東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

第20回 東京PCB廃棄物処理事業環境安全委員会開催

2010年10月27日 22時21分59秒 |  PCB/DXN類など

※グラフはJESCO「東京PCB廃棄物処理事業環境安全委員会」資料より作成

■第20回 東京PCB廃棄物処理事業環境安全委員会開催
日 時:平成22年10月27日(水) 15:30 ~ 17:30
場 所:ホテルイースト21東京
東京都江東区東陽6-3-3 3F永代の間
3 議 題:(1)東京PCB廃棄物処理施設における操業状況について
(2)その他


傍聴しました。
設備に関するトラブルはあるものの概ね操業は順調とか~
それにしてもまたもや
敷地境界【北西端】の大気中ダイオキシン類が0.63pg-TEQ/m3〈主にフラン類(焼却由来)〉
やはり南西の風である、、もう少々のことでは驚かない、なんといっても、
TRPの微量PCB焼却実証試験の敷地境界ダイオキシン類では1.8pg-TEQ/m3 ですからね。
ダイオキシンはどこから飛んできているのでしょうか?





南南西の風がダイオキシンを運んでくる~
   



東京PCB廃棄物処理施設の操業状況(平成22年度上半期)
前半(説明と質疑)
1 施設の操業状況
2 排出源モニタリング及び敷地境界測定結果
3 運転及び設備における対策状況・改善状況
4 作業従事者(高濃度処理施設)の労働安全衛生
5 安全・緊急時訓練の実施
後半(説明と質疑)
6 トラブル発生の状況
 (1)液中切断槽廃液の配管からの排水漏洩
ドレン配管部↑↑設計ではステンレスのものが炭素鋼(鉄管)配管になっていて腐食漏洩とか~
手抜き工事なの? 設備全てを徹底して再調査すべし~

 (2)IPA蒸留精製工程における前処理塔リボイラーからの廃液漏洩
 (3)コンデンサ素子予備洗浄室における洗浄液漏洩
 (4)トランス予備洗浄系排気のPCB濃度上昇
 (5)水熱分解における供給ポンプからの苛性ソーダ漏洩及び被液
7 リサイクルの状況
8 ヒヤリハット(HH)の提出状況
9 ISO取得活動
10 施設見学者の状況
11 PCB廃棄物の収集運搬

今日は、パワポを使って説明したせいなのかなんなのか~ 
前半と後半に別けての説明と質疑なのだが「トラブル発生の状況」を後半としたため、そのまえに安全教育や消防訓練の説明や質疑があり、結果的に、後半もリサイクル等の質疑のあとに、トラブルのことが話されたり、あっちにいったりこっちにいったり、なんだか調子が狂ってしまった。ある程度順調に操業ができてくると、危機感や説明責任も後回しになるのだろうか。とても違和感を感じ、しっくり来なかった。
順調とはいえ、わずかとはいえ、漏洩、漏洩、漏洩、漏洩被液ですから~いつ何時大きな事故にならないとも限らない~危険な現場であることはまちがいないのだし、現場の作業者の安全があってこそ、安全で順調な操業となるのだろうから~

とりあえず~
あとはホームページに更新予定


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