下の記事でも書いた本田健さんの講演CDから。
「普通の人は豊かな人のことをズルいと思っているんです。でも私の豊かな友人たちはみんな親切でいい人たちばかりです。豊かな人ほど他人のことを考えるし、普通の人ほど自分のことだけ考えて生きているんですね。だから豊かになれないんです」
と本田さんはおっしゃっています。
たしかに僕はお金を持っている人のことをずるいと思っているなぁ。
僕の場合は、起業してお金持ちになった人ではなく、役人や大企業の人間を「ズルい」とよく思っています。それは、彼らが努力してお金を稼いでいるのではなくて、国家に保護された既得権益をせしめてラクして上手い汁を吸っていると僕の頭は考えるからです。
それは事実かもしれないしそうじゃないのかもしれない。ただ確実に言えることは、彼らを感情的に心の中で裁いているときはぼくは不幸だということ。大切なのはその裁き自体は感情に左右されていることを自覚することですね。
役人がラクな仕事で莫大な報酬を得ていても、それは単なる事実に過ぎない。もちろんジャーナリズムや学者がそのことを指摘して公共的な議論に載せることは大切なことだと思う。
ただ、その単なる事実に怒りや妬みを感じることは僕の側の責任だということ。僕を苦しめる感情の責任は僕の側にあるということ、ですね。
そのことを体で理解できれば、官僚組織や大企業自体は私たちの生活に必要なものであることを本当に理解できるのでしょう。
涼風
「普通の人は豊かな人のことをズルいと思っているんです。でも私の豊かな友人たちはみんな親切でいい人たちばかりです。豊かな人ほど他人のことを考えるし、普通の人ほど自分のことだけ考えて生きているんですね。だから豊かになれないんです」
と本田さんはおっしゃっています。
たしかに僕はお金を持っている人のことをずるいと思っているなぁ。
僕の場合は、起業してお金持ちになった人ではなく、役人や大企業の人間を「ズルい」とよく思っています。それは、彼らが努力してお金を稼いでいるのではなくて、国家に保護された既得権益をせしめてラクして上手い汁を吸っていると僕の頭は考えるからです。
それは事実かもしれないしそうじゃないのかもしれない。ただ確実に言えることは、彼らを感情的に心の中で裁いているときはぼくは不幸だということ。大切なのはその裁き自体は感情に左右されていることを自覚することですね。
役人がラクな仕事で莫大な報酬を得ていても、それは単なる事実に過ぎない。もちろんジャーナリズムや学者がそのことを指摘して公共的な議論に載せることは大切なことだと思う。
ただ、その単なる事実に怒りや妬みを感じることは僕の側の責任だということ。僕を苦しめる感情の責任は僕の側にあるということ、ですね。
そのことを体で理解できれば、官僚組織や大企業自体は私たちの生活に必要なものであることを本当に理解できるのでしょう。
涼風
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