メディアの公表では、金メダルをメインにしてランキング付をしている。
僕は、金、銀、銅に、3,2,1の重みづけをして獲得総数を計算し(以下重総計)、それを人口比で計算してみた。(人口比メダル/百万人)
金メダル10個以上獲得した国は、10か国なのでそれを表にしたのが以下である。
2021五輪 金=3、銀=2、銅=1とし総計を人口で除したランキング (人口は百万人以下を四捨五入) | |||||||
国 | 金 | 銀 | 銅 | 重総計 | 人口x百万人 | 人口比メダル | |
1 | オランダ | 10 | 12 | 14 | 68 | 17 | 4 |
2 | 豪州 | 17 | 7 | 22 | 87 | 25 | 3.48 |
3 | フランス | 10 | 12 | 11 | 65 | 25 | 2.6 |
4 | 英国 | 22 | 21 | 22 | 130 | 68 | 1.911764706 |
5 | イタリア | 10 | 10 | 20 | 70 | 61 | 1.147540984 |
6 | 日本 | 27 | 14 | 17 | 126 | 127 | 0.992125984 |
7 | ROC | 20 | 28 | 23 | 139 | 146 | 0.952054795 |
8 | ドイツ | 10 | 11 | 16 | 68 | 84 | 0.80952381 |
9 | 米国 | 39 | 41 | 33 | 232 | 329 | 0.705167173 |
10 | 中国 | 38 | 32 | 18 | 196 | 1442 | 0.13592233 |
お分かりのように人口の多い中国は最下位、それに次ぐのが米国である。
圧倒的に上位なのが欧州だ。アジアでは日本が一番だ。(豪州は欧州勢)
日本は重総計ではROCを下回るが、人口比によって辛うじてROCを押さえて6位となっている。
注目は4位の英国だ。金銀銅バランスよく取れている。重総計も130で欧州では断トツだ。人口が比較的多いので4位となっている。人口比メダルも日本の約2倍だ。
比べてドイツは重総計が英国の約半分で、不振と言わざるを得ない。それで人口比によって8位となっている。
米中が獲得数を争っているが、人口がバックにあるから、獲得数が多いといっても全然自慢にならない。