Vector Magic~虹の架け橋~

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森山マジック技あり三部作完成

バックアップ試験のすすめ!!及びプリキュアよすすめ!!

2015-07-16 | 講座情報


ふたりはプリキュア無印のオープニングです。
一難去ってまた一難ぶっちゃけありえない!って歌詞を思わず口ずさんでしまうような状況です

締切去ってまた締切ぶっちゃけありえない!って状態なのです

というわけで、本試験後の大事な時期にブログの更新がなかなかできずに申し訳ありません。



前回の締切を乗り越え出来上がったこちらの本については、
現在まだ予約段階ですが、
たくさんの方が予約をしてくれているようで、
Amazonランキング(司法書士)において10位以内で上下しています。

立ち読みもできないこの段階で予約をしてくれるということは、
中身を期待してくれている、そして、信頼してくれているということですから、
本当に襟を正すような気持ちになります。

僕は、大学受験の予備校生のときに、「田村の現代文講義(旧版)」(田村秀行著)を愛用していましたから、
新版が出た日に代々木ライブラリーの行列に並んで中身も見ずに興奮しながら3巻まとめて買いました。
参考書の発売日に書店に行列ができるというのもすごいことですね。
そんなことを思い出しました。

ありがたいことです。
もっともっといいものを提供できるように、
更に気を引き締めて精進していきます。
プリキュアからの流れでは説得力がないですか…ああ、そうですか。

ということで、
なかなか更新できないですが、
バックアップ試験のすすめです。

今、相談などをたくさん受けているところですが、
来年向けの講座を受講する予定が少しでもあるなら、
バックアップ試験を受けておくことをお勧めします。
ということを言いたくて、更新しております。

それが試験に役立つというわけでもなく、
難問ばかりですから、力試しになるわけでもなく、
予想問題でもなく、
暑い中受験するだけでへとへとになりますが、

単純に来年向けの講座の受講料が割り引かれます。

ですから、損はありません。
同じ講座なら安く受けるに越したことはありませんから。

その分、ほのかに甘いパフェを食べたり、なぎさに旅行に行って気分転換をしたり、SOSを買ったりできるじゃないですか

詳しくは、こちらに米盛君が書いてくれていますので、参考にしてみてください。

もっと、バリバリ!!


SOS! 弱点強化 司法書士 会社法・組織再編とその登記
森山和正 著 三省堂
1,200円 A5判 224頁 978-4-385-32393-0
2015年8月20日 販売会社搬入予定
受験生が最も苦手とするテーマに特化した弱点強化シリーズ。リアル講義をテープ起こししたような解説風景は、わかりやすさにおいて基本書を寄せつけない。弱点を得点に変えて、ライバルに差をつけろ!












自己分析の必要性

2015-07-09 | 日記
闘いの後に必要なのは、まずは休むこと。
この点については、すでにお話ししましたね。

あとは、すべきなのは自己分析です。

この1年頑張ってきた成果はでたのか。
思うように得点できなかったとしたら、何が原因か。
それをできるだけ客観的に考察してみましょう。
記憶の作業を怠ったのか。勉強時間が足りなかったのか。問題演習が足りなかったのか。

闘いが終わったのですから、これからどうするにせよ、きちんと見つめるべきです。
LECでは、本試験分析をする徹底検証会がありますので、これも利用できるでしょう。


もし来年を目指すなら、
同じことをしていたら、まだ同じ結果にしかならない。
だから、何が足りなかったのか、それを見つめるべきなのです。

2年目以降の学習は、足りなかった穴を埋めていくように学習する必要があります。
言われるがままに講座をとればいいというものではないのです。
講座をとるなら自分に合った講座をきちんと選ぶことです。

LECでも2年目以降の講座を数種類用意しているのは、そのためなのです。
自分の足りなかった部分を埋めるような講座をしっかり選んでください。
それぞれの講座の特徴は下記の動画がわかりやすいと思います。
根本先生が詳しく話してくれています。

また、僕も相談会をしています。
ぜひ相談・報告に来てください。

予約が埋まりかけているので、早めに予約をしてください。
予約はLEC新宿エルタワー本校で受け付けています。

多くの受講生の方の報告をお待ちしています。
闘いの結果を聞かせてください。
その闘いぶりを聞かせてください。







【新刊】SOS! 弱点強化 司法書士 会社法・組織再編とその登記

2015-07-07 | 書籍情報
新刊のご案内です。

本試験直後のちょっとアレなタイミングで、恐縮ですが…告知されたとの連絡が入りました。
直前期に、僕も締切と戦っていました。
ちょうど夏に無事に発売です。

SOS!弱点強化司法書士シリーズです。

受験生の弱点を基礎から徹底的に解説し、得点源にしてしまおうというものです。
解説は基礎から行いますが、本試験で合否を分ける論点まで解説されています。
講義調で丁寧に解説します。たとえ話や関連論点への脱線話もあります。
講義を聞いているように勉強が進むと思います。
経済的事情などで独学を強いられている方などが、難しい分野だけでも、講義を体験できればいいなと思ったのがきっかけです。
もちろん予備校を使っている方・中上級者の方もぜひ苦手分野の克服に使ってください。

ただ、テープ起こしではなく、書下ろしです。
講義を聞くのと本を読むのでは、理解の仕方に違いがありますので、
その点を考慮して、講義風な口調で書いています。

楽しく読んで、苦手分野の克服をしましょう。

第1弾は、組織再編とその登記について。

今年も株式交換の登記が記述問題で出題されました。
組織再編は、逃げては通れないですね。

会社法の実体から、登記申請まで、講義調ですべて解説します。
組織再編が苦手な方は是非お読みください。

第2弾以降も乞うご期待。
できるだけ早くお届けできるように頑張ります。

Amazonでの予約はコチラ


SOS! 弱点強化 司法書士 会社法・組織再編とその登記
森山和正 著 三省堂
1,200円 A5判 224頁 978-4-385-32393-0
2015年8月20日 販売会社搬入予定
受験生が最も苦手とするテーマに特化した弱点強化シリーズ。リアル講義をテープ起こししたような解説風景は、わかりやすさにおいて基本書を寄せつけない。弱点を得点に変えて、ライバルに差をつけろ!

本試験雑感~午前の部(1)

2015-07-07 | 日記
本試験の感想です。

LECでも今週末に検証会がありますし、
内容・成績等については、予備校からデータを基にした正式な情報が届くとおもいますので、
ここでは、あくまで、個人的に考えたことを…あまりみんなが言っていない斜めの視点から…
ですから、ブレークタイムの気分転換のつもりで、気軽に読んでください。

2016年を目指している基礎講座受講生も読んでくれていると思いますので、
その方の指針にもなるようなことをかければと。

今回は、午前の部(1)。
憲法と民法について。

憲法

基本的な問題でした。
典型的な判例と知識を問う問題。
司法書士試験お得意の見解問題は出題されませんでした。
今、憲法については、憲法学者も巻き込んで、騒動となっています。
ですから、
「もしかしたら、法務省の立場としては、
あまり憲法で議論にならないように、
おとなしい問題でも出してくるのではないか」
とも考えていたのですが、結果はそのとおり。
本当のところはわかりません。

ということで、憲法を取り巻く環境が変われば、もとに戻る可能性はあります。
これは、穿った見方すぎますかね。
そうでなくとも、たしかに、見解問題は減少傾向にはあります。
去年も出題されませんでしたね。
ただ、それだけで、来年以降、見解問題対策が必要なくなったわけではないと思います。
テキストやケータイ司法書士に載っている論点はしっかり学習をしてください。

そもそもですねえ、
予備校は、
「今年○○だったから、来年以降こんな勉強が必要だ」
というわけですが、
あまり、真に受けないほうがいいのですよ。
そんなのは、講座を取らせるための宣伝文句に決まっているじゃないですか。
傾向は変動するものなので、不変な土台をしっかり構築していくことが重要なのですよ。
変化するものの中にあって変化しないものこそ、物事の本質だし、
変化であれば、歴史のうねりのような大きな変化が大事なのです。
今年の傾向だけを見て普遍化するのは、この時期に、
「昨日より寒くなったから、冬に向かっている」
なんて考えるようなもの。
だいたいですねえ、話題になるような特徴的な問題なんて、合否に関係ないのですよ。
あ、変なテンションになった…
とにかく、易きに流されず、やるべき基本をしっかり固めようということです。
さて、民法にいきましょう。

民法

基本的な問題でした。
テキスト・ケータイ司法書士の基本事項を徹底的にこなしていくことが求められていました。

第4問で養子の親権者、
第18問で相殺以外の項目で学習すること、
第21問で総則で学習すること、
第23問で177条の知識
を問うなど、項目の枠を外そうとする意図が見えました。
裁判の代理もできる法律家になるのだから、
部分が分かればいいというのではなく、民法全体を使って事件を解決してほしい
ということなのでしょうか。
大きく言えば、横断整理重視の流れの一環ですね。
あ、問題自体は普通にとけますし、小さなことなので気に留めなくてもいいのですが、
来年以降への何らのシグナルなのでないかということです。
それと、項目別の過去問集を作る人(と使う人)が大変だなと。全然項目別じゃない!なんてなりますね。

第6問
イに、試験中訂正が入りました。
アは、「登記原因の日付」という不動産登記法の問題ですね
眺めてみると、イからオまでがABなどが登場する事例問題。
アだけがそうではない。
あきらかに、アの選択肢は、後から差し替えたものですね。
はじめは、アからオまで事例で作っていたのですが、
アの選択肢に問題点が見つかり、ありあわせの時効の問題と差し替えたら、不動産登記法の問題だったと
そして、
その処理に注意を注いでいた結果、イの誤植は見落としたということでしょう。

この問題の経過はこんなとこでしょうが、
開示請求などを利用して、この問題の出題経緯をしらべたい欲求にかられています。
何の役にも立たない、ただの趣味のレベルですが。

第16問
選択債権。でましたね。
講義でも説明し、ケータイ司法書士にも載っていますね。
中上級講座も含めて選択債権をパスしている講義も多いようですが、こういうのはやっといたほうがいいです。
選択債権は、出たとしたら論点も限られており、確実に点数はとれます。
勉強に時間がかからず、やれば必ず点数が取れる。
しかも、やってない人が多いので、確実に差をつけることができる。
そういう分野は、やっておいて損はありません。
ケータイ司法書士みたいな薄い本に選択債権が載っているのが不思議な方もいたかもしれませんが、
そんな意図です。
過去問で出てないが、ケータイ司法書士に記載されているのは、ぜひここもやっておいてねという予想です。
「予想問」しかない分野も絶対こなしておきましょう。もともと薄いんですから!

次回は、刑法と会社法について、書きましょう。
では。









本試験お疲れ様でした

2015-07-06 | 日記
本試験お疲れ様でした。
本当に本当にお疲れ様でした。

何が起こるか分からないのが本試験ですが、
午前・午後とも試験中に訂正が入ったり、
疑義問があったり、
本当に大変な試験でした。

午前はともかく、午後の部は難しかった。
難問も多く、そもそも時間がない。
実際、点数が伸びなかった受験生も多くいるようです。
あまり心配しすぎないでください。

今は、
とにかくゆっくり休んでください。
ここまでやってきた自分に大きな拍手をして。

しっかり休まなければ次のステージにはいけません。
去年今年貫く棒のごときもの
となってはいけません。

本試験のことは、またあとで書きます。