(仮)日本共産党 松戸市議会議員 うつの史行のブログ

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一斉地方選挙 後半戦

2011-04-17 22:08:58 | 選挙
前半戦では、みわさんが悔しい結果となりましたが、泣いても笑っても後半戦がはじまりました。

日本共産党の組織は、中央委員会を筆頭に、都道府県委員会、そして最も身近な地区委員会という構成になっています。
松戸市の場合は「松戸鎌ケ谷地区委員会」といって、松戸市と鎌ケ谷市を担当する地区委員会です。

松戸市議選は昨年11月に終わったのですが、この一斉地方選挙の後半戦、鎌ケ谷市議選が残っているのです。
鎌ケ谷市では現職2人の議員が再選を目指します。私も応援に行っています。

いろいろな選挙に応援に行くのですが、実はとても勉強になるのです。選挙ですからその市町村の施政を知らなければなりません、候補者の演説も聴きますし、ビラも読みます、場合によってはメガホンで演説してまわることもあります。数日いればすっかりその自治体の現状と課題が分かります・・・そしてつぶさに松戸市政と見比べることができるのです。

鎌ケ谷市の特徴は、予算の中で土木費の割合が高い、ということです。
駅前開発などにかなりの予算がつぎ込まれ、新京成の高架化などこれからの大きな開発も控えています。駅前開発が交通渋滞を生み、その交通渋滞を解消するためにさらに開発をすすめる・・・「開発が開発を呼ぶ」という印象です。

また大震災の後に調べてみて分かったのですが、鎌ケ谷は消防士の数が少ないということです。国基準のわずか62.1%しかいません。ちなみに松戸市は81.7%です。実はいま「消防の広域化」がすすめられており、各自治体の消防力不足を広域化でおぎなう目的があるようです。しかし、私なりの解釈では「広域化は消防力を広く薄く押し広げるもの」であり、消防力が比較的高い松戸市などは広域化によって逆に手薄になってしまう可能性があります。まずは各自治体が独自で消防力の強化に努めることが先決だと思います。

子どもの医療費問題については鎌ケ谷市は本当に後れています。千葉県が県内一律に実施した制度が「所得制限を設けたうえで、自己負担1回300円、小学校3年生まで助成する」というものですが、鎌ケ谷市はそのままで、何の上乗せもしていないようです。(松戸は所得制限無し、1回200円、小学6年生まで助成)他の自治体のことながら、これはあんまりです。

逆に、国民健康保険については「保険料値上げを抑制するための一般会計からの繰り入れ」が5億4000万円もおこなわれています。これで1世帯あたり約3万円の軽減がはかられています。松戸市の繰り入れは15億円、世帯あたりの軽減は1万7800円で、この点では鎌ケ谷市の方が「国保料の抑制に努力している」と言えるかも知れません。
ただ、保険証の取り上げについては問題です。鎌ケ谷市の国保料滞納者は3297世帯、そのうち正規保険証を取り上げられた世帯(資格証明書・短期保険証)が2639世帯で実に80%にものぼります。松戸が約30%、県平均でも42%・・・鎌ケ谷市の数字は県内でもダントツの多さです。驚きました。

このように、ちょっと調べてみるだけでも松戸との違いがよく分かりました。

そして何より今回、最も驚いたのは・・・

鎌ヶ谷市の「ヶ」は小さい「ヶ」ではなく、大きい「ケ」だということです。
指摘されて驚きました、ホントだ!鎌ケ谷市のホームページをみても大きな「ケ」になってる!

ワープロで打っても「鎌ヶ谷」なので、不便です。単語登録でもしようかしら・・・皆さんは知っていましたか?
また、明日も鎌ケ谷に行きます。皆さんも鎌ケ谷にお知り合いがいらっしゃいましたら、ぜひご支援を広げてください。

※今日のジョギング
コース:3・3・6号線国分川沿い
距離:3.7km
時間:19分42秒
速度:11.3km/h
消費カロリー:276kcal
脂肪燃焼量:19.7g
感想:今日は3.2kmまで休まず走れました。ほんの少しゆっくり走ったのがよかったのかも知れません。今後はこれくらいのペースで走ろうかな。
このサイト(ジョギングシミュレーター)がおもしろいですよ。

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