「PRIDE19に田村潔司が参戦するらしい!」
相手はあのヴァンダレイ・シウバ
僕の中で少しの疑念も無く、絶対に勝つと信じて
さいたまSAへ向った。
UWFのロゴが炎に浮かび上がる。
「この魂、喰われてなるものか!」
会場がウォーーー!と雄叫びに包まれた。
田村潔司!アナタの生き方が間違ってなかった、
正しかったんだ。と俺たちに証明してくれ!
そんな切なる願いは虚しくレフリーに止められ
ゴ . . . 本文を読む
前日、以前書いた麗人から食事のお誘いメール
「突然ですが?今日、空いてますか?」
即レス
「全然、予定、ガラガラに空いてます。」
渋谷で落ち合い、恵比寿のふわとろ本舗へ
お好み焼を食べに。
神戸が本店のお店だけに、店員さんのほぼ、
全員が関西人。麗人も気に入ってくれて美味しく
楽しく食事する。
「手が空いたら」と”思いやり”を付け加え飲み物の
おかわりをオーダーする麗人、さすが。
「全然、大丈夫 . . . 本文を読む
何故だろう、刻、一刻とその時が迫るにつれ、
今までと真逆の感情が沸いてきた。
田村と桜庭の2人は本当に闘うべきなのか?
総合格闘技という舞台でやるべきなのか?
そう思ってしまう。
あの時、あの頃、あの場所では
可能性に満ちていた。
だけど、今、傷を負うが為に対峙すべきなのか?
昔話を懐かしんでノスタルジーに浸りたい
ファンなどいない。
みんな、本心では、酷だと感じているのに。
時代と闘い、貧し . . . 本文を読む
大掃除の日、一年の終わり。
今年も終わり。机もキレイ。
しかし、最期まで何故だか呑みに行きたがる
社長…本当に意味不明。
「ちょっとだけ行こう!な、な、」
街中は帰宅拒否症候群のオッサンだらけ。
みんな、何をやってんだかと油断してると
2軒目へ強制連行。そこのプロフェッサー女史が
僕の顔をみるなり駆け寄ってきて
「Xmasどうして来なかったの!待ってたのに!!」
キミは何を言ってるんだよ、パン . . . 本文を読む
手配をしていたチケットを受け取りに行った時の話を
十年以上も前に後楽園ホールのボクシング観戦で
隣に座って以来、友達になった某関係のその人を
僕は「統領」と呼んでいる。統領はUWFファンであり、
田村潔司ファンだ。
この日、統領が語りだした。
「大の男がチマチマよ、女と同じように小さい道具
(携帯電話)でよ、文字なんか打ってる世の中でよ、
アイツ(田村潔司)のよ、頑なに拘った生き様をよ、
試合 . . . 本文を読む