私、希少がんP-net患者です

1996年に膵臓手術時は病名も不明。
膵内分泌腫瘍は10万人に一人の希少がん。
通称名 P-net(ピーネット)

自分のために

2017年02月26日 | 日記


このお雛様は母が私が生まれた時に買ってくれたものです。
だから私と同じ53歳。
娘たちが幼いころは飾ったけれどもずいぶん長いこと仕舞いこんでいました。

娘たちは二人とも嫁いだし、もう飾らなくていいかな~
人形供養に出した方がいいのかな~ と出してみたら
まだまだ美しさが保たれています。

とてもどっしりと安定感のあるお内裏様とお雛様。
この体格差は両親に似ています。
父も元気なころは大柄でどっしりしていました。
母は小柄で私を産んだとは思えない150センチでした。


人形を見ていたら母が私を産んだ頃の気持ちを思い浮かべることができて涙が出ます。

この人形は私自身のためにまた毎年飾ろうと思います。

実はぼんぼりが壊れてしまっていて飾れる状態ではなかったのですが
買い物で歩いていた時に偶然ぼんぼりを単体で売っているのを見つけまして
ぼんぼりを新調することでさらに愛着の持てるひな飾りになりました。

まだ寒さの残るこの季節に
両親が見守ってくれているような暖かな気持ちになれるのがうれしいです。