日経新聞の「除染廃棄物、村外からも受け入れ 飯舘村の焼却施設」は、かなり詳しく事業の内容に触れているが、、、
いつ取材したものなのか、、、些か取材不足なのか、意図して隠しているのかはわからないが、、、
飯舘村蕨平地区の仮設焼却炉、、、
稼働はしたものの、破砕処理がうまくいかずに4月から焼却をストップ、
5ヶ月かけて設備の改修工事をしているようだ、、、、、
詳細は、ブログごみから社会がみえてくる「飯舘村蕨平の焼却炉、不具合で5か月間停止!①:飯舘村」
この施設,放射性廃棄物の焼却のみならず、、、除染土壌のセシウム昇華実証事業も並行しているので大変気になって注目しているのだが、、不具合で焼却炉停止のニュースは残念なら取り上げられていない。前処理段階の不具合の原因とされている『①対象廃棄物が粘土状になり、回転刃に付着して裁断できない、②金属物、コンクリート殻などの不燃ごみ混入があり、破砕できずに支障がある、③人力で廃棄物の可燃、不燃の分別では、焼却計画通りに進まない。』というのは、、、長い間放置されてきたフレコンバッグ入り放射性廃棄物、除染廃棄物、指定廃棄物すべてに当てはまるだろうに、、、積極的に問題点を公表し共有するなどしていかないと、、、環境省も、今頃になって、5年間放置してきた指定廃棄物の再測定などと言っているが、濃度が下がったからと言って、単純に、通常の処理などほど遠いのではないか、、、
稼働早々に躓いて、、、この先うまくいくのかどうか、、、
焼却灰や汚染土壌を高温(1300℃以上)で焼却・揮発させてセシウムを分離、再生利用可能な資材を生成する事業等というのもどうなっているのか。あまり情報が公開されないので、、、さっぱりわからない。問題が起きても報道もされないので、、、
■ 除染廃棄物、村外からも受け入れ 飯舘村の焼却施設 編集委員 滝順一
日本経済新聞 2016年5月9日
東京電力・福島第一原子力発電所の事故による環境汚染で莫大な量の除染廃棄物が発生し、その処分が大きな問題になっている。福島県飯舘村の蕨平 (わらびだいら)地区で稼働を始めた廃棄物の焼却施設は2つの点で注目される。ひとつは村外の廃棄物の受け入れを決めたこと。もうひとつは廃棄物の再資源 化の実証実験にも並行して取り組んでいる点だ。… …
日本経済新聞 2016年5月9日
東京電力・福島第一原子力発電所の事故による環境汚染で莫大な量の除染廃棄物が発生し、その処分が大きな問題になっている。福島県飯舘村の蕨平 (わらびだいら)地区で稼働を始めた廃棄物の焼却施設は2つの点で注目される。ひとつは村外の廃棄物の受け入れを決めたこと。もうひとつは廃棄物の再資源 化の実証実験にも並行して取り組んでいる点だ。… …