僕のありえない日々

受け入れがたい日常について

嵐と虹

2011年11月01日 | おぼえたこと
あっというまに11月になってしまった。
僕にとって10月は苦しい一ヶ月になってしまった。

キャラメルボックスの演劇の中に「我が名は虹」というお芝居がある。
その中の台詞に「わしは嵐が去っていくのを静かに待っちょるんぜよ。」
という言葉がある。鉄の台詞だ。

僕も大きな嵐に巻き込まれた。
僕も嵐が過ぎ去るのを待つしかない。

嵐が過ぎ去れば虹も出る。

あのお芝居の中で「虹」とは誰のことだったんだろう。自分も嵐だった鉄のことなのか。新しい人生を踏み出した青葉のことなのか。

ぼくもそうなのか。僕が虹になるのか。それとも虹を見ることになるのか。

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おまんはわしによう似ちゅうのお。おまんは自分が嵐だと思うちょる。
邪魔なものは全部吹き飛ばす。それが当たり前だとおもうちゅう。
・・・けんど平松ぅ!嵐は必ず過ぎ去るんじゃ!
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