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VANNON32のブログ  『生命の實相』哲學を學ぶ

谷口雅春大聖師の教えを現代に生かす

守護神に対する礼拝感謝

2016-01-27 00:46:37 | 生長の家

          生長の家創始者  谷 口  雅 春 大聖師


 人には生まれた時から生涯その人を指導し守護する為に任命された正守護神のほかに、その人の役職が重大な仕事である場合には、その役職について経験の深い高級霊がその職務遂行の守護の霊として命ぜられて附き添うて来るものである。 それを生誕と同時に来った正守護神と区別するために仮に副守護神ということがある。

 いろいろの宗教の教祖が神示を「声ある言葉」の形や、自動書記的“お筆先”の形をもって、神の言葉を聞くのは、その教祖たる人の使命に応じて命ぜられて臨ったところの特命の副守護神を通して神示が伝えられるのである。 そういう場合、この神示の“伝え手”を“天使(てんのつかい)”と称するのである。

 聖経『甘露の法雨』に 「ある日、天使生長の家に来りて歌い給う」 とあるのは、「特命の守護の神として観世音菩薩が生長の家に来りて真理の法輪を転じ給う」 という意味に解することもできるのである。

 普通、副守護神と称する場合には、誕生の時以来、生涯を通じて守護して下さる高級霊なる正守護神以外に、後からその人に扈従又は憑依している守護霊のあらゆる種類をひっくるめて称する場合が多いのである。

 “守護霊”と呼ばずして「司配霊」と称する場合がある。 これは実際は“守護”しているのではなく、霊そのものが、その霊自身の目的を実現せんがためにその人間をむしろ司配せんとするのであるからである。 物理的心霊現象を起こして心霊研究家を驚かすような離れ業をやって見せるのは、この種の司配霊のやることである。


 皆さんは練成会での神想観のとき、招神歌をうたった次に、「天皇陛下、ありがとうございます。 天照大御神さま、ありがとうございます。 住吉大神さま、ありがとうございます。 八百万之神さま、ありがとうございます。 産土之神さま、ありがとうございます」 と唱えるように教えられたことがあると思いますが、

 それにつづけて 「守護神さま、日夜の御守護を有難うございます」 と唱えて感謝するとよろしいのです。

 更に礼拝の時間が許せば、天地万物に感謝の言葉を唱えることは好いことです。 「天地一切のものに和解することは天地一切のものに感謝することである」 と教えられているのですから、常に万物の御恩を思い出して、感謝することはいいことです。

 仏典に 「衆生仏を憶念すれば、仏衆生を憶念し給う」 とあるとおり、吾々が守護神を憶い出すとき、その方へ自分の心が振向く。 すると、守護神はいつも守護しておられるけれども、特にそこへ私たちが心を振向けたとき、守護神も特に我々の方へ心を照準して、波長を合わして下さるということになるから、守護が一層完全に行なわれるということになるわけです。

 邪念を起しておれば邪念の悪霊に感応するし、守護神に感謝の念を起せば守護神に感応する、ということになるわけです。

 ですから宇宙遍満の絶対神に感謝すると共に、祖先霊に感謝し、産土神に感謝し、守護神に感謝するということは、常に怠らず、暇ある毎に、心に神名を唱え、感謝することは好い事であります。

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