「獣神演武」はベタ定番から脱するか?
否。
なぜ?
それは、作り手が、この話が大好きだから。
獣神演武は、武侠モノ。
武侠モノ好きが集まって作ったお話。
武侠好きってさ、棍とか、カンフーアクションとか、寺とか、そゆのが出てくるだけで、ごぉっ!と血が燃えちゃうんだよね。
もう何がイイって、武侠だからイイんだよ。武侠だからもーかぶりついちゃうし、武侠臭い台詞、武侠臭いアイテムが出てくるたびに、ワクワクしちゃうんだよね。
私、武侠は別になんとも思わないけど、ちょっぴりSF好きだったから分かるんだ。
SFな設定、SFでしか使わない用語、そゆのがあると、おっ?!とか惹かれちゃう。「回転を止めろ!」じゃなくて「この角運動を制御しろ!」とかゆってるとそれだけでマンガ買っちゃったりさ(笑)。
たぶん、ファンタジーでもそうゆー人、いるんじゃないかな?ドラゴンとか杖とかって単語で燃える!
それもユルいファンシーなファンタジーじゃなくて、がっちり世界観ながっつり歯応えのファンタジー。描写が重くて、けどその細かさがイイ!
歴史モノでもいるよね?大河ドラマな真面目ーな戦国物にぐぉーっとクるとか。
西洋史でも、カタカナ名前聞いただけでどん!って体温上がったり。
けどね。
SFって、ハードルなんだ。
SFだってだけで、あ、苦手、って思う人がいる。
ファンタジーもそう。歴史物もそう。
ジャンル物は、それだけでハードル。
武侠モノも、そう。
だいたい、武侠って言われてイメージ湧く?
武侠ってすっげマイナーでない?
しかーし。
そういうニッチなジャンルのファンほど、ファン愛は深い。
ほら、マイナーカプほど燃えるでしょ?
それでね。
「獣神演武」は、同人なんだ。
原案が同人小説だった、ってのじゃなく。
好きな人が、好きなもので盛り上がるための、場。
だから、ベタ定番。
だって、ベタ定番の方が、面白いから。
例えば、ロイエドで。
あるいはアルエドでエドアルでエドウィンでヒュロイでロイアイで。
ベタ定番って、ありますよね?
バレンタインのチョコを渡すの渡さないの、屋上に二人きり、雨に濡れて家へ、吹雪の山小屋etc...。
私さ、同人読み始めたとき、必ずカプ注記があるのが不思議だったの。
しかも「軍エド」とか「教師と生徒」とか、シチュエーションまで明記。
誰が、どんな役柄で出てくるのか、先に分かっちゃったらつまらないのに、って思った。
でも、違うのよね~(笑)
分かってるから楽しい。ミエミエだから萌えちゃう。
ベッタベタな定番ゆえに、ウホウホしちゃう(笑)
これがさあ。
知らないキャラだと、もーどーしよーもない駄文なわけだ。
もちろん、どんなベタ定番だって、ぐっとくる話を書ける人もいる。
でもそれは本当に一握りの才能。
つまり。
そういう意味で、「獣神演武」は同人なのよ。
作り手は、この話が大好き。
だからベタ定番ほど面白い。
キャラの役割も、オチがどこかも、ミエミエなのは当然。
しかし、余所者から見たらどーしよーもなくつまらない。
ゆえに。
「獣神演武」は、ベタ定番のまま終わります。
作り手は大好きで。
送り手に愛が無い。
それが「獣神演武」……おおう!泣けるぜ!
さて。
次回は「私は、このブログはガンガン編集部への片道書簡と思えてならない」
メディアミックスを考えるのに、すっごく役立つ有名ブログのご紹介です!
否。
なぜ?
それは、作り手が、この話が大好きだから。
獣神演武は、武侠モノ。
武侠モノ好きが集まって作ったお話。
武侠好きってさ、棍とか、カンフーアクションとか、寺とか、そゆのが出てくるだけで、ごぉっ!と血が燃えちゃうんだよね。
もう何がイイって、武侠だからイイんだよ。武侠だからもーかぶりついちゃうし、武侠臭い台詞、武侠臭いアイテムが出てくるたびに、ワクワクしちゃうんだよね。
私、武侠は別になんとも思わないけど、ちょっぴりSF好きだったから分かるんだ。
SFな設定、SFでしか使わない用語、そゆのがあると、おっ?!とか惹かれちゃう。「回転を止めろ!」じゃなくて「この角運動を制御しろ!」とかゆってるとそれだけでマンガ買っちゃったりさ(笑)。
たぶん、ファンタジーでもそうゆー人、いるんじゃないかな?ドラゴンとか杖とかって単語で燃える!
それもユルいファンシーなファンタジーじゃなくて、がっちり世界観ながっつり歯応えのファンタジー。描写が重くて、けどその細かさがイイ!
歴史モノでもいるよね?大河ドラマな真面目ーな戦国物にぐぉーっとクるとか。
西洋史でも、カタカナ名前聞いただけでどん!って体温上がったり。
けどね。
SFって、ハードルなんだ。
SFだってだけで、あ、苦手、って思う人がいる。
ファンタジーもそう。歴史物もそう。
ジャンル物は、それだけでハードル。
武侠モノも、そう。
だいたい、武侠って言われてイメージ湧く?
武侠ってすっげマイナーでない?
しかーし。
そういうニッチなジャンルのファンほど、ファン愛は深い。
ほら、マイナーカプほど燃えるでしょ?
それでね。
「獣神演武」は、同人なんだ。
原案が同人小説だった、ってのじゃなく。
好きな人が、好きなもので盛り上がるための、場。
だから、ベタ定番。
だって、ベタ定番の方が、面白いから。
例えば、ロイエドで。
あるいはアルエドでエドアルでエドウィンでヒュロイでロイアイで。
ベタ定番って、ありますよね?
バレンタインのチョコを渡すの渡さないの、屋上に二人きり、雨に濡れて家へ、吹雪の山小屋etc...。
私さ、同人読み始めたとき、必ずカプ注記があるのが不思議だったの。
しかも「軍エド」とか「教師と生徒」とか、シチュエーションまで明記。
誰が、どんな役柄で出てくるのか、先に分かっちゃったらつまらないのに、って思った。
でも、違うのよね~(笑)
分かってるから楽しい。ミエミエだから萌えちゃう。
ベッタベタな定番ゆえに、ウホウホしちゃう(笑)
これがさあ。
知らないキャラだと、もーどーしよーもない駄文なわけだ。
もちろん、どんなベタ定番だって、ぐっとくる話を書ける人もいる。
でもそれは本当に一握りの才能。
つまり。
そういう意味で、「獣神演武」は同人なのよ。
作り手は、この話が大好き。
だからベタ定番ほど面白い。
キャラの役割も、オチがどこかも、ミエミエなのは当然。
しかし、余所者から見たらどーしよーもなくつまらない。
ゆえに。
「獣神演武」は、ベタ定番のまま終わります。
作り手は大好きで。
送り手に愛が無い。
それが「獣神演武」……おおう!泣けるぜ!
さて。
次回は「私は、このブログはガンガン編集部への片道書簡と思えてならない」
メディアミックスを考えるのに、すっごく役立つ有名ブログのご紹介です!
さて、今回は「獣神演武」はベタな展開から脱するのか?とのお題ですね。
私も毎回ベタベタな展開でうんざりして雑誌の方は買わなくなっていたのでわかりやすく解説していただいて今回もスッキリしました☆
書き手が自分の話を好きなのは人それぞれですが、
「もっと面白い話が書きたいからこの展開をこうしてああして・・・」という類の努力が見られないんですよね。むしろ「この展開が自分は好きでこのキャラにああせて・・・」というオナニー(下世話な表現で失礼!)の塊になっちゃって、オマケに荒川さんという強力な広告を使っているのが許せません。
荒川さんの読者をそしてオタクをこのスタッフは舐めきっていてる。
アニメは一話だけ見ましたが私の想像を遥かに超えて宇宙の彼方の方向に突っ走っているのでもう見る気がありませんよ、夜中という時間帯だし。
歌猫様がバッサリとブログで獣神演武を論じて頂いて荒川先生ファンは骨太な方がおられるんだと安心しました~(>_<)
ホント、「獣神演武」の時系列のサイトが探し出せないのが悔やまれる・・・アニメ放送決まってからだったのでここ2,3ヶ月のハズなのですが。
これからも頑張ってくださいね!
影ながら応援しています(^^)
スッキリしていただけましたか?それは嬉しいです!
私も散々モヤモヤしてたんで(苦笑)、今モヤモヤの最中にいる方の苦しさ落ち着かなさを少しでも解消できればいいなー、なんて。
そうなんですよね、自分の「好き」を、どう相手に伝えるか、という思考回路がほとんど働いていないとゆーか……中学生の夢小説を読むよーな、こー、気恥ずかしいモノがありますよね(笑)
荒川先生はどんなに熱くても常に冷静客観的視点をもっていて、だから物語が理知的に進むんですが、ヘタに荒川先生を掲げてるんで余計にその落差が目立っちゃって。
なぜ鋼はこんなに面白いのか、を考えるのと同じに、なぜ獣神は面白く無いのか、をずっと考えてきました。
コメント励みになります!どうもありがとうございました!