ない。日本の場合は国民を守るための基準ではないから!

詳細は:魚介類中心の調査だが~
■平成18年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査等の調査結果について

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