宴乃桜/徒然お箏日記

お箏弾き「宴乃桜」の日記です。

今度は背中が…

2013-01-31 23:41:09 | Weblog
やっと首が治ったと思ったら、今度は背中を傷めてしまいました。次々と…どうなっているのでしょう…

今週やっと復帰して、順調に稽古していたのですが、

今日箏弦塾でお花を活けていたら、急に背中に痛みが走り、そのまま、正座して両手をついた姿勢のまま動けなくなりました。驚き、信じられない気持ちでした。
今度は背中か、と、痛みと情けなさで涙が出ました。

幸い携帯が手の届く所にあったので、必死に開けて、おばあちゃんと、近所の弟子のお母さん達にメールで助けを求めたら、飛んできてくれました。有り難い事です。(;人;)

初めは本当に痛くて、息をしても痛いから、胸も痛くなり、呼吸も苦しかった。痛い時は息を止めるから余計にぜいぜいなりました。

皆さんがほぼ同時に来てくれて、知り合いの整骨院に電話して、とにかく今どうしたらいいかを聞いてくれて、手当てしてくれました。

箏弦塾には毛布を置いてるので、敷いてくれて、2時間ほどぐっすり眠ってしまいました。

さっきからはだいぶ楽になり、動けるようになりました。
明日は、首の整形受診日なので、ついでに診て頂こうと思います。

次から次と、なぜこうなるのかな…と、本当に情けなくて涙鼻水が出ましたが、

でも今は行事の前でもなく、これが箏弦塾だから皆さんが来てくれましたが、自宅だったらどうなっていたか…、時間がお昼だから良かったけど、早朝や深夜だったらどうだったか…

まだ運が良かったと思います。

亡き師匠中西雅窓先生が、箏弦塾に来るまで、発症を食い止めて下さってたのかと思います。

明日は整形で、もしかしたら注射されるかもしれませんが、それでもいいです。
いいですというより、言われるままにしなくちゃ。

これも更年期障害の一種の現れかな…

更年期障害ではないけど、更年期による体調の変化、という方が当たってるかもしれません。

弟子のお母さん達は、また様子見に来てくれたり、メールくれたり、本当に有り難いです。
渡る世間に鬼はなし、助けを求めたら助けてくれるものですね。
人間は弱いもの、1人では生きていけないもの、自分は1人で生きている、なんてえらそうには言ってはいけませんね。たくさんの人に支えられて生かされています。

おばあちゃんがさっき電話くれて、
「先生、ストレスもあるのよ…絶対それはありますよ。」
と言って下さったのを聞き、涙がにじみました。自分では今ストレスなど思い当たらないのに、そう言われて体が反応するという事は、ストレスがあるのかな…と…

でも私は強いから大丈夫です。猫達の天寿を全うさせる為、弟子らの将来の為、私は頑張って生き抜きます。この頃体の痛みや情けなさでよく涙が出るのですが、年を取った時、きっと今の涙の日々は自信に繋がると思います。乗り切って見せます。

これだけ書き込めますから、もうかなり良くなってると思います。明日また報告します。

今日お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。恩に着ます。
m(_ _)m

「出来ない」という言葉

2013-01-31 03:07:08 | Weblog
日頃の稽古、めだかの学校かカルガモ一家の為、指が鈍るので、ちょっと器楽曲を練習しています。

指は動かないものです。元々下手な私が、やはり訓練してないと尚錆びますね…

こういう、弾く苦労をしていると、弟子達の苦労も分かります。

そこでふと思ったのですが、
「出来ない」
と、すぐ口に出す子ははっきり言って伸びません。
3年経って童謡がやっと弾けるか弾けないかです。恐るべきローペース。

でも、それを口に出さない子は伸びます。

私はすぐ
「出来ない」
と口に出すのが嫌いです。投げてしまうのは簡単な事、でも、投げてしまっては始まりません。

うちの弟子らはそんな事を言う子は1人もいなくて、なんとかしよう、したい、弾けるようになりたい、と思って素直に頑張っています。
でも団体レッスンでは、時にそういう子供がたくさん居る団体があります。1人ずつの個人レッスンで、じっくり心からの稽古が出来ないから、心の有り様まで教える事が出来ません。
それにそういうのは子供間で連鎖します。
「出来ない」
と発言して、姿勢をだらっとしたら気が楽になりますからね。歩いていて、急に道に座り込んだり寝ころんだりするようなものです。
前を見て脇目をふらず、こつこつ歩き続ける子に、あっという間にはるか置いていかれるのも当然なのですが、数人でそうしてだらだらしていたら、置いて行かれても心にダメージを負わないのでしょう。

そういう子らの中には、腕を引っ張って立ち上がらせて、歩きなさい!と叱られたい子もいます。

私は子供を甘やかす術は知らないので、本来そういう事はしない主義ですが、謝金を頂いてる以上は仕事だから弾かせなきゃならない訳で、昔に比べたら沸点は高くはなりましたが、よく怒る先生です。

私は体罰肯定派だから、必要な時には叩くべきだと思っています。悪態つく子供は負のテンションが高くなっていますから、そのテンションをへし折らないと、大人しくもならないし、こちらの言う事を聞こうともしません。一度恐怖を感じる程怒っておけば、以来子供は話を聞こうとはします。その時本人に納得行く話をすれば、子供だとて、そりゃそうだ、と思うものだから、話が出来る状態にするには持って行きようがあると思っています。

ただそれも子供の気質によりけりで、タフな子にはそれでいいですが、ガラスのハートに恐怖を感じる程怒ったら、過呼吸起こしたりします。

私は子供を見ていて、タフネスかガラスか、タフに見えて実はガラスか、かと思えばある部分はやはり無神経だったりと、ハートの強さもろさは見えるから、必要な時には叩かねば通じないと思っています。
ただ最近もう立ち上がって歩いて行って、叩いて怒って、また戻って来るのがしんどくなって来ました。喉も痛くなるし手もひりひりするし。もう滅多に叩きません。
その代わり心の中で切り捨て見捨てます。

若い時は叩いて怒って見捨てませんでした。

どちらが良い先生でしょうね…。

子供に限らず、大人でも壮年でも、やはり
「出来ない」
と発言する人は伸び悩みます。私はこの言葉がとても嫌いだから、それを言うなと指導しますが、なかなかですね。

「出来ない」
と言ってしまえば終わりです。その先がなくなります。
口は災いの門、たった一言で自分を生かすも殺すもまた自分の口、と言っても過言ではないのでしょう…。

稽古再開

2013-01-29 05:11:13 | Weblog
早く寝たら深夜に目が覚める。(x_x;)

この度派手な肩こりで、首頭がオーバーヒート、プスプス…と煙を上げ始め、火を吹き始めたような状態だったので、一週間お稽古休ませて頂きました。

今月たまたま5週間あるので、本来お休みの5週目と入れ替えて、先週一週間休ませて頂きました。
5週目はお休み、と、色々予定してた人もいたかと思います。本当に迷惑かけてごめんなさい。

でもおかげさまでもう大丈夫です。ゆっくり休養出来、治療の甲斐もあり、首も左右向けるようになりました。朝起き抜けも、自分で頭を持ち上げて起きられるようになりました。物療だけはこれからもうずっと通おうと思います。10分ですし。あの首頭の痛みはもう怖いですから。

物療は、気持ち良いのかどうかわからないんですが、終わって帰るとき、運転の左右確認がし易いから、効いてるんでしょうね。
マッサージの方が気持ち良いけど…

わがままを通させてもらって一週間休み、昨日月曜日から稽古再開しました。
午前中物療に行き、小学校クラブもあり、個人稽古は6人、13時~20時でした。

久しぶりの稽古、乗ってやれました。甲斐のある稽古が全員に出来たと満足です。個人稽古6人のうちお箏は2人、三弦は2人、お箏三弦両方が2人でした。やはり13時~20時というのはちょっと大変でしたが、休憩も30分×2は取れたし、まだへとへとという程ではありませんでした。

終わった後の食事が美味しかったです。

また今日から一層頑張ります!

どうすれば…

2013-01-29 03:55:54 | Weblog
元気になったので、一度アップしたかった事を書きます。

かなり以前、県外の業界人から
「若い世代を増やすには若い先生が必要。若い先生を育てるにはどうしたらいいのか?」

という、日本全国共通のテーマで話した事があります。

私はこれに対しては、比較的即答しました。

若い先生に苦労させてあげなきゃならないと思います。働く場を与える。ベテランの先生方が、若い先生からそういう苦労を取り上げて、働く場を与えず、代わりに苦渋忍耐ばかり強いていないか?

と私は思います。

調弦にも慣れず、教える要領もわからない、合奏を引っ張るにも不必要な緊張をする、パートリーダーもどぎまぎしている、という若い先生、案外いるのではないでしょうか?

まあ、その先生の性格というか気質にもよるとは思いますが…

ちょっと話逸れますが、昔、師範まで職格が上った人が、うちの小学生に付いて行こうと頼った事がありました。

私は申し訳ありませんが、この人を心底軽蔑しました。良い年をして家庭の主婦でもあり、弟子まで持ち、師範という職格まで上った人がですよ、小学生を頼ろうとするとは。

私はうちの小学生が可哀想でした。小学生が、お母さんより年上の、よそのお箏の先生に頼られたらどんな気持ちになるか。

私はこの人に、今日限りお箏はやめてほしいと思いました。実力うんぬんじゃなく、自分への責任、プライド、自分の弟子という他者への責任感からもう一度人生やり直してほしいと思いました。この人の生きてきた芸の道の誇りというものはどこにあるのでしょう?
ないんですよね、きっと。

当時話はする関係で、私にも何くれとなく聞いてきていましたが、私から見ても先輩、年上なんです。
しかし私も、年上、先輩であろうと、うちの弟子が関わったら黙ってはおれませんので
「先生も師範までなられた先生なんですから…。」
とだけ言いました。うちの子を頼るようなみっともない事はやめて、と訴えるつもりで言いました。

そしたらまたなんと
「先生になったからと言って、何でも出来る訳じゃないんやから。」
と言ったんです。

心の中で
「はあ?」
でした。だから小学生を頼るんかい?

この人、今すぐ目の前から消えてほしかった。

私の言う事思う事は厳しいでしょうか?
私はそうは思いません。

私は17才の高校生の時から弟子がいますが、月謝を頂く以上仕事だから、弟子に質問されて「わからない」とだけは答えてはいけない、何としても何を聞かれてもわかるようにしておかねば。
と思っていました。

しかし17才の、まだ少女みたいな師匠は、わからない事ばかりです。当然。
まだ正派のレコードも録音し始めた時代だから音源もありません。携帯電話やパソコンなど影も形もない時代、チューナーすらない、調子笛の時代、何の情報源もない時代です。昭和50年代ですから。

だから私は当時必死でした。音楽関係の本を読みあさり、楽理を最初から勉強し直したり、楽譜の解説をじっくり読んだり、誰かが知らない用語を使ってたら、それはどういう意味か楽器店に聞きに行ったり、

本当に必死で頑張りました。それは弟子への責任、幹部の責任ですから。

私は17才の高校生の時から、そうして必死に、険しい師匠道を、本当に必死に歩いて来て、しかしそれは当然そういうもの、と、

私はそう思っていたのに、

この私より年上の先輩は、私より長く師匠道を歩いているのに、いい年をして、何十年も師匠をしているのに、いとも簡単に
「何でも出来る訳じゃない。」
と、あっさり容易く言い放てるプライドの低さで、同じ箏曲家としてもう幻滅の極み、口もきくのもばかばかしくなりました。これ程おつむのあっさり容易い人とはもうお付き合いは私は出来ない。今は人間関係にありません。論外。

それぞれ生き方はあります。私は本来人の生き方や思想や思考には全く興味はなく、どうでも好きにしたらいいと思う方ですが、

しかしこれは個人の生き方だけの問題じゃないと思います。師範という職格まで頂いたなら、全うすべきものがあるんじゃないかい?恥知らずな。恥さらしな。よくそれで世の中通るものよ。うらやましいね。

この人の師匠もこの人への躾が悪いと思った。考えたらそっくりです。まあそこまで言わんでいいけど。

だいぶ前の事ですが、そんな事がありました。

弟子を取るなら険しい師匠道に入る覚悟はあった方がいいと思う。
それが嫌なら月謝は取らず、趣味のサークル活動でもしてたらいいんです。
と思う。

能力がなくても必死に頑張ってれば、弟子はその姿を見てるでしょう。私は能力がないから必死に頑張って本を読んで人にものを聞いて、音源も楽譜も買いあさり、演奏会も講習会も全国走り回って、練習も鬼のようにして、歯を食いしばって弾き、血を吐いたり不眠に悩んだりしました。練習したくて眠れなかったんです。練習が好きなんじゃない、しないと上達しない、と、這い上がるのに死に物狂いでした。芸の道とはそういうものです。生易しい事じゃない。必死でやって来ました。私はあの人みたいに能力がないからと自分を容易く諦める発言したりしたくなかった。弟子達の為に。

私の肩こりは歯を食いしばって練習するからかもしれません。声が出なくなったら喀血の前兆です。

私はああいう無責任なお安い人は非常に苦手。人間意地もプライドも持たねば。何のための人生よ。

日頃忘れていますが思い出してしまった。

それた話が長くなった。

だから結局、若い先生は、こういう無責任な容量の小さい気質でないなら、責任を持って頑張る力を持って苦労しなければならないと思います。与えられるのを待ってたら一生もらえません。取りに行かなきゃ。

私は弟子には教える苦労はしてもらおうと思います。いい先生になるには鍛えられなきゃなれません。弟子に生意気言われ、背かれ、保護者にばかにされ、それでもそういう弟子の為に身銭を切って尽くさねばならないもの。伝わらないわからない相手に実りのない苦労もせねばならぬもの。そうしていい先生になって行くんです。

しかし限度があるから、私は、自分の弟子をあまりにないがしろにするような、泣かせるような存在があったとしたら私が許さない。

師匠道は険しいものです。

今日はちと頭に来たかな?
しゃんと覚悟を決めて生きたいものですよね…

真面目な話も時々します。

2013-01-28 01:46:43 | Weblog
私が頼る弟子のおばあちゃんは、いつ会っても語録集を出したいほど面白い話が口から飛び出して来ます。

私はお腹の皮がよじれる程笑い、腹筋が鍛えられようかと思うほど声を上げて笑ってしまいます。
おばあちゃんも小柄なのに、あの体の割には高らかによく笑っています。

それが良いんですよね…。何でも笑い飛ばす。笑う門には福来る。私はあのおばあちゃんと居ると、食欲は湧くし血行良くなるのか、顔色が良くなります。幸せ感じます。今日も、しばらく話していると、
「先生、ほっぺたがピンクになりましたよ。」
と言って下さいました。おばあちゃんのおかげです。あれだけ笑ったら血色も良くなりますね。

こんな風に、いつも爆笑の渦ですが、真面目な話も時々します。

私はおばあちゃんに比べたら若輩ですが、僭越ですがよく話すのが
「人間、心掛け次第で人生明暗分けますね。行く末の結果は自分が出した結末。」
という話で、おばあちゃんも全力で同意してくれます。色んな人生見て、本当にこの頃そう思うので。

人を利用しようとしたり、利用して生きたら、案外簡単に見破られ、人は離れていく。信用を得られない。

したようにされるもの、人を利用する人は、自身がもっと大きな力に利用されている。したようにされる。

今の自分は自分で出した結果。

自分より人を大事にしたら人もそうしてくれるけれど、自分を最優先して人を後回しにしたら、人もその人を後回しにする、人の為に尽くしてないと、いざという時に助けてはくれない。いざという時じゃなくても助けてくれない。したようにされる。

色んな人生見て、本当にこの頃そう思います。

おばあちゃんがおっしゃるに、私の生まれ育ち、経歴など、おばあちゃんのそれととてもよく似てるのだそうです。だから、ちょっと他人様には理解してもらいにくい私の気持ちなどを、しっかり理解してくれるんです。おばあちゃんラブザンス。

マンスリーライブは、終わったらオーナーさんが茶話会をして下さいますが、その時
「私は人間まだまだ、おばあちゃんには教えられてばかり。教えられて、自分の未熟さを知るばかり。」
と言うと、常連さん達は
「ほお~!」
と、ハモって感動するのですが、おばあちゃんは、
「悪い事ばっかり教えてるんです。」
と、大笑いしていました。(爆)

しかし本当に、

したようにされる、
全て自分が出した結果、
心掛け次第で人生明暗分ける

これはつくづくそう思います。おばあちゃんと出会えて良かった。人が生きるには、辛口の人と、100%甘口の人と両方必要と言います。辛口の人はいくらでもいるけど、100%甘口で、しっかり理解してくれる人はなかなか居ないと思います。私はこのおばあちゃんに出会えて幸運です。おばあちゃんの期待に応える為にも頑張らなきゃ。

お箏ロビーコンサート

2013-01-27 21:10:59 | Weblog
松山市内のイベント情報サイトで知りました。今日市内某所の建物で、お箏&ハープのロビーコンサートがあるという事なので、明日からの稽古再開に向けて気合いを入れる為にも行って来ました。私の保護者のような弟子のおばあちゃんと行きました。

ところがぎっちょん。

お箏は出て来なかった。

でも、こういったライブを、客席に座ってゆっくり聴く事がないし、演奏者の方は当地ではよく名前を聞く方なので、初めて拝聴出来て、ゆったりしたひと時で、勉強にもなりましたし良かったです。

とても綺麗な方でした。年齢も何となく私位の感じに見えました。私みたいな俵とは全然違う、スリムで綺麗なプロポーションは魅力的でした。

帰りの車の中、
「私もまずあのくらい痩せなきゃ。」
と言うと、おばあちゃんは大笑いして
「それは無理、相当無理。」
と言った。(爆)

相当無理とは。ちょっと無理、位にしといてほしかった、

と言うと、更に

絶望的です。

と言い放った。(爆)

あのお衣装は2~3万円するでしょうね、

と言うと、

2万はしません、

と、また言った。(爆)

このおばあちゃんと居ると本当に世の憂さを忘れます。そんな事を、他の人にも言われるらしいですが、

私は普通にものを言ってるだけで、陰気な人間なのに何でやろう???

と、意味不明な事をつぶやいていた。陰気とは誰の事?

このおばあちゃんは、旦那様は趣味が水彩画だそうで、建物の絵を描いていたけど、それを見て、
「おじいさん、これ、崩れかけてますね。」
と言ったとか。(笑)

「おじいさんも、「そうよ…。」と言ったから自分でも分かってるんですよ。建物が崩れかけたらいかんです。」

と、真顔で言うから可笑しいしおじいちゃんが気の毒だし…

おじいちゃんの絵はお見事なんです。私もギャラリーで9年ライブしていたら、自然少しは絵心もつきましたが、おじいちゃんの絵はギャラリーにあっても似つかわしい程玄人はだしです。趣味にしてはすごいんです。

それなのにおばあちゃん、ご自分は絵を描く事もないでしょうに、おじいちゃんの絵を「崩れかけ」とは…。水彩画とは言わず「お絵かき」と言うし。

おばあちゃん最高です。
今日のロビーコンサートも、
「先生たぶん、衣装の事考えてただろうと思いました。」
と、見破られた。お見通しじゃわ。(爆)

アニマル・セラピー

2013-01-27 11:52:09 | Weblog
今回の私の首と頭の痛みは、うちの猫達にかなり癒やしてもらいました。

ベル、リリカ、ぶー子(ミーコ)、この3匹の宝物は本当に有り難かったです。

私が具合が悪かろうと、必死で朝起き上がろうと苦しんでいようと、平気でチョロチョロまとわりついて甘えてみたり、ご飯を請求したり、トイレについて来いと呼んだり、姉妹ケンカしたり、

へっちゃらな3匹でした。そりゃそうでしょうけど…

3匹のうち、末っ子ミーコだけが抱っこを嫌がらず、抱くといつまでも膝から降りません。ゴロゴロ言うし。よく働いてくれます。
ベルとリリカは甘えん坊のくせに、抱っこするとのけぞったり反対向いたり爪出したりして膝からすぐ降ります。働きの悪い。

うちの3匹には
「抱っこされるのがお仕事です!ご飯食べたかったら抱っこ我慢しなさい!」
といつも言っています。ミーコだけです、ちゃんと働いているのは。

首や頭が痛い時は、うつむく事も難儀でしたが、でもどうしても猫を触って抱っこしたかった。

それで、抱っこを抵抗しないミーコを抱くのですが、何せ太いから重い!常時首や頭に痛みは来てますが、特にこの関取猫を抱き上げると、ズーンと来ます。

それでもミーコを触りたい、抱きたい。この子を抱いたら胸の底から湧き上がるもの、ほとばしるものがあるんです。可愛いですもの。宝物ですもの。首が痛くても抱きたい。どんなに幸せを感じさせてくれるか。

一昨年のぎっくり腰の時も、痛みにうなる私の布団の周りを、猫達は運動会してぐるぐる走り回っていました。布団を横断し始めたらどうしよう、と冷や冷やしましたが、それはなぜかなかった。ペットは有り難いです。一昨年のぎっくり腰の時も今回も、もしこの子らがいなかったら、メンタル面がかなりやられ、鬱まで行ったかもしれません。ぎっくり腰の時は生きる事が投げやりになりましたもの。あまりの辛さに、もう何もかもどうでもよくなった瞬間が2~3度ありました。猫達がいなかったら精神的にどうなっていたか。

アニマル・セラピーとは効果大だと思います。特に私には我が子も同然ですから。宝物です。自分1人ならどうなっていたらわかりませんが、この子らがいてくれたから精神が保った。良かったです。可愛い可愛い宝物です。いくら言っても表現しきれません。3匹が可愛いです。

闘病報告/首が固まり…

2013-01-27 02:05:52 | Weblog
15日から始まった今回の首痛、一番ひどかったのは23日水曜日の朝でした。病院に行った日です。

目が覚めてから、首が左を向いて寝ていたそのままの角度で固まってしまい、全然動かず、首が横を向いたままなんです。これは怖かったです。首頭の痛みも一番この日が厳しかった。歩くのもひびきました。もちろん自分で首を触る事も出来ません。病院に行く支度をするのに、髪をブラシでとくのも大変でした。ブラシを頭にあてるだけでズンと痛みが来るし、それを引っ張る事も出来ません。結局全体とく事が出来ず、半分乱れ髪で行きました。

でも、毎日のお薬と物療のおかげで、26日土曜日の朝、何と自力で起き上がれました!両手で頭を持たなくても、痛みなく左右が向けました!!おおお~っ!!素晴らしい!
(゜Д゜;≡;゜Д゜)

目に星が入り、私の後ろに朝日の背景が出ました!心で朝日を背負ってガッツポーズを決めた!自分で頭を上げて起き上がれる有り難さ嬉しさは言葉にならない気持ちでした。

これまで約2週間、痛みで深く眠れてなかったので、夕方3時間ほどぐっすり眠れて、すっきりしました。

まだ頭の先の方に軽い痛みと違和感はあります。左後ろは振り向けるようになりましたが、右はまだちょっとしんどく、肩から振り向きます。

首の左側はもう痛みはなく、押さえたら気持ちいい、普通の「肩こり」みたいな感じまで戻りました。右は押さえると、ちょっとまだ怖い感じの痛みが頭まで走るので、もう少しかかるかと思います。
レントゲンに写った「軟骨状態になった凝り」は、この奥あたりにあるのかしらと思っています。当分週1の受診と、毎日の物療は続けようと思います。この軟骨状の凝りを何とか溶かさないと、手術で取り出すなんて事になったら…

そんな事はいやです。猫を置いて入院など出来んし。

後、おばあちゃんが、月に1回はマッサージに行くよう言って下さったので、なるべく行くようにしようと思います。
でもマッサージは私には高額なので、この月末はもう行けませんし、今後も月1回も行けるかどうか…
物療は気が楽な程度だから、しばらくしつこく続けようと思います。

でもここまで回復出来たら、治療にも積極的な気持ちになれます。あまりに痛みが激しい時は、動けないし、全てに消極的になり、考えや判断力が鈍ります。顔も、いつも苦痛に歪んでいるから鏡も見たくない。枯れかけですが一応女だから、醜い顔は辛いです。

こんな2週間でしたが、

今は自分であちこち向けるのが有り難いばかり。楽しい。気持ちも幸せで笑顔が出ます。

この一週間稽古を休み、自己嫌悪でしたが、何日目かに、丸1日稽古がないと思うと何だか軽くて、体はつらくてもふわふわ浮いてるような、楽な気持ちになった日がありました。思えば今お休みの曜日がありません。この一週間は、亡き師匠中西雅窓先生が、無理やり下さった休暇かとも思っています。これからは無理にも月に1日は完全休日を取ろうと思います。

明日はこの一週間最後の休日、月曜日からまたちゃんと責任持って稽古を再開出来るよう、明日はだめ押しにしっかり休んでおきます。

元気になると、色々むくむくとまた考えが浮かんで来ています。またやりますよ!頑張ります!

脳も凝る!?

2013-01-26 22:31:41 | Weblog
テレビで言ってた、と、人から聞きました。脳も凝るんだそうですね。

教えてくれた人は、私がそうではないのかと心配してくれましたが…

何でも、脳のある部分は、空洞(?)でなければならないのを、考える事が多すぎると、この、空虚であるべき部分まで使ってしまって、その疲労が体に来るとか…

そんな風に聞きました。


私は考える事など何もなく…考える脳みそもない…空虚な部分どころか頭が空洞である。

闘病報告/温泉で倒れ…

2013-01-26 22:31:20 | Weblog
実はこの首痛が起きて間もなくの頃、また温泉で倒れました。これで3回目です。精神的にだいぶショックでした。温めなきゃ、と思いすぎた。
はたまた血圧か?
弱り目に祟り目です。

でも今回は軽くて、10分ほどで回復しました。精神的に参りましたが。夜中だし。前回は1時間起きれませんでした。

今回もまた、皆さんがよってたかって介抱して下さり、本当に何とお礼を言えばいいのか、(/_・、)有り難さでいっぱいです。
みんなが心配して、誰かが事務所でバスタオルをたくさん借りてきてくれて、縁台に敷いて横にならせてくれて、掛けてくれて、足を冷やせと洗面器に水を汲んでくれたり、水を飲めと置いてくれたり、あおいでくれたり、顔色を見て、唇に色が戻った、良かった、と話し合ってくれたり、本当にどうしたらいいんでしょう。(/_・、)

誰かがこうなったら、私もこのようにして介抱したらいいのだな、と、覚えておこうと思いました。

弟子のおばあちゃんの指示で、その後温泉には2日程行くのを控えていましたが、3日目に行くと、また皆さんが
「その後大丈夫?見かけないから心配していたのよ。」
と、口々に言って下さいました。(/_・、) 泣くよ、もう。

この日は皆さんにお礼を言い回るのが忙しかったです。

温泉は気持ちいい分、体への負担もかなりなのでしょう…。食べ物でも美味しいご馳走は、体にきつかったりしますものね。

温泉も気持ちいいからと嬉しがってばかりではいけませんのですね…。