VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

全てが‘Mode’(ミラノサローネ)

2006年04月07日 | ミラノ・サローネ06
写真左はプレスの輩。帽子をかぶったMirekは、RBIパリで働くポ-ランド人。
何かとからかったりおしゃべりをしたりとウルサかったが・・・「little lady!」と言って私の世話をやいてくれた。
(たぶん、私のほうが年上だろう。皆が仰天するので年齢は伏せておく)


写真中、バックと一緒に展示される水栓金具
写真右、Kの形をしたキッチン換気扇。
ここSaloniでは何もかもが、Modeファッションである。

Arabesque(アラベスク/ミラノサローネ)

2006年04月07日 | ミラノ・サローネ06
先にキッチン/バスサニタリーで触れた、花柄模様というのは‘アラベスク柄・ダマスカス柄’(唐草・草木柄)。
写真左、プレス・カフェで見かけた女性2人が、その柄のバッグを持っていたので聞いたところ
「Arabesque」と教えてくれた。ブースの人達は聞いてもイマイチ分からなかったが
流石、ミラノ在住ジャーナリスト(ElleDecoとかに書いているらしい)Ariannaさん。
「今年のトレンドよ」と優しく教えてくれた。

家具にもキッチン・バスにも、商品自体だけでなくブースのプレゼンテーションにもたくさん使われていた。

写真右は、フェンディのBedRoom。Goldとアラベスクの組み合わせ。

Salone I del Bagno(バスサニinミラノサローネ)

2006年04月07日 | ミラノ・サローネ06
今年が第一回開催の"Bagno"バスルーム見本市。プレスの期待もここに集まっていたようで、初日から超満員。

キッチンよりも小物になるバス・洗面・水栓/シャワーは、よりファッション・デザインの要素がふんだんに見れて楽しい。
写真のような、遊び感覚のバスルーム・デザインが並ぶ。

家電を隠す収納!(ミラノサローネ)

2006年04月07日 | ミラノ・サローネ06
欧米のキッチンでは当然のように、冷蔵庫・食洗機・オーブン・エスプレッソマシンはビルトインの設計。
最近はTV(PC)もツライチで、ビルトインされている。

ここSaloniでもビルトインして見せるパターンと、写真のように全く隠せるパターンとが見れた。
日本でもリビング・キッチンとして、寛ぐリビング空間からキッチンまる見えのレイアウトの場合
写真左(LINEAQUATTRO社)のように、スライド式に開閉する事で
リビング空間として飾り棚を見せる場合(写真左)キッチン家電を使う場合(写真中)とドラマチックに変化する収納がお勧めだ。

写真右は別のブースであるが、どのメーカーのキッチンにも多用されていた、手前に倒れてスタードするタイプのドア。
開けっ放しでもスペースを取らないので、日本向きだと思ったが結構高いスライドらしい。


こんな風な収納なら、ビルトイン家電でない日本の不揃いな家電機器を
全く隠してしまえて嬉しい!と言ったら、家電をデザインしている三菱電機さんが悲しがっていた・・・

Milanoの墓地

2006年04月07日 | ミラノ・サローネ06
Milanoでは朝のジョギングがイマイチのらない。
というのも、Garibaldiも都心なので周辺は大きな道路と車の排気で空気が悪い。

ホテルに尋ねた公園へ向かうことにしたが、超方向音痴の私は
全く反対の、Cimitero墓地に走りついてしまった。
(我々、外国人には大きな墓地は公園に見える)

写真左の建物をぬけると、一面に彫刻とも銅像とも言える墓石が果てしなく広がる。
イタリアらしく、女性の像が優しく家族を守っている風な墓石が多い。
フランスでは家の形をしていたので、お国柄が出るのが墓石かも知れない。


戻って、今日お別れになる広野親子と潜入ホテルで記念写真。お世話になりました!

黒田秀雄さんも、in Salone!(ミラノサローネ)

2006年04月07日 | ミラノ・サローネ06
PressRoomでキッチンデザイナーの黒田秀雄さん(オールアバウトもガイドも)にお会いした。
流石にEurocucinaの年には欠かさずいらっしゃているようだ。

各社とのお付き合いも多いので、なかなかゆっくりとHPの更新がままならないらしく
「あなたに負けてるなぁ!」と。(写真左)言いながらも、色々教えて下さった。

そういえば、近藤典子さんもいらしていて、松下電工ブースにも顔を出されたとのこと。


私の方は2日間でやっとキッチン・ブースを制覇したが、そのゴージャスさに麻痺してしまった感じ・・・
写真中は、オープンキッチンに使われていたシースルー・パネル。クラッシックで大人の花柄。
このデコールな花模様は、IMM Colognt(ケルン)でも「家具に多用されていたよ」
と隣で書いているポーランド人の記者がケルン見本市の画像を見せてくれた。

シースルーのパネルはキャビネットやレンジ回りにも多様されていたが、これは日本でもイケそうだ。


写真右は、「何コレ?キッチン???」というプレゼン。
フェラーリの国らしい‘ボディ’のキッチンが、水盤の中に浮かんでいる・・・一応、シンク&水栓も付いている。


まあ、そんなお祭り的ShowCasesも多くて面白い・・・けど疲れた。






Miele(ミーレ)

2006年04月07日 | ミラノ・サローネ06
部屋を提供してもらている広野アイキューブ社長母娘と関係が深い
三菱電気(株)デザイン研究所の中町さん・堀さんと夕食を御一緒する為にセントラル駅まで出た。(写真左)

皆さんは、明日ミラノを発ってしまうので、結構お買い物もされたようだ。
中町さんはサローネらしく、ガラス製のキャンドル燭台をご購入!機内持ち込みで壊さないようお気をつけて・・・


ミラノ・サローネ会場Fieraで、私はまだEurocucinaにしか足を踏み入れていない・・・
(PressRoomが快適で、どうもブース周りには腰が重い)

出展企業の中には日本でも既にメジャーな企業も数社あるが、この「Miele」もその一つ。(写真中)
かなり大きなブースで、ヨーロッパでのポジションをうかがい知る。
International担当者が、聞きやすい英語でめっこり解説してくれた。

日本では食洗機や洗濯機といったパーツでお馴染みだが、
こちらではキッチンやキッチンテーブル、HomeNetworkシステムも供給。
ミーレ、今回のテーマは「Lightning Kitchen」。
LED照明を組み入れ、色がその日の気分によって変えられるキッチン。(写真右)

ミーレ以外にもLEDをきっちんに組み込んだ提案は結構出ていた。