俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句386・腕7・須藤常央1・2018-7-3(火)
○「力瘤なき腕ばかりビヤジョッキ」(「ホトトギス」)(須藤常央1)
○季語(ビヤジョッキ・三夏)(「俳句201706・創刊65周年記念付録・現代俳人名鑑Ⅱ」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:ビヤホールやビヤガーデンも本格的に賑わう季節。サラリーマンや学生の一団も乾杯の声をあげます。しかし、どの腕も力仕事をあまりしたことのないような細く繊細な腕をしているのです。
●須藤常央(すとうつねお)
○好きな一句「富士山の端から端へハンモック」(第45回・平成11年角川俳句賞受賞作品「富士接近」50句中の1句)2
○季語(ハンモック・三夏)(「俳句201308」より引用)
【Profile】:1956年群馬県出身。→稲畑汀子に師事。「ホトトギス」同人。「桑海」副主宰、「山会」所属。日本伝統俳句協会評議員。静岡県俳句協会理事。「富士遠近」にて第45回角川俳句賞受賞。