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日々雑感。

ふりっか

2009-07-29 | 日々
Flickrでアカウントを作りました
遅ればせながら…って感じだけどw

今までは、
なんか、
Flickrってすごい写真ばっかりで
恐れ多くて私にはとても!って
そんな気がしてたんだけど
敷居の高いものにもチャレンジしてみよう、と^^

mimikuro、で探すと出てきます。
これから、写真はFlickrを使っていこうかな、と考え中

空に焦がれる

2009-07-29 | 日々
空の高いほうにあるゆるく動いていく白くて淡い雲と
空の低いほうにある灰色でぐんぐん動いていく厚い雲

そのコントラスト、というか、
コンビネーション、というか、

そういうのが面白くて、
今日は暇さえあれば…
いえ、
暇など一秒たりともないような職場ですがそれでも
ことあるごとに窓辺に行ったり、
窓のある作業部屋にこもったりしながら、
空を眺める一日でした。

空が大好きなので、空を見ているだけでもかなり幸せ。

サイアノタイプ!

2009-07-26 | 写真
土曜日に、ルーニィで行われた
サイアノタイプ・ワークショップに参加してきました。

サイアノタイプ?
なにそれ?

という人も多いと思います。
私も最近まで知りませんでした。

「日光写真の仲間でサイアノタイプっていうのがあって
それだと卵の殻にすら写真を焼き付けることができるんだよ」
って、マスナリジュンくんに教えてもらって
興味を持ったのがきっかけ。

そしたらちょうどいいタイミングで、
ルーニィのメルマガに「サイアノタイプ・ワークショップ希望者募集」のお知らせがあって
しかも講師は写真家の西村陽一郎氏!

きゃー!
大ファンなのです!私は!

というわけで、一石二鳥のこの企画、参加しない理由はどこにもないですよ!(笑)
予報では曇りだった空も、当日はいいお天気のサイアノ日和!
ほんとに楽しいワークショップになりました。

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<サイアノタイプの簡単な手順>

1「クエン酸鉄アンモニウム」と「フェリシアン化カリウム」をそれぞれ水に溶く
2 両方がきれいに溶けたらまぜる
3 紙(なんでもいい)とか、布とか、木とかに、2を刷毛などで塗って乾かす
 (20Wくらいの電球の灯りの下でやる。まんべんなく塗ってもいいし、わざとラフに塗っても面白い)
4 完全に乾燥したら、その上に、モノとか、OHPシートに焼いたネガとかを載せて
 太陽か紫外線露光機(マニキュア乾かすやつとか日焼けサロンとかのあれです)で露光する
(天候にもよるのだけれど、たとえば、今回のくちなしの花のネガは4分30秒で露光しました)
5 焼き付け後、流水でしばらく洗い、その後酢酸液に3分程度浸し、また水洗い。
6 乾かす→完成

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とまぁ、だいたいの流れはこんな感じで進めていきます。
完璧な暗室もいらないし、複雑な工程もない、ので、
コツさえつかめば、自宅でもすぐにできるんじゃないかな。

私はすっかり魅了されてしまって(もともと青い色が好きだし)、
もうちょっと自分であれこれ、やってみよう、と思ってます。

おおまかにわけると、
サイアノで作れる画は2種類あって、
ひとつは、今日のエントリのトップのクチナシの写真みたいに
「デジカメで撮った写真をモノクロにしてから反転させてそれをOHPシートに出力」したネガを
印画紙の上に載せて撮る、というもの。

むかって左から「モノクロ」→「反転」→「サイアノ」



サイアノになると、縁のところが少しかすれているのがわかると思います。
これが、印画紙にするために薬品を塗る時に残った刷毛のストローク。
ものすごーく粗くするとロックな雰囲気になってそういうのもカッコいいです。

もうひとつは、印画紙の上に直にモノを置いて焼き付け。
ほんとに、印画紙の上にモノを置いて、太陽の下に4~5分置いておく、だけ。

今回は、ちょっとガァリィっていうか、コーネルっぽい、っていか、
そんなイメージで作ったのがこの3作。
軽い素材は風に揺れて像がブレてしまっているのだけれど、
それはそれで、儚い雰囲気というか味わいになっているよなー、とか、自画自賛w




これらに使ったモノたちは、
造花の葉っぱ、小鳥のアップリケ、赤い羽根、ビーズのパーツの台座、
アンティーク鍵、レース、プラスチックの星飾り。
色が青一色になるとかなり雰囲気が変わるものだよね^^

参加者の中には、飛行機のオモチャを置いてみたり、
ワインのトーレスについてくる牛のマスコットをたくさん並べてみたり、
分度器や定規を置いてみたり…
置くモノ、そして、露光時間によってけっこう印象が変わるので
それも面白かったです。



サイアノタイプ、の、サイアノは、
プリンタのインクタンクなどでおなじみの「シアン」という青い色のこと。
語源はギリシャ語の深い青を意味すると「cyanos」という言葉だそうで、
顔が真っ青になる「チアノーゼ(cyanosis)」も同一語源^^;

なにはともあれ、
この技法に出会えてよかった!

デジカメで撮ってプリンタで印刷して。
そういうのって、とってもラクチンだし、
環境にかける負担も少ないだろうし、
なによりシャープでクリアで美しく撮影できて
「写真撮るのって楽しい」っていうのを実感できるから
こうしてどんどん広がっていっているんだろうな、とは思うんだけど。

そうすると、
なんだか、レンズがどーたらとか、
カメラのスペックがどうたら、とか、
(いや、それは勿論大切だし、確かに違いはあると思うけど)
どんどん「自分じゃない部分」を追求するようなことになっちゃいそうで。

写真、ってそれだけじゃない。
最近、やっと、そういうことが少しだけ、わかってきた。

写真は「自分が」「自分の興味を持っているもの」を撮ることだ。
それによって新しい何かが生まれてきたりすることもある、というものだ。

私が興味を持っているのは、
多分、そこの部分。

私ひとりが、
すごい機材を調達して、
すごいものを撮って、
ピントがドンピシャ!とあってて、
拡大しても荒れなくて…

とか、そんなことは、けっこう、私にとってはどうでもいいことなんだ、って。
最近、ようやく、そのことが分かってきました。
(だから真面目に撮らない、とか、そういうことじゃないですよぅ)

それよりも「サイアノって手法があることをこのエントリを読んで知りました」
「いつかやってみたいです」「青い色がきれいですね」
そういう「私の撮ったものが、誰かに届いていくこと」に私は興味があるんだな、って。

まぁ、そんなゴタクはどうあれ、
とにかく、いろんな選択肢、というのもあるんだってこと。
そういうもの知りたいし残していきたいし挑戦してみたいな、って。

そんな「わくわくする気持ち」までお土産に持たせてくれるような、
素敵なワークショップでした^^

駄目仕様

2009-07-22 | 日々
人と距離をつめたり一緒に暮らしたりするのは
「ちゃんとしたマニュアルのないフリーソフトやトイカメを使い始める」のとちょっと似てる。

あれこれやってみて、駄目仕様にも慣れてw、
だんだんと使えるようになるものなのかも。

…ってなことを、ついったでつぶやいてみて、
我ながら「なるほどな」と納得w

こういう癖があるんだよな、とか、
ここはなんとかだましだまし、とか。

いや、それは、相手がどう、とかいうのではなくて、
お互いさま、という意味だけれど。

トイカメを楽しむときに必要な「マインド」みたいなものは、
友達にしろ、夫婦にしろ、親子にしろ、
どこかに持ってたほうが、なんとなく楽しく過ごせるような気がするよ^^

葉を落として雨を待つ

2009-07-21 | 日々
雨、降っちゃってますねぇ。

でも、ここのところ、
散歩中、
夏枯れになってる樹木の様子が気になってたので
この雨で、緑たちは少し、生き易くなったんじゃないかな。

ベランダにはっている蔦も
(はわせているわけじゃなくて、勝手にはっている)
ここのところ、葉を落として、節水モードになってました。
5月のころは、フサフサと生えていたのに、
今ではかなり、淋しい感じに…

水がない、
ならば、葉をいくぶん落として、
全滅するのを避けて、生き延びる

植物は、なんてしなやかなんだろう。なんて賢いのだろう。

「女性の美しさについての考察」についての考察

2009-07-20 | 思考
週末にマスナリジュンくんの写真展に行ってきました。
(会期は19日・日曜日に終了しています)

写真展のタイトルは
「女性の美しさについての考察」
というもの。

それじゃあ、かわいこちゃんの写真がいっぱいあるのかしらん?
などと、恐ろしくナンパな気持ちでお出かけしたわけですが
(嘘。ジュンくんがどんな写真を撮るのかは知ってるから、そこまでは思ってないけどw)
ギャラリーに一歩入って、そういう浮ついた気分は一掃。

入口のところに記されていたのは、こんな言葉。

繊細な人ほど生きづらさを感じるご時世、様々なストレスが襲いかかってくる。そのストレスが心のキャパシティーを超えた時、ある者は感覚を麻痺させ現実から目をそらし、ある者は過剰に適応しようとする。現実に媚び続ければ顔は卑屈さで歪み、逃げ続ければ生気を失ってしまう。
 誰もがさびしさを抱えながらなんとか日々をサヴァイヴしていかなければならない現実の中で、日々迷いながらも夢を信じすぎず、しかし可能性を捨てずに自分に変化を課している女性の瞳は美しい。


まずこの視点、というか、立ち位置に、はっ、とさせられました。

「ある者は感覚を麻痺させ現実から目をそらし、ある者は過剰に適応しようとする」

女性に限らず人間として、
男子も女子も子供も大人も老人も、
今、この日本で暮らしているひとたちは、
そんなような心の状態が、
確かに、少なからず、顔に出ているのじゃないかしらん。

ちょっと脱線します。

確か恩田陸の「ネバーランド」という小説で(うろ覚えなので違うかも)、
主人公の少年のひとりが
「随分前の昭和の頃の大晦日に録画された紅白歌合戦のビデオを見てたんだよ。
そしたら客席が映るじゃん?そこで映し出された人たちの表情が、なんていうか
品があるっていうか、いい顔してるっていうか…」みたいなことをいう台詞があって
それを読んだ時に、「確かにそうかもしれない」と思ったんだけど。

顔ってさ。
そりゃ、化粧とか、表情とかで誤魔化すことはできるけど、
でも、ちゃんと浮かびあがるんだよね。
その人の過ごしてきた人生や、考えてきたことや、品格や、矜持や、哲学が。

だけど、普段は、あんまり人の顔なんてちゃんと見てないし。
じっ、と見たら失礼かもしれない、と思うし、
私、もともと人の顔が覚えられない性質なので、見てもしょうがないか、と
思ってるような部分もあるし…^^;

だから、普段はそんなこと忘れてる。
顔が、作った表情じゃなくて、案外、無意識の中での表情が、
その人をしっかりとあらわにしている、だなんてことは。

今回、ジュンくんの撮った女性たちは、
全員「笑顔ではなくて真顔」で、こちらを見据えていました。

それって、けっこう迫力あるし、
居心地が悪い、というか、
んー、
悪い、というのではないけれど、
「流して適当に見たり」できないようなオーラを放っていて
ひとりひとりの写真と向き合うたびに、
背筋が伸びるような思いでした。

私と、
撮られた女性の、
真剣勝負

みたいな雰囲気、というか。

あ、いや、けっして「喧嘩」っていう意味じゃなくて、
その人の顔が発している小さなメッセージ?気配?みたいなものを
私もまっぐに受け取らなくちゃ、っていう気分に置いてもらってる、みたいな。

「笑顔は、魅力でもあるけれど、社会的な仮面みたいな役割もあって、
 今回はそういうものを取り去った姿を撮りたかった」


と、ご本人がおっしゃってましたが、
なるほど、
笑顔じゃない顔、というのも、
これまた、恐ろしく、深く、美しく、魅力的なものだな、と。

笑顔だったり、
作った表情だったり、
あと、服装とか、髪型とか、
そういう部分にひとは(おそらく女子はものすごく)
「こう見て欲しいと思う自分」というのを
こめている、んだと思う。

それは悪いことじゃない。
悪いことじゃないんだけれど、
そんな作ったもので覆い隠せるほど、人間というのは甘くない。

そんなことを考えさせられる展示でした。
つまり、
とっても面白かった。

あと、道で知らない男性に声を「写真を撮らせてください」と
声をかけられて「いいですよ」と言ったこの女性たちの
勇気と気骨に賞賛の拍手を送ります。
私だったら怖くて断っちゃうかもだよ…^^;

日々迷いながらも夢を信じすぎず、しかし可能性を捨てずに自分に変化を課している

その不安定で出口のないような状態で、
でも、自分の両足で立って、前を見据えて、生きていくこと。
それが「美しくある」ということなのかもしれないなぁ…
と、思いましたとさ。

(今日の写真は、ジュンくんからいただいたDMをうちの壁に貼ってとっています。)

手製風呂敷

2009-07-20 | 創作
南アルプスの天然水のペットボトルを買うと
SOU・SOUのハンカチ、ついてきます。

というキャンペーンにめっちゃ弱い私。
ペットボトル買ってばかりだと環境によくないのにね^^;

数字の柄は昨年。
グレーのほうは今年。

同じ柄のを4枚あつめたので、縫い合わせて風呂敷にしてみました。
ハンカチって、持っててもめったに使わないので。

ちゃんとワイン(しかもかさばるスパークリングのボトル)が2本
包めるサイズの風呂敷ができたよー。
もうひとつの包み方は、文庫本を2冊包んで、持ち歩けるようなカタチのやつ。

今から使うのが楽しみ!なのができあがって嬉しい!

fire in the sky

2009-07-19 | 日々
虹のあとは、
燃えるような夕焼けショー!

ほんとに今日の散歩は
すごい豪華な空中エンタティメント!でした♪

虹を追って

2009-07-19 | 日々
夕方相棒と散歩をしてたら
東の空に
七色の帯を発見!

ふたりで
道のあちこちをめぐって
きれいな虹が
できるだけ全部見えるような
贅沢な場所を探そう!って

そうやって虹をおいかけて
捕まえたのがこの写真^^

虹をまるごと撮れたのも嬉しかったけど
そうやって一緒に虹をおいかけてくれる相棒と一緒に暮らせて
私はほんとうに幸せものだなー、って思った。

虹、は届かないものの象徴だけど、
虹のおかげで、
七色に輝く素敵な時間を過ごすことができました☆

玉虫色

2009-07-18 | 買物
zoffでおニュウの眼鏡買っちゃった♪

実は、普段使ってるサングラスのねじをしめてもらおう、と
ショップに立ち寄ったんだけど、
待ってる間にこの眼鏡を見つけて、ヒトメボレ!

正面から見るとわりと普通の印象なのだけれど、
サイドから覗く鮮やかな水色とキミドリの色合いが、
まるで玉虫の背中みたいで、ほんとに綺麗。

セルフレームだけど鼻パッド付きなので、
鼻の低い私でも安定感のある掛け心地!

すごく夏っぽい雰囲気なので、これまた、夏が楽しみになったよん。

雲の博物館

2009-07-17 | 日々
今日のソラモヨウは
まるで雲の博物館みたいだった!

夏は暑いし、蒸すし、
苦手だったりもするのだけれど、
こういうダイナミックな空とか、
今でなくちゃ味わえない素敵さってあるよね!

空時間

2009-07-14 | 日々
関東は梅雨明けなんだってね。
これから長い夏のはじまりだ!

ここのところ、
晴れると、
夕暮れ時の空がとても綺麗ですね。

日によって表情はまちまちで、
淡いピンクから紫のグラデーションだったり
金色の海みたいだったり
重たい雲のわずかな裂け目から光輝くオレンジ色が見えたり。

実際、
その時間に仕事をしていることも多くて、
あんまり長い時間かけて
綺麗な空を堪能することができなくて
実はすごく

すごくすごくすごく

悲しいのですけれど(もっとゆっくりじっくり眺めていたい…)、
でもまぁ、一瞬だけでも、綺麗な空を見ると、
気分がリセットされる、というか、
忙しくても悲しくても殺伐としていても怒っていても焦っていても
なんか、まぁ、いいか、って気持ちになれるところがいいですよね。

うん、空を見る時間を失うような暮らしは、したくないな。

ビニール傘

2009-07-13 | 買物
立派な傘も素敵なのだけれど、
私は、あの、ビニール傘の、
「どんな角度でさしていても前が見える」というところが
とても気に入っているのです。

けれども、ビニール傘の大半は、
風に弱く、
すぐに壊れてしまう…
捨てるのも気がひけるし、
直して使うほどのものでもないんだろうし…

と、悩ましい気持ちでいたのですよ。

そしたら、ついったで友達になったyurukuくんが
面白そうな傘を紹介してくれたのです。
すごく気になったので、
大好きなキミドリ色と、相棒用に透明に黒の骨の2本を買ってみました!

それが今日届いたのだ。
なんとユニークで愛らしいフォルム!
苦手な雨の日も、なんだか待ち遠しいです^^


ユニバーサルデザインのカラフルな傘です。EverEonエバーイオン・ビニール傘

凛々しくしなやかに。

2009-07-13 | 情報
友人たちが、凛々しく活動をしているので紹介します!

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マスナリジュンくん(写真)

写真展「女性の美しさについての考察」
2009年 7月 14日(火) ~ 19日(日)
12:00~19:00 (最終日は16:00 close)

場所 : Roonee 247 photography
東京都新宿区四谷4-11 みすずビル1F

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クロエちゃん(ダンス)

Dance Sanga Workshop Showing

日時:2009年7月17日(金)
会場:神奈川県立青少年センター2階「多目的プラザ」
〒220-0044  神奈川県横浜市西区紅葉ヶ丘9-1

【Dance Sanga チャリティ・コンサート】
 16時開場/16時30分開演
 料金:無料(ユニセフの募金を行います)
 出演:Dance Sanga研究生

【中村恩恵と仲間たち】
 18時40分開場/19時開演
 料金:2,000円(税込)収益金はユニセフに寄付されます
 出演:朝弘佳央理、石原直奈、長内裕美、工藤洋子、
 寺坂薫、苫野美亜、原裕子、山井絵里奈
 西貴子(イントロダンス)、堀田千晶(NDT)、小尻健太(NDT)、横関雄一郎、白髭真二
 廣田あつ子、中村恩恵

演出・構成:中村恩恵
主催:Dance Sanga Workshop Showing 制作委員会

チケットのお申し込み:artintersection.k@gmail.com
座席数に限りがあるため、「Dance Sangaチャリティ・コンサート」、
「中村恩恵と仲間たち」共にチケットがございます。

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honnohonno(本)

「BOOK OF BOOK」

本のプロフェッショナル集団honnohonno(ほんのほんの)プロデュースによる、
「本について書かれた本」のブックフェアを、SPBS書斎スペースで開催します。
雑誌、コミック、小説、絵本、書評や論評など、とにかく本について書かれた古今
東西の本を、集め抜いて500冊!本好きにはたまらない書斎の登場です。漫画家の
「やまだないと」さんによるイメージキャラクター「本野くん」のポスターがお出
迎え。掘り出し物のお宝本を探しに、ぜひSPBS書斎へお越しください。

■場所:SPBS(シブヤブックセラーズ)書斎ルーム

■期間:2009年7月13日(月)~31日(金)
■店舗営業時間:月~金曜日 12:00~24:00、土・日・祝 11:00~24:00


黄色と緑

2009-07-12 | 日々
今年の新潮文庫の100冊は…

正直言って、
プレゼントがヨンダちゃんマスコット、ってこともあって、
無理矢理入手しなくてもいいか、
そもそも新潮文庫の100冊リストの中の本で読みたいやつは
もうほとんど読んじゃってるしな

なんて思いながら書店をふらついていたら
「ぼくは勉強ができない」(山田詠美)
「ボッコちゃん」(星新一)
が特別装丁で発売中ではないですか!

この2作は私が学生時代に愛読した名作なので、
久しぶりに再読しよう、と、この2冊にしました。

今、各出版社が「特別装丁」の文庫、出してますよね。
人気漫画化とのコラボ、とか。
それはそれで美麗でいいな、と思うのですが、
でも、全編漫画化ってわけじゃないから、
表紙に惹かれても、中、全部、読みとおせるか、って言ったら
正直難しいこともあるんじゃ?という気も…
まぁ「手に取らせる(売上を上げる)」という意味では目標達成してるけど。

それに比べると、この新潮文庫の特別装丁は色だけ。

なのに、すごく、いいんだよねぇ。
綺麗な色の表紙に、
タイトルと作家名がぽつり、と、記されている。

その品の良さ、佇まいの美しさ、中身への期待感。

表紙に絵は情報を一切載せない。
一見、無愛想にも思えるこの仕様が、たまらなく、美しく魅力的。

マイナスすることで現れてくるプラスの要素、
っていうものってあるんだね^^